例えば、今日が5月15日の木曜日だとします。(問1 )4日後の5月19日は何曜日か? (問2)7日後の5月22日は何曜日か? (問3)25日後の6月9日は何曜日か? (問1)たかが4日後くらいなら、指折り数えればいいですね。金、土、日、月ですから、月曜日です。 (問2)7日後は、ちょうど1週間後だから、何もしなくても、木曜日です。 (問3)こいつが厄介ですね。こんなときは、25÷7をしてみて、3余り4。つまり、25日後は、3週間と4日後のことです。3週間経つと、また木曜日になり、あと4日ですから、木曜日に4つ加えて、月曜日です。 そこで、(問4)ちょうど1年後の、5月15日は、何曜日か? もしも、今年の5月15日から、来年の5月15日の間に、2月29日がはさまってなければ、365日後のことですから、365÷7=52余り1なので、木曜日に1を足して、金曜日。 2月29日がはさまっていれば、366日後のことですから、366÷7=52余り2なので、木曜日に2を足して、土曜日です。 これが、日暦算のポイントの1つです。
前後5、6年であれば、1年ずつ考えていけば用は足りますが、公務員試験は、そんなに甘くはありません。例えば、こんな問題があります。警視庁の問題です。 平成24年4月29日が日曜日のとき、平成元年4月29日の曜日として、正しいのはどれか。①日曜日②月曜日③火曜日④金曜日⑤土曜日もしも、2月29日という日がなかったとしたら、1年で1曜日ずつ進んでいきますね。平成24年は、平成元年の23年後ですから、曜日は23進みます。でも、この間に、2月29日が何回かはさまっています。
ゆえに、23+6=29曜日進みます。29÷7=4余り1(4週間と1日)ですから、平成24年の4月29日は、平成元年の4月29日より、1つだけ曜日が進んでいきますね。よって、平成元年の4月29日は、土曜日です。
正解は肢⑤です。えっ?うるう年がいつなのかが分からない?次回で、うるう年の知識と、東京消防庁1類(平成24年5月27日実施)の過去問(日暦算)を紹介します。
にほんブログ村




にほんブログ村

