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先入観で誤る・・・忌野清志郎さん

2009年05月15日 | 喜怒☆楽
先日深夜、NHK総合で亡くなった忌野清志郎さんの復活ライブを聴いた。

小柄な体躯、独特のど派手ファッション、タイトなパンツ、苦手なロック・・・こんなイメージだけでどうしても関心を示せずにいた人だ。
だが、この方が亡くなってからのメディアから流れてくるファンの映像に驚いた。若い人も、年を重ねた人も、男女を分かつことなく相当数の方々が哀しんでいる、悼んでいる。どれほどの人だったのか・・・と思った。

NHKが復活ライブを丸ごと映すというので、ウトウトと半覚醒の目をTVに向けた。・・・およそ10分後、完全に忌野パワーに取り込まれていた。歌詞が直に入ってくる、小さな体が丸ごとリズムそのもので、トランペットがドラムがベースが凄いことになっている(その方面まったくの無知ですが、でも”スゴイ”ってことは伝わるのです)
なにより、スタジオに集まったファンがどの顔も活き活きしてリズムを刻んでいる。みんななんていい表情してるんだ。こんな表情見ているこちらが気持ちいい。

あぁ、亡くなってから分かるなんて・・・・先入観は無恥無知だ
こんなふうに知ろうともしないで知らない物事がまだまだ沢山あることを予想すると、恥ずかしい限りだ。

小さな巨人に合掌。


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