5月になると、みかんの花が咲き始め、
大三島は、島中がみかんの花の香りで包まれます。
みかんの花の香りは、
白い清楚な花に似合わず、
妖しげな、甘い、濃厚な香りです。
夜になると、一層香りが強く感じられ、
暗闇の中でみかんの花の香りに包まれていると、
なにかに魅惑されて、幻想的な世界に引き込まれそうな、
不思議な感覚に陥ります。
みかんの花と蕾
私には、
みかんの花の香りに、優しく包み込んでもらった、
忘れられない思い出があります。
大三島に転居してきたのは、4年前のちょうど今頃の 夜。
青い海と空に囲まれた、昼間のしまなみ海道とは、打って変り、
漆黒の海にかかる、夜のしまなみ海道は、とても寂しく心細いものでした。
「この橋を渡ると、もう戻れないのかな~」って・・
そんな時、島に着き、暗闇の中から、
甘い香りが一面に漂ってきて、ホット和ませてくれたのが、
みかんの花の香りです。
今年は、みかんの表年。
みかんの花がびっしりと咲き、
香りも一層強く、濃いように感じられます。
枝にびっしりと咲いているみかんの花
みかんの花が咲く頃になると、
農協からは、農薬を撒く指導の放送が始終聞こえてくる。
「訪花(ほうか)昆虫の予防時期です。
○○を○%に薄めて、○回 撒いてください」
みかんの花の蜜を吸いに来る虫たちが花を齧ると
みかんの実に傷がつくからである。
近所のKちゃんは、
「みかんの花の匂いは、どうもいかん。
なんでじゃろねえ~
忙しいから、嫌なんじゃろうかね~」
と、首を傾げています。
今、Kちゃんは、とても忙しそう。
「農薬に負けたんよぉ~」と
紅く腫れた顔で 少ししんどそうだった。
花が咲き終わり、実がふくらみ始めたみかんの花も
み~かんの花が~咲いている~ 大三島
南の島の楽園 みたいかなあ~
大三島は、島中がみかんの花の香りで包まれます。
みかんの花の香りは、
白い清楚な花に似合わず、
妖しげな、甘い、濃厚な香りです。
夜になると、一層香りが強く感じられ、
暗闇の中でみかんの花の香りに包まれていると、
なにかに魅惑されて、幻想的な世界に引き込まれそうな、
不思議な感覚に陥ります。
みかんの花と蕾
私には、
みかんの花の香りに、優しく包み込んでもらった、
忘れられない思い出があります。
大三島に転居してきたのは、4年前のちょうど今頃の 夜。
青い海と空に囲まれた、昼間のしまなみ海道とは、打って変り、
漆黒の海にかかる、夜のしまなみ海道は、とても寂しく心細いものでした。
「この橋を渡ると、もう戻れないのかな~」って・・
そんな時、島に着き、暗闇の中から、
甘い香りが一面に漂ってきて、ホット和ませてくれたのが、
みかんの花の香りです。
今年は、みかんの表年。
みかんの花がびっしりと咲き、
香りも一層強く、濃いように感じられます。
枝にびっしりと咲いているみかんの花
みかんの花が咲く頃になると、
農協からは、農薬を撒く指導の放送が始終聞こえてくる。
「訪花(ほうか)昆虫の予防時期です。
○○を○%に薄めて、○回 撒いてください」
みかんの花の蜜を吸いに来る虫たちが花を齧ると
みかんの実に傷がつくからである。
近所のKちゃんは、
「みかんの花の匂いは、どうもいかん。
なんでじゃろねえ~
忙しいから、嫌なんじゃろうかね~」
と、首を傾げています。
今、Kちゃんは、とても忙しそう。
「農薬に負けたんよぉ~」と
紅く腫れた顔で 少ししんどそうだった。
花が咲き終わり、実がふくらみ始めたみかんの花も
み~かんの花が~咲いている~ 大三島
南の島の楽園 みたいかなあ~