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28日のコンサートの曲について書きます。
もともとメシアンは鳥の鳴き声を聴いて、彼らを最高の音楽家と思い、譜面に起こし、彼なりの方向で曲にしたのがかの「鳥のカタログ」です。
まず第一巻最初の曲は「キバシガラス」

楽譜の最初にその曲の細かい説明がついています。これについては、当日プログラムでお渡しいたします。最初は鳥の鳴き声ではなく、切り立った山の風景、印象から始まります。


この楽譜がキバシガラスの鳴き声です。

別な形でもキバシガラスの鳴き声が表されます。

そうすると、イヌワシが堂々と飛んでいるのが目に入ります。

時々ワタリガラスも鳴いているのが聴こえます。

キバシガラスがアクロバティックに飛んでおります。

このようにキバシガラス以外の鳥な自然も沢山曲にでてきます。
この「鳥のカタログ」は全七巻、13曲からなっております。

よくもメシアンは鳥の複雑な鳴き声をここまで素晴らしく表し、且つ音楽としてしっかり構成しているのは驚きです。
弾き込めば弾き込む程味わいが深まります…

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