七曜工房みかん島

18年間の大三島暮らしに区切りをつけ、
滋賀大津湖西で、新たに木のクラフトと笛の工房
七曜工房を楽しみます

ハーバルライフ

2006年08月14日 | ハーブ園
大三島に移住する時、夫に、私は、二つのことを、願った。

「海を眺めながら、ワインを飲みたいな」

「ハーブを一杯育ててみたい」

玉村豊男の”ヴィラデストワイナリー” と
藤門弘・宇土巻子夫妻の”アリスファーム” に憧れていた。

夫は、私の要望に答えるべく、
みかんワインを一杯作って、存分に飲ましてくれている。
台風で枯れた蜜柑畑1反をハーブ園に開墾してくれた。

温州みかん3kg強をワインイーストで発酵させると、1㍑のみかんワインができる


さて、七曜工房みかん島流ハーバルライフは・・・

 洗濯ネットに季節のフレッシュハーブを入れて、ハーブ風呂を楽しんでいる。
 今の季節なら、バジルかミント風呂。強烈な香りがお風呂中にムンムンする。

 お昼のお茶は、たいてい季節のフレッシュハーブティにする。
 いろいろなハーブティを味わうのが、楽しみである。

 料理には、ふんだんにハーブやみかんワインを使う。
 安い鶏や豚肉も、ローズマリーやレモングラス、フェンネルの香りで、
 「オッ~  デリシャス!」

初夏の数日間、息子が、島に手伝いに来てくれた。

「リンスないの?」「歯磨きは?」

お風呂は、『牛乳石鹸』のみである。

「リンスは、ハーブ風呂にローズマリーが入っているから」
「髪の毛もスベスベになるはず」




「歯磨きは、セージと伯方の塩の爽やか歯磨き粉。結構いい感じよ」


セージとミントの粉末に焼塩を混ぜ、焼米を乾燥剤代りにする。


息子は、農作業や家作りに頑張り 
蚊やアリ攻撃と花粉症の鼻づまりに、辟易し出した。

「『ムヒ』とか、なんかないの」
「うがい薬ないの」

我家は蚊取り線香オンリー、市販薬も『オロナイン』以外はなにもない。

「お得意のハーブで、なんとかしてよ」 

ここは腕の見せ所、フレッシュハーブの効き目に屈服させねば・・・・

 お風呂には、湿疹かぶれに効く、さっぱりすっきり系ハーブを入れて、

 うがい薬は、口内炎、喉の粘膜に効く抗菌殺菌効果のある
ハーブを濃く煮出して

  虫刺され塗薬は、湿疹、かぶれ、かゆみ止め、殺菌、炎症
  などなどに効くハーブを、アルコールに漬けて

喉に効きそうなハーブを濃く煮出したうがい薬



ハーブ(セージ、ミント、ローズマリー、タイムなど)エキスが
アルコールに染み出して、虫刺され・かゆみ止めに効きそうな感じ 



疑心暗鬼、恐る恐る試した息子は、

「おつ、なんか効き目ありそう」
「これは、いいかも??」
と、滞在中、愛用していた。 

しかし、帰宅時「持って帰れば」という勧めには

「喉は治ったし、『ムヒ』が安くで売っているからいいわ」

ウーン、残念。まだ、『ムヒ』には、勝てなかったか。





 



コメント (4)
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