”無事に巣立ちした”はずのシジュウカラでしたが、、、
5~6月 わが家の巣箱で巣作りから子育てまで1か月以上も楽しませてくれたシジュウカラたち
「明日巣立ちかな」 と楽しみにしていたら、早朝に巣立ちしたらしく気配がなくなっていました。
カラスを恐れてカラスが活動するより 早朝に巣立ちを決行したようです。
わが家の周りで飛び方がおぼつかなくて鳴き声の幼いシジュウカラを探しては、
「あれが、巣立ちしたひなかな?」「我が家で住んで、しっかりムシを食べて野菜を守ってや」
巣立ちしたと思った翌々日 「来年も巣作りしてくれるかな」と、リビングから巣箱を見ていたら、
あれ!! またヒナが顔をだしている! また巣箱に戻ってきたのかな
しかし、しかし、ヒナの頭のはずが にょろにょろ~と伸びて
へび~~~ ヘビ~ 蛇です
巣穴から身体をどんどん出して、あっちに行ったり、こっちに行ったり
お腹が異様に膨れているためか、重さで身体のバランスが取れずに、思うところに行けずまた巣箱に戻ったり、、、
膨れているのは きっとシジュウカラのヒナなんですね。
あっ~ 早朝に巣立ちしたと思っていたけれど、夜中に蛇に襲われたのか!!
蛇は、全員のヒナを食べるまで 2日間も巣箱の中にいたのか!!
そういえば、このシジュウカラ夫婦は、巣箱の上に載って、上を見たり下を見たりすることが多く
巣立ち前には、2羽が交互で巣箱の番をしているようで、あまり巣箱から離れませんでしたから
「早く巣箱に入らないと、カラスに見つかるよ」と心配していたのです。
もしかしたら、きっと蛇の気配を感じて、警戒していたのかもしれませんね。
「夜中に笛を吹くとヘビが出る」と言われますが、夜中にヒナが鳴いたのでしょうか?
いや 蛇は音は聞こえないけれど,肌で感じるとか
ヘビは夜行性だから、夜中に巣箱を襲ったのでしょうか?
親鳥は、騒いだのでしょうか?夜中だから鳥目で動けなかったのでしょうか?
騒いでいたら 我々が助けられたかな?
2日間も蛇に巣箱に居すわれて 喰われるのを待つってどんなに恐ろしいだろうか
一生懸命子育てして きっと親夫婦は悲しんでいるだろうな
などなど想像して 暗い気分に陥ってしまいました。
あっ~来年は、あの場所は、巣箱を置いては危険です。
垂直には登れないと地上から高い位置に置いた巣箱なのに、蛇は蛇はどこでも登れるのですね。
そして以前 ヒヨドリの巣をアオダイショウが襲っていたので、退治した時のことを思い出しました。
詳細は 「ピンクペッパーのヒヨドリの巣 アオダイショウに襲われる」
この時は、夫がヒナを飲んだ蛇を退治したので、1羽だけが喰われずに助かり、生き残った1羽は、親鳥が放棄せずに餌を運び無事巣立ちしたのです
夫が蛇を振り回しているそばで、親鳥は大騒ぎしていましたし、
助かったヒナは 我々になついて手乗りヒヨドリにもなってくれました。
今回も、夜でなく、親鳥も蛇が襲った時に騒いだら、我々が気付いて助けられかもと
アオダイショウから生き残ったヒヨドリの様子もご覧になりながらお聴きください
ヒヨドリ笛 Bulbul whistle ~ いろいろな木の笛 Various Wood Whistle~