「川内1号機再開、事実上容認する姿勢 鹿児島知事」 という記事が朝日新聞に出ています。
三反園知事が、こうしたスタンスになっていることを裏切られた感じる方もいるかもしれませんが、それは余りにも現実を確認していない話に過ぎません。
というか、そんなに善意を信じているネット住民は、小学校から学んだ方がよいです。現実を認識するには。
僕には想定内の話です。というか、こんな人でしかないと僕は最初から思っていました。
鹿児島のメディア関係者は、選挙中に再稼働の話を彼にいくら聞いてもきちんと明言しないとこぼしていました。
選挙にとってプラスマイナスを中心に考えているから、きちんと明言しないようにしたのだろうと思います。
しかし、前職と比較すると、再稼働に条件をつけた言い方を続けていたため、反原発側が一方的に期待したに他なりませんし、彼のことを疑っていた反原発側の人々も現地では多かったです。
でも選択肢は他にありません。
私はご本人は直接知りませんが、業界の噂話は一定程度知っていて、本人に関する評価もよく聞いています。
とても、再稼働に強く反対したり、市民側との連携を深めるようなタイプの方と思える話は、聞いたことがありません。
実は原発に関して政策合意をしたはずの市民団体から、その約束を守れとする文書も今月上旬には出されていました。
しかし、彼らとの面会も為されず、そこで求められている原子力問題検討委員会の設置も為されていません。
そして、朝日新聞のこの記事。
事実上、ご本人のスタンスははっきりしたのだろうと思います。
ご本人がもともと政治記者としてどういう勢力と近い人物なのかを確認すれば自ずとわかります。
まあ、そういう人物に過剰な期待をする方がどうかしているということに過ぎませんから。
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