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何度でも見たくなる演技

2014年11月30日 | フィギュアスケート
今季グランプリシリーズ6大会がファイナルを残して終了。
印象に強く残ったのが、カナダ大会宮原知子さんのフリーの演技
「ミス・サイゴン」のプログラムは宮原さんにピッタリだ。
可憐な中に凛々しさも見えて、素晴らしい表現力に酔う。
(会場を飲み込んでいる雰囲気さえあった)

広いリンクに小さな真っ赤な衣装の宮原さんが立つ。
小柄ながら長い手足にバランスの整った綺麗なボディを持つ(これ宮原さんの強力な武器)
手先から足先までこの人はいつも振付を丁寧に慈しんで舞っている感がある。
緩急自在に広いリンクを伸びやかに滑る。
「キレ」の良い動きが、彼女の小ささと真っ赤な衣装と相まってやけに鮮烈な印象となって
目に飛び込んでくる。
ジャンプもスピンも、すべてが綺麗だ。
宮原さんの伝えたい「ミス・サイゴン」がはっきり見えたラストの瞬間だった

会場は総立ちに近く、惜しみない拍手が鳴り響いていた。
リプニツカヤと共に好きな選手の一人です
ただ、宮原さんへの採点がいつも低いような気がするのですが・・。


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