新型コロナ 入国する人への待機要請開始、感染者増加が対照的な中国と日本

いよいよ中国から日本へ入国する人へ2週間の待機要請が始まりました。

14日間の待機とともに電車、バス、タクシーの公共交通機関は使わないでという「要請」です。



成田空港では、新型コロナウイルスの感染が拡大する前と比べて到着便の数が
大幅に減少し、なかには利用者が１人も乗っていない機体も出ています。

空港会社によりますと、国内で新型コロナウイルスの感染が拡大する前の１月中旬は、
▽香港やマカオを含む中国から１日平均で65便、
▽韓国から25便が到着していました。
しかし、待機要請が始まった９日は、
▽香港やマカオを含む中国が10便、
▽韓国が３便と大幅に減少したということです。


飛行機だけでなく、船舶にも大きな影響が出ております。

現在は中国、韓国からの入国者に限定していますが

イタリアなど感染者が急増している国は他にもあるので

さらに広がるかもですね。

ところで、この自宅待機は法的拘束力は無くて厚生労働省はあくまでも「要請」。

徹底している中国とは対照的ですね。

・・・本気で感染拡大防止をしようとしているのか疑問です。

新型コロナ マスクの購入は慌てずに

日本ではマスク不足の深刻な状態が続いていると聞いてます。

一方の中国では店頭やネット上で販売はしておらず配給制が徹底していて

異業種産業からもマスクの生産と供給が続々と始まっています。

店舗をかけずり回ったりネットで法外な価格のものを購入する恐れもありません。




日本ではようやく「マスクのネットによる不当転売の法規制　罰則も検討」と

政府が重い腰を上げて規制にのり出したようですが・・・


政府は10日、同法の政令改正を閣議決定し、3月中旬からマスクの不当な
転売行為を禁止する方針。業者だけでなく、個人がドラッグストアなどで
購入した商品を転売する行為も禁止対象となる。違反すると5年以下の懲役か
300万円以下の罰金を科す。ただ、小売店による正規のネット販売は容認し、
感染拡大の収束などでマスクが安定供給されるようになれば転売禁止を解除する。


ところで正規と非正規って誰がどうやって判断する？




マスク不足のは解消に向けてさまざまな取り組みが行われているようですが

なかなか解消にはいたらずもう少し時間がかかりそうでしょうか。

今は無理して値段の高いマスクを必要以上に買い占めすることは

やめておきたいものです。

転売屋の思惑にはまるだけでなく

定価でマスクが購入できる日が遠のくばかりです。