一日花のコモンマローのように、薄命であったけれど、
鮮やかなコモンマローのように、人目を魅きつけたのであろうか。
そして、高貴な女人の館は、
葵がどんなふうに咲いていたのだろう。
「葵御殿じゃね」 と評されたのが、気に入って
毎年、挿し木をして増やし続けては、
コモンマローの花で一杯の七曜工房をめざしています。
以前、園芸店で苗を購入したことがあった。
初代苗より、ぐんぐん大きくなるので、楽しみにしていたら、
いっこうに赤い花が咲かずに 葉っぱばかりだった。
多分、オカノリだったのかもしれない。
それは、それで貴重な野菜なのだが。
アオイ科の植物は、近くに植えるとお互い交雑するそうである。
それ以来、オカノリを抜き、他のアオイ科の植物を寄せ付けず
初代コモンマローだけを、箱入り娘のように大切に育てている。
そして毎年、無事交雑せずに、鮮やかな赤い花を咲かせてくれるか
少し心配しながら、花盛りを待つのである。
今年もコモンマローの鮮やかな花が、無事咲き始めました
で、 “葵御殿” を、ネット検索すると
「えっ、ソープランドばっかりやん 源氏物語はどこいったあ~」
と、かなり、ガックリしてしまったけれど。
今年もまた、"チャレンジ・ザ・マジックティー
コモンマローの花の目も覚めるような鮮やかな色を見せたくて、
コモンマローティーを飲ませて、驚かしたくて、
只今、せっせっと摘んでは、ドライハーブにしています。
コモンマローの鮮やかな色 摘んだコモンマローの花にも蜂がやってくる。
ハーブは今が収穫時期です。
ローズマリー、ラベンダー、セージ、フェンネル、サザンウッドなど乾燥中
「チャレンジ・ザ・マッジクティー」です。
"種明かし" は、
こちらをごらんください。