早速アナリーゼ音声、「ヨーロッパヨシキリ」追加致しました!ホームページ
http://www.nakagawakenichi.jp/
の下にある「ヨーロッパヨシキリ」をクリックして頂ければ、私のピアノ演奏付きのアナリーゼを聴くことができます。28日までの限定です。
さて、本日沖縄の方と話しをしたら、このブログを読んで頂き、メシアンの「鳥のカタログ」に興味を持って頂いた…というお言葉をお電話で頂きました。なんとも嬉しいです。フェイスブックと違って反応がわからないのでそのようなお言葉は励みになります。
28日後半の曲、第四巻の「ヨーロッパヨシキリ」。
30分かかる大作、全七巻、13曲の中心に位置する大作です。
最初は夜の情景、午前三時です。
池、蛙の鳴き声です。
これがヨーロッパヨシキリ。
キリキリと鳴きます。
「夜の荘厳さ~午前三時」とあります。情景まで音楽に入っています。
午前六時。水連の花がある情景、日の出なので音が上がっていきます。
クロウタドリが上、下はセアカモズ。細かい指示があります。
以前、第一巻、第二曲「キガシラコウライウグイス」でできた「シロビタイヒタキ」色々な曲に同じ鳥がでてきます。
この曲はこれから昼になり、また夜に戻り午前三時で終わる曲です。
続きは後日…
9月28日にソロコンサートをいたします!
さて、この度ピアノ・アクシス・シリーズ第4弾と致しまして、メシアンの「鳥のカタログ」第1巻と第4巻の演奏会を渋谷区のタカギクラヴィア松濤サロンにて開催致します。既にご来場の皆様からは好評頂いておりますが、タカギクラヴィアのサロンは、スタインウェイのフルコンサートグランドピアノが備えられてあり、とても贅沢で、しかもアットホームな空間もお楽しみ頂けることと思います。
また、第1巻、第4巻それぞれの演奏の前には、曲をより身近に楽しんで聞いて頂けるように、アナリーゼ(分析)を行う予定です。
簡単なわかりやすい言葉で言いますので、怖がらないでください・・・
何回も色々な曲の断片を演奏しますので、通して聴くときは耳馴染みになって聴いて頂くようになると思います。
メシアンは私が大好き作曲家。彼が尊敬する鳥の鳴き声をピアノで表した凄い曲です。
お隣のCafé Takagiのお食事もとても美味しいので、演奏会前のランチにもお勧めです。
チケットのお申込の方法については、下記の通りです。
お忙しいことと存じますが、皆様お誘い合わせの上ご来場頂ければ幸いです。
皆さんまと演奏会場でお会い出来るのを楽しみにしています。
内容は以下の通りです。
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●ピアノアクシス 中川賢一 ~メシアンに捧げて
9月28日(土)15:00 タカギクラヴィア松濤サロン
全席自由 (前売)3500円 (当日)4000円
【プログラム】
第1部 アナリーゼ 《鳥のカタログ第1巻》について
メシアン:鳥のカタログ 第1巻
第2部 アナリーゼ 《鳥のカタログ第4巻》について
メシアン:鳥のカタログ 第4巻
タカギグラヴィーア03−3770−9611へお願い致します。
タカギクラヴィーアにてチケットをご予約頂いた場合は、お隣のCafé Takagiにてご利用頂ける、ソフトドリンク券が付いてとてもお得です。是非ご利用下さい。
本日から3日間ラストスパート、今年気合いを入れている演奏会、28日タカギクラヴーアでのメシアン「鳥のカタログ」演奏会迫ってきました!
昨日は家のピアノを再調律、メシアンの色彩的な響きも断然アップして練習が楽しい!
音声、映像で曲のご紹介を私のホームページのトップページの下に載せていますので、クリックしてみてくださいね!
http://www.nakagawakenichi.jp/
会場は席数が限られているのでいらっしゃる方は早めにご予約して頂ければ幸いです!
今回は「鳥のカタログ」から第一巻の三曲目、「イソヒヨドリ」をご紹介いたします。
これも最初にメシアンによる細かい解説が書いてあります。
激しい出だしはプロシャ・ブルーとサファイヤ・ブルーの上の絶壁を表しています。
そうするとそれに対立するように、ヨーロッパアマツバメが激しく鳴きます。
以下の二つかは「水」という表示があり、まるで水しぶき、波を表しているかのようです。
それににも対立するようにヨーロッパアマツバメが激しく鳴きます。
激しい跳躍のあるコバシカンムリヒバリ。
以上の鳥に対して、この曲のタイトルになっている「イソヒヨドリ」は非常に調性的で柔らかい響きです。
この曲は以前の曲同様に風景も表されており、これは「青い海」。非常に眩惑的て官能的な響きです。
これは「波」と書いてあります。低音で激しくうねります。
一番、二番と名付けられた、二羽のコバシカンムリヒタキが激しい跳躍を持って会話します。
恐ろしい演奏が難しい…
当日はもっと詳しくお話して演奏いたします。
では28日もしよろしければご来場くださいませ。