なかちゃんは武漢でもなんとかやってます!

6年弱の上海生活と4年間の日本生活を終えて、24年4月から武漢で赴任生活を過ごしています。

新型コロナ 上海市における自宅又は指定施設等での隔離処置を開始

2020-03-03 23:52:26 | 新型コロナ
本日(3/3)夕刻、在上海日本国総領事館 からの連絡があり

僕が勤めている公司の駐在員間でも話題になりました。


●本3日午後,上海市人民政府外事弁公室より当館に対して,本3日以降,
新型コロナウイルス感染症が広がっている国・地域(日本を含む)から
上海市に渡航される方については,14日間の自宅又は指定施設での隔離を
お願いする旨の通報がありました。

●現在,上海市政府において規制措置の詳細を検討しており,追って公表される
見込みですが,皆様におかれては関連情報の入手に努めて頂きますとともに,
必ず,上海市にお戻りになる前に,お住まいのマンション等に対し,自宅での
隔離となるのか(あるいは指定施設での隔離を求められるのか),その場合の
具体的なアレンジ等について確認されるようお願いいたします。

●また,上海市に対して出張でお越しになり,短期的に宿泊する予定がある
方々についても,指定施設における隔離が求められる(出張自体が成り立たない)
可能性が生じておりますので,必ず,事前にご宿泊予定のホテル等に対し,
予定どおり宿泊することが可能なのか等について確認するようお願いいたします。

●上海での空港到着時の具体的な対応や(降機後,指定施設へ移送されるのか等),
上海を経由して他の省へ向かわれる方々への対応は,現時点では詳細を
決定できていない模様です。

●本件につきましては,新たな情報が得られ次第,領事メールにおいて
追加情報を配信しますので,ご注意いただきますようお願いいたします。

(連絡先)
○在上海日本国総領事館
(管轄地域:上海市,江蘇省,浙江省,安徽省,江西省)
  住所:上海市万山路8号
  電話:(市外局番021)-5257-4766(代表)
    国外からは+86-21-5257-4766(代表)      
  FAX:(市外局番021)-6278-8988
    国外からは+86-21-6278-8988
  ホームページ:http://www.shanghai.cn.emb-japan.go.jp/


今日3月3日から日本から上海に入った場合も含めて

14日間にわたる自宅または指定施設での隔離をすることになりました。

日本から上海への短期出張は・・・無理になりました。



この規則、日本からみると「なんじゃこりゃ?」と思うところもあると思いますが、

上海市として日本とは比べものにならないほどの徹底的な感染拡大防止策を

実施してその効果を出してきたのです。

ここで再び増やすわけにはいきません。

今は上海に住んでいる僕としてもこの決定には「大賛成」です。

《前に書いたブログにもありますが、僕自身も2月15日~22日まで自宅隔離を体験しました。

 どこに行くにも、どこに入るにも、あらゆるところで体温チェックを実施してます。》


上海市の感染者数は1人増えて338人。完治は2人増えて294人。


新規感染者は減り続けています。

これを再び増やすわけにはいかないのですよね。


当然のことですが、これらの規制は日を追うごとに厳しくなっていくものです。

1日も早く今の警戒体制を解除してもとの経済活動に戻すことが大切です。

記録的な暖冬、少雪でした

2020-03-03 06:42:37 | スノーボード
3月2日に発表になった『冬(12~2月)の天候』をみてみます。

概要
2020年(令和2年)冬(2019年12月~2月)の日本の天候は、
東・西日本で記録的な暖冬となりました。冬の降雪量は全国的にかなり少なく、
北・東日本日本海側で記録的な少雪となりました。

本文
2020年(令和2年)冬(2019年12月~2月)の天候の特徴は以下のとおりです。
 東・西日本で記録的な暖冬となりました
 冬型の気圧配置が続かず、全国的に寒気の流入が弱かったため
高温となる時期が多く、東日本以西の冬の気温はかなり高くなりました。
特に、東・西日本では最も高い記録を更新しました(統計開始は1946/47年冬)。
冬の降雪量は全国的にかなり少なく、北・東日本日本海側で記録的な
少雪となりました
冬型の気圧配置が続かず、寒気の影響を受けにくかったため、全国的に
冬の降雪量はかなり少なく、北・東日本日本海側では最も少ない記録を
更新しました(統計開始は1961/62年冬)。
冬の日照時間は、東日本太平洋側でかなり少なく、降水量は西日本日本海側で
かなり多くなりました
低気圧や前線の影響を受けやすかったため、東日本太平洋側で日照時間が
かなり少なく、西日本日本海側で降水量がかなり多くなりました。




・・・ですよね。

地元長岡で、ひとふゆ通して雪がほとんど積もらなかったというのは

記憶に無かったことでした。

時系列にみると、寒気が流れ込んで寒いときもあったけれど

全体でみると気温が高かったことが一目でわかります。



もう今までのように 「冬=雪がたくさん降る」 ということが

無くなってしまうのか・・・心配です。


【追記】
気象庁が発表した去年12月から先月までのこの冬の天候まとめによりますと、
平均気温は東日本で平年を2.2度、西日本で平年を2度上回りいずれも
統計を取り始めてから最も高くなりました。
富山市や長野県松本市では平年を2.6度上回るなど、全国153の観測点のうち
109か所で冬の平均気温の記録を更新し、各地で記録的な暖冬となりました。

また、降雪量も全国的にかなり少なく、北日本の日本海側で平年の44%、
東日本日本海側では平年のわずか7%にとどまるなど最も少ない記録を更新しました。

気象庁は上空の偏西風が蛇行して平年よりも北側を吹いたことにより
寒気の流れ込みをブロックするような状態になったことが記録的な暖冬の
要因の1つと分析しています。