我が家が7月13日がお盆さんになっています。
昨日の夕刻に迎え火をしてご先祖をお迎えしました。
お盆のときに戻ってくる故人やご先祖様の霊が、途中で迷子にならないように、目印として門口や玄関で火を焚くことです。
故人やご先祖様の霊は、その焚いた火の煙に乗って、家の中へ迎え入れられると伝えられます。
この日も不思議と煙は玄関方向に流れていました。
何もお構いできませんが・・・と手を合わせました。
いまだにこんな風習を続けている我が家です。
16日が「送り火」です。
お盆で共に過ごした故人やご先祖様の霊が、無事に帰れるようお見送りをするために、迎え火と同じ場所で火を焚くのです。
キュウリやナスで作った精霊馬も、この時に一緒に燃やし、(昔は川や敷地の脇に置いていた)ます。
その煙に乗って、故人やご先祖様の霊は、天へ戻っていくと言われます。
来るときはキュウリ馬に乗って早く来てほしい・・・。
帰りはナス馬(牛)で、ゆっくりとお帰りくださいの意味だと聞いています。
私が母のために書いた額装です。
「長楽萬年」と書きました。
上手くない書ですが、気持ちだけは入っています。
年配者でも、こんな風習などをやらない(ご存知ない)方も多くなりました。
時代の流れで、価値観や考え方も違いますからね。
私は継承者に過ぎません。
Hiro