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クドカンのがんばれ!青春

2014年11月06日 | 喜怒☆楽
宮藤官九郎の「がんばれ!青春」がかなり面白い
と、思っている。
毎回、無邪気にゲラゲラ笑ってしまう。

しかし、視聴率は低迷しているのだという。
日頃、ぐじゃぐじゃにストレスの澱が蓄積しているので
こういう、あっけらかんと能天気な番組を見ていると
気分が解放されてほこほこと笑ってしまう。
TV番組を楽しみにしてチェックするのは久しぶりだ。

「くだらない」と一蹴する向きも多いのだろうが、私はこの笑いの質は
かなりいいと思っている。
錦戸亮の雰囲気・話し方・声質が回を重ねる毎に嵌ってくるから不思議だ。
初回、「下手すぎる。。アイドルなんて起用するから・・・」なんて不満
たらたらだったが、クドカンの思惑を信じチャンネルをキープしていた。
見かけ上、なんの気負いも感じられないというのが錦戸くん起用のツボなのかな。
底抜けの人の良さを伝える穏やかな眼差し、温和なしゃべり、冒頭テンポのずれた
会話と癒される人物設定にピタリとカレが居る。
対局に満島ひかりの勢いのあるキャラがあちらこちらに矢を放つ。
この人の無茶ぶりな気負いが本当に面白いのだ

脇を固めて笑いの拍車をかけるのが風間杜夫(錦戸くんの父役)の住職。
風間さんのコメディは独特の可笑しみがあり、やっぱり上手いなと唸る。
他、多数の芸達者が番組を愉しそうに演じている。
(コメディな演技で底から笑いを誘うって相当難しい)

気分を解放して無邪気にケタケタ笑える番組なんてめったにお目にかからない。
クドカン、視聴率低迷に迷わず、この路線でガンガン行ってくれることを願います。
「くだらなすぎて幻滅」ではなく「あっけらかんとくだらなくて面白い」という領域
は好きです。
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