





監督・脚本はジャック・タチ。映画通の方なら知っているかも知れないが、私はジャック・タチ初体験だった。旧い作品だが中身は旧さを全然感じさせない。タチ自らが主演している「ユロ伯父さん」はかなり浮世離れしている。
パントマイム風の身のこなしだけでほとんど伯父さんは語らない。廻りの助演者もセリフは極力少ない。が、映像から流れてくる情報は豊かで一瞬たりとも映像を見逃せない。風景あるいはセットのあちこちにセンスの良い”いたずら”が隠されていて、それは淡々とした流れの中にヒョいと挿入されている。
「コーヒーでも飲みながら」なんて画面を離れた隙に美味しいところを見逃してしまうかも知れないので注意されたし

特に「プレイタイム」は視覚の面白さを熟知した人の上質のコメディ作品で、ジャック・タチはクセになります

余談・・「ぼくの伯父さん」は犬の使い方が上手い

「プレイタイム」の女性は全員


も一つ

映画ネタは久しぶり。相変わらずせっせと「見て」はいたけれど、だんだんコメントが面倒になり久しく書いてこなかった。年代・監督・俳優を調べて概要をまとめて・・の過程がヤケに面倒になりつつあって。。。