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【「被曝回避が現実展開で本当に組むべき相手は誰なのか」という戦略、「自分は大丈夫」が“過信”となるリスク】
放射能汚染が厳しい現実は、関東でも何も変化はありません。
埼玉県は、秩父で捕獲された鹿肉からセシウムが検出されたと伝えています。
数値は下記のとおり、セシウム134、セシウム137、合算です。
ニホン ジカ |
秩父市 (浦山) |
H28年10月4日 |
H28年10月11日 |
49.7 |
309 |
360 |
ニホン ジカ |
秩父市 (浦山) |
H28年10月4日 |
H28年10月11日 |
18.8 |
108 |
130 |
セシウム134も含めて、多いものは360Bq/kgも検出されています。
イノシシに比べて、鹿はまだ数値が低いと一般的には思われていますが、このエリアでは数値は高いままということです。
同じ秩父では過去にもこのような鹿のセシウム汚染値が計測されています。関東を取り巻く山地の汚染状況は厳しいままで、ここを水源とする水に、関東の水道は依存していることもきちんと考えるべき話と思います。
何も話は変化していません。
こういうエリアの獣肉は食してはなりません。セシウム以外の核種も一定量或ることは間違いないです。
他の食材と比較しても、リスクは圧倒的に大きいとだろうと思われます。
平成24年10月21日 820Bq/Kg
平成25年10月6日 200Bq/Kg
平成26年11月2日 530Bq/Kg
平成28年7月7日 220Bq/Kg
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残席は3席程。【10/23(日)木下黄太と話す被曝問題 in 世田谷】
開場15:30 講演15:45~18:00
東急電鉄大井町線九品仏駅すぐ 九品仏地区会館和室 世田谷区奥沢7丁目34−3
定 員:40人
申し込み⇒http://kokucheese.com/event/index/428524/
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阿蘇山噴火関連で、今度は石井国土交通相が記者会見で、「風評被害が拡大しないよう、正確な情報発信に努める」と述べたそうです。
というか、なんで爆発的噴火が起きてすぐに、「風評被害」という言葉ばかりを政治家が口にするのか。
リスクをきちんと認識しない、こうした連中が跋扈する状況は、日本の実質的凋落をまざまざと見せつけられていると思います。