フィリピン国際結婚・菜の花の主婦日記goo版

南国フィリピン便りー結婚しフィリピン在23年。22才長女、20才息子、9才末娘のお母さんである私の毎日ー

親離れと過保護(子育てについて)

2014年01月16日 03時11分52秒 | 子育ての悩み



<昨日のあさイチ「いつまで?どこまで?親の出る幕」>

ついつい子どもに関わっちゃう親・・・で出て来たお母さん達、
やっぱり結構かまっちゃってるお母さんっているのだ~と
なんかちょっと安心というか、
私も凄いかまってた親なので。
あ、今二十歳の虎次郎のことです。

小学校の時は宿題とか読むのが苦手な息子にず~っと読んであげてて、
書くのも苦手だったから文章書く間もずっと隣に座ってたし、
小説を読んで試験って場合もその小説を読んであげてました。

でも私の場合は息子が出来ないからやってあげてたわけで
心の中では

「いつになったら出来るようになるんだろう~」

と常に思ってたのです。

だから息子が

「自分でやるから向こうに行け」

なんて言ったら喜んで離れました。

そう思って安心してたら
自分では出来るつもりが出来なくて先生から呼び出されてびっくりして
その時だけ手伝ったりというのもあり、
あとは苦手な教科(文系)でグループメートが協力しない時など
本人が困ってて助けを求めて来て手伝って事もあったんですが
基本は自分でやりたがってたので口出ししないように離れて見てた感じ。

「自分では何も出来ないからやらざるを得ない状態・・」

と言う投稿があったけど
そういう心境にはあまりならなくて

「自分で起きれなくても、私も寝てしまう時があるし、メイドさんは忘れる事があるからね~。」

とか、

「次回からは早く言って。」

なんて言ってるうちに
大学に入った時は必要な文献のコピーを一度私に頼んだのに
(行くのが面倒とか言って)
今は文献のコピーが彼のパソコンの周りに散乱してるから自分でやってるみたいです。

ただ成績がいいから別にいいけど
主人が聞いたら物理の授業は教科書を買ってないんだそうで
主人はちょっと心配そう。

英語では

「馬に水を飲ませることは出来ない。」

って言うけど、
馬を水飲み場に連れて行く事は出来ても馬に水を飲ませることは出来ないわけで、
(管を入れて飲ませるとかあり得ないし)
本人が要らないという教科書を買う必要はないですよね。

そして、いいのか悪いのか、
あんなに息子に色々小学校時代手伝ってあげたのに
息子は全く覚えてない。

自分の力だけで勉強したと言ってるんですよね。

なんか・・・言葉がないです。

ま、親が過保護だった時代を覚えてない方がいいのかもしれないですが。

過保護・・というか
うちの息子の場合は発達障がいなどもあったので
ディスレクシャが軽度あったりとか、
今はおかげさまでちょっとずつ追いついてきてるんですが
当時は年齢相応の能力がちょっと遅かった部分があるんです。

それでも義姉とかは一生、教科書を読んであげるのと私を批判していたけど
ちょっとずつでも能力が追いついてきて
7年生の後半くらいから自分の力で何でも読めるようになりました。


あと、テレビで何処に行ってるとか、誰に会ってる、何時に帰って来るとか成人した後の子どもに不安でいつも聞いてるって人が居たんですが、そういうのって私にはないです。

虎次郎はたまに外泊して、
ジープで出かけて、ジープで帰って来て
何処に居たのか、誰と外泊したかさえ知らなくて
主人に名前くらい聞いておけ~と言われるけど
名前聞いても書いておかないので直ぐに忘れちゃう・・・。

フィリピンサイエンス高校時代の友達といつも外泊してるんですよね。
泊まる家はその時によって違うけど
いつも同じ仲間みたいです。
誰か知りませんが一人だけママ友が自分の息子も今外泊中だからきっと一緒よ~って。

夕方に出かけて次の日の夕方近くまで戻らなかったら
どうしたのかしらと思うけど
それは事故にあってなければいいくらいの心配です。
治安悪いので。

ただ虎次郎って普段は授業に行くだけで
授業終わったら公共の乗り物で帰って来るんですが
近いから授業終わった10分後には家に居て、
あとはずっとパソコンの前に座ってゲームしてるとか、アニメ見てるとか
(勉強もしてるらしいけど私はあまり見た事がない)
そういう生活なので
私としては半年に一度くらいの外泊はむしろほっとすると言うか
一緒に楽しめる仲間が居て良かった~と思うのです。

フィリピンサイエンス高校に合格する子ども達の親はものすごくしっかりした親が多いし。

こんな優秀な子ども達を育てた親ってどんな親だろう~、
さぞかしガリ勉させたのかと思いきや、
お父さんもお母さんも子煩悩が多くて、
食事とか、生活の気遣いなどしっかりする人ばかり。
むしろ勉強に関してはあまりうるさく言わない人が多くて
興味があることを楽しんで一緒に勉強するって感じだったのです。

テレビでも

「あなたは何を考えてそれを決めたの? を促すように。
自分で考えることが大事。」

って言ってました。

もっとも自分(子ども)の人生なので親が決めるのは不可能。
助言は出来るけど押し付けることは出来ないですもんね。

大きな決断だけじゃなくて
例えば今日、桃ちゃんは明日のテストの勉強を体操教室の待ち時間に図書室でやってくれば~?と言ったら
車の中でアニメを見たいから勉強は家でやるって言ったのです。
でも結局は家に着いたら疲れて眠くなってあまりやらないで寝ちゃったんですよ。

やっぱり自分が言ったことをやる、って大事だし、
それが出来ないならどうしたら出来るか自分で次回から解決するように
桃ちゃんも自分で考えないと。

私は試験の点数が気になるからじゃなくて
やっぱり自分で決めたことは実行して欲しいんです。

何も勉強しなくても殆ど100点だった虎次郎なんて勉強しなかったけど
桃ちゃんは落第の危機が何度もあるので
復習は大事。
そして復習したら落第しない点が取れるのです。

自分で読んだり理解したり、覚えたりするのも桃ちゃんはやれば私が付いてなくても出来るようになってきたのです。

家に帰ってから1時間くらい犬と遊んでたから
それを止めれば家でも十分出来るんです。
なんか桃ちゃんって誘惑に弱い。
犬と遊んでる時にうるさく言うと桃ちゃん怒らないで!と怒るし。

でも見てないと自分でやってたりもするので
うるさく言うよりは
桃ちゃんはADHDっぽいので環境を整えるが一番の課題でしょうか。

まだまだ試行錯誤。




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<どうでもいい菜の花家の食卓>



ごぼうの炊き込みご飯を作ろうと思ったけど
途中からひじきも入れたくなって投入。
根昆布だしのお陰で美味しく出来てあっという間になくなりました。











日本食品店「はっちん」で見つけて買って来たぬか床。
美味しいぬか漬けが出来るので感動。
これって使い捨てって書いてあるけど
ぬかを足してぬか床をキープしようと計画中です。

あ、でもスペインに5週間も行くのでどうしよう。
桜に頼んでいこうかなあ。