趣味の電脳

WEBサイトの作り方、PCの周辺機器、タブレットの活用等について

続 テレビや録画機が売れない本当の原因は?

2012-11-15 11:34:52 | 機器について

最近は、テレビは地デジになってから高画質なのですが、私は4700円の格安地デジチューナーのAV端子に格安の27インチのパソコン用のモニタをつないでいます。したがって画質は粗いですが、3m以上離れて見ればきれいに見えますので、ただ単に映っておれば画質なんかどうでもいいと認識しています。それに、録画に関しては、PCで録画している関係上、DVDにはムーブに不具合があるし、本体が壊れたら今まで録画してあった映像が100%見れないのも分かりきっており、せいぜい保存期間は長くて2~3年です。ひょっとしたら1年未満かも・・・。

 前回のブログでも書きましたが、Bcasカードでスクランブルをかけて著作権法でガチガチに縛って、しかも今年の10月1日からは、それ以上の法の網をかぶせて、CPRMを解除したら違法である・・・という恐ろしい罰則まで課しています。そこまでして著作権を守っていったいどんな家電メーカーや国民の喜ぶ結果が出るんでしょうか?といいたいのです。結果は、シャープとか東芝、パナソニックなどの国産電機メーカーの収益をいっそう大幅に赤字に転落させている第一の元凶ではないのかと思わざるを得ません。これは、単なる独断や偏見ではなくて、長年、23歳から60歳まで、国産メーカーのテレビやビデオや録画機、ビデオカメラを生活費を圧迫してでも買い続けてきた私が、もう一切テレビ機器は買わなくなったしケーブルテレビの契約も打ち切ってしまうほど興味がうせてしまったことからも、テレビ録画の好きな一般国民も同様の考えやテレビ嫌いや不要論に傾いたと思うからです。

 著作権を建前にして、やりすぎの規制をかけるとそれがために日本経済がおかしくなってしまいます。それを、隣国との摩擦のせいにしたりしても始まりません。これじゃあ、何か世界中のどこかの財政破綻や政治的に行き詰った国の取る常套手段のようです。つまり、自らの国政の不手際による不景気の原因を他国のせいにしたりするだけで、そんなものはナショナリズムでも愛国でも政治的な刷新でも何でもなくて、ただの責任転嫁です。こんなテレビ放送にスクランブルを掛けているのは、おそらく日本だけでしょう。これが、国産電機メーカーの業績不振をまねいている大きな要因ではないでしょうか。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« テレビが売れない本当のわけは | トップ | 公的サイトは宣伝が入ってい... »
最新の画像もっと見る

機器について」カテゴリの最新記事