「花梨飴が喉に効くので、ぜひ作って売って欲しい」 と
越後の住職さんから 春頃にご注文をいただき、
「もし実ができたら」と お返事をしていた。
「無農薬栽培のかりんは、今年も毛虫被害で実が落ちてしまうのでは」
と期待していなかったら、
今年は かりんの生り年か 完熟するまで木にちゃんと残ってくれた。
我が家の3本の木から採れた 花梨の実
「ゼリー状のトロ~リとした のどに薬効のあるかりん飴を」 との ご住職さんのご所望
幾度も 「かりん飴は作れそうですか」 との ご催促をいただていたので
「特別に薬効のあるかりん飴を作らねば」と 、気合を入れた。
・花梨の皮と種に、より薬効があるらしい。種を水に漬けてエグミ抜きをしていたら、ゼリー状の液が沁み出てきた!!
・花梨が十分柔らかくなるまで エキスを煮出す。
布で濾した花梨の煮汁に砂糖を加えて、糖度80%まで、7~8時間も煮詰める。
薪ストーブを炊き続けて、暑いこと暑いこと、
夏姿になって、花梨を炊いておりました。
糖度80%だから 十分日持ちするのですが、 脱気殺菌もして、出来上がり
薬効もあって、エグミもなく、とろ~りとして、すご~く美味しい
夕焼け色の花梨飴です。
さて、私は、焼酎割りにして楽しみま~す。
もう1回作ります
今度は、寒くなっていて、薪ストーブを炊き続けても暑くないかもしれません。
5年前に花梨飴を作った様子はこちら
「夕焼け色の花梨飴」もご覧ください。
かりん飴の詳細は ブログ「ハーブ&クラフト 七曜工房」でご覧ください。