朝6時 農協から
「○日は、レモンの出荷日です。」
「収穫○日前に、○○剤を○倍に薄めて、散布し、
○剤が付着しているレモンは、拭き取ってから 出荷してください」
と放送が聞こえていた。
そういえば、わが家のレモンも、
熟れ過ぎたのか、実が落ち始めてきたものがある。
5月22日のレモンの木の様子
レモンの花や蕾が一杯つき、
青い小さなレモンの実 大きくて黄色いレモンの実
が、一緒に付いている
「今年はカリフォルニアで寒波があったから、レモンが不足してるんじゃ。」
「業者が冷蔵庫保存しているレモンも、夏には底をつくかもしれん」
「カリフォルニアの替わりの輸入レモンが見つかるまで、
レモンは高く売れる!」
レモン業界通で、レモン栽培に力を入れている
Aさんが、熱っぽく、語ってくれた。
わが家でも、
レモンの接木は、数10本したけれど、間にあうはずがない。
温州みかんに接木したレモンの芽出しを確認して、ビニールをはずす
隣は、、温州みかんの木
穂木が、僅かに芽を出して 接木成功
(芽がのびのびと伸びるように、穂木のビニールをはずしたところ)
それは、さておき
伊予柑ママレードがなくなり、
「レモンママレード、食べてみたいわあ~」
「せっかく、レモンがあるんやから、レモンママレードを作ろうや」
「実が落ちて、もったいないやんかあ~」
と 夫が、しつこく、頼んでくる。
「レモンママレード?できるかなあ~」
「皮硬いし、苦そうやし、果肉ないし、かなり面倒臭そう~」
しかし、しかし・・・
砂糖漬けしたレモンの皮は、食べていて、おいしいし、
一度だけ作ったレモンピールも、凄く上品な味に仕上がったし
案外簡単かも・・・
滅多にない、わが家の無農薬レモン、皮ごと使わぬ手はない
そして、見つけました。
わが家の 正真正銘無農薬レモン にピッタリの
”レモンママレード” のレシビを
面倒くさがり屋で大雑把な、私にピッタリの
”レモンママレード”のレシビを
うたい文句は
究極の レモンママレード
イギリスの老舗 の ママレード
レモン丸ごと、まるまる全部使い、
コクがあって、酸味があって、
適度に苦みが残っていて、
皮も全部 白いところまで使い、
それが、透明なレモン琥珀色に
ポイントは
レモンを丸のまま下ゆでする。
形が歪むほどレモンを茹でてしまう。
充分柔らかくなったら、なかの果肉ごと刻む
作ってみたくなるではありませんか
レモン4個(大小様々、かなり大きいので 計850g)
丸のまま茹でる。
爽やかなレモンの香りが部屋中に漂い、お湯も黄色に染まってくる。
レモンがグニャとへこむほど柔らかくなるまで茹でる
レモンの種を除きながら、短冊に切り、
砂糖を加えてしばらく置く。
甘さは、かなり控え目に、糖分35%の300g 固まるかな?
様子を見ながら、水200CCを加えて、焦げ付かないように、
かき混ぜながら、強火で一気に煮詰める。
透き通った飴色になり、気泡がブツブツと出てきたら
出来上がり
さすが、レモンは、酸味もペクチンも多いのか、
糖分控え目でも、しっかり、凝固しました。
おまけに、煮詰める時間が短いので、
酸味も苦味も、レモンの風味も 香りも たっぷり残り、
レモンの味 丸ごとそのままの 濃厚な味
”新鮮 & 無農薬レモン 丸ごと ママレード”
出来上がりました。 大成功