自宅と道志の日々

タイトルを「自宅と道志の日々」にしました。日記のようにつぶやいています

道志で老後生活は出来るのか?

2021年06月06日 | なかま道志

女房が庭の草花を花瓶に生けています。

流派は「自己流」です。

こんな季節になったのですね。

夕食もいなにわうどんでした。

冷しうどんですが、美味しかったですよ。

午後からはダンスのレッスンに行って来ました。

久しぶりなので、やはり脚を良く使いました。

気に成るのは年齢と伴に、足腰が弱くなることです。

また、競技ダンスをしている以上は一番気に成るのは姿勢です。

道志とは異なり、長靴からダンスシューズに履き替えました。

そう2カ月前に退職しましたが、その前の約1年半はほとんど在宅勤務でした。

よって、パソコンと向かう時間が長くどうしても、猫背?気味になってしまいます。

退職前に所属した部署はグループ事業(3つの会社)管理統括と言うところです。

中堅的な企業で、私の所属する部署はグループ全体を管理する特に部下もいなくアドバイザー的な存在でした。

当初はいろいろと各社に行ってアドバイスしてほしいとのことでしたが、コロナ禍により社員への啓発教育活動(執筆)に専念していました。

在職中に400ページくらい書きました。

その中で、老後の生活でシリーズでご紹介したものもあります。

6000名以上の全社員へ210号を越えて配信されていました。

意外に反応があったのは、年金ですとか介護問題、そして「老後の生活設計」の話題でした。

6月2日の朝刊(朝日新聞)「声」の欄にも目が止まりました。

こんなタイトルで「声」としてご紹介されていました。

女房が私にも言いたかったのでしょう。これを読んだらと・・・・。

たしかに、いざその立場になると老後生活の目的や目標を失いがちになります。

そこで、私が社員に書いた(配信)したモノをご紹介いたします。

*少し長くなります。

人生山坂転んで起きて

還暦(六十才)   まだまだ三役 突き落とし

古稀(七十才)   そんな誘いにや 耳かさぬ

喜寿(七十七才)  この山越えれば 花畑

傘寿(八十才)   まだまだこれでも 役に立つ

米寿(八十八才)  もう少し楽しみ 米と酒

卒寿(九十才)   人生大学 卒業なしさ

白寿(九十九才)  この世は三色(みいろ) 黒白グレイ

茶寿(百八才)   茶柱立ったよ まだまだ元気

皇寿(百十一才)  ここらでゆずろう 長寿日本一

 人生100年時代といわれても…。個人的にはそんなに生き続けたいとは思っていません。

いつまで穏やかに、そしてお金に困らず暮らしたいと願う人がほとんどなのでしょう。穏やかにもそれなりに努力?が必要ですが、ましてお金に困らずに暮らすには並大抵のことではできないかと思います。年を取ってからのお金を稼ぐには無理であっても、失敗などでダメージを受けないことが先決なのでしょう。

「70歳」今年度以降、企業が働く機会確保の努力目標とする年齢。これはあくまでも努力目標であり、自らの努力し退職後の副業を得ることが必要だと思います。定年退職が近づいたら、後輩を大事にしましょう。あなたの将来は後輩が決めるのです。

 この辺で、借金やローンは全て無くなるのが理想的です。

70歳後半が人生で一番楽しい時期だと思います。

「72歳と75歳」男性の健康寿命(誰の世話にもならずに生活・行動できる)は72歳で、女性は75歳としています。あくまでも平均値(一般論)であり、現在の平均寿命くらいまでは、何とか行けるかと思います。

 このくらいの時点で、あと20年持つように家を住みやすく減築または改築するとか、バリアフリー型にして置くと良いのでしょう。また、運転に自信があっても免許返納を考える年齢です。もっと安全性に優れた車が開発されれば別ですがね。

「81歳と85歳」男性の平均寿命の年齢になっています。これも一般論ですのでこんな数字には惑わされない気持ちが大事だと思います。現在65歳の男性は85歳が平均寿命になっています。60歳前の方が81歳なのです。

 この健康寿命と平均寿命の間で、オレオレ詐欺に引っかかりやすくなるかと思います。(私は専門家ではありませんので、あくまでも推測です)

 無駄買いをするのもこの10年間です。おそらく金銭的なマヒ(認知症)に近づいているのかも知れません。

「87歳と90歳」女性の平均寿命です。現在65歳の女性は90歳で、65歳前の女性は87歳となっています。

男性と女性では5歳近く寿命に差が出ます。どちらが先か分かりませんが、このころには老々介護状態になるのでしょう。施設のお世話になるかの判断時期です。施設にお世話になるには、約20万円/月/人です。

母も90歳の時に昼は妻が、夜は私が寝泊まりしていました。自ら子どもたちに世話をしてもらうのは大変だからと施設にお世話になりました。

相当な覚悟があったかと思います。本当は自宅で過ごしたいと思っていたようです。誰でも住み慣れた家で暮らしたいものです。

 今、98歳で身体的には元気ですが、認知症はだいぶ進んでいます。コロナ禍で面会も15分程度になっています。「行くとよく来たね!家に帰りたいよ」とも言います。子どもとしては辛い言葉です。これが明日はわが身の現実なのでしょう。

「100歳」 4万1802人; 2020年度中に到達した人。する見込みの人です。

  平均寿命は厚生労働省「令和元年簡易生命表」、65歳の男女平均寿命は平均余命から算出。

 健康寿命は(日常生活に制限のない期間)は2016年時点の値で「令和2年版高齢社会白書」から。

 100歳の人数は厚生労働省の9月15日報道資料から。

・・・・                    

こうして考えて見ると、交通不便地域の道志で老後生活が送れるかは疑問です。

どこの地域でも、高齢社会が到来し過疎化が進行しています。

どうやって、どこで老後の生活設計を立てるかも考える必要があるのでしょう。

近々、道志村の村長選挙もあるようです。

別荘人ですので詳しくは存じ上げませんが、200人くらいいる別荘人も村民の一部として考えていただき、少しでも長く道志で心豊かに老後生活ができるようなシクミづくりをしていただきたいと思っております。

昨夜は珍しく、8時間44分寝たことになっています。

3度寝くらいしています。

久しぶりにスッキリした朝でした。

 

Hiro