日々、思うことをサラサラと。

日頃、イイな、とかおかしいゾ、とかキレイだなと思うことをサラサラと書き出してみたい。

高木美帆さんのコメント能力に脱帽

2018年03月16日 | お気に入りの人たち2016~
高木美帆さん、大好きなアスリートの一人である。

平昌五輪の大活躍から続いて
世界選手権(オールラウンドスピードスケート)で総合優勝を果たした(3/11)
オールラウンド(500M1位/1500M1位/3000M2位/5000M4位)での
総合優勝は相当難しいことで日本スケート史上初の快挙ということのようだ。
(スケーターであれば誰もが憧れるタイトルだという)

気力も体力も最高潮に充実しているかのように見える美帆さん。
競技スタート時に解説者が「オリンピックの時よりもキレがある。凄いスケーティング
してますねぇ」というような事を述べていたのが印象的だ。
その数日後のインタビュー記事の内容が美帆さんを理解する上で正しく伝えられていたのでは
ないかなと思う(一部分抜粋・朝日夕刊3/14)
 Q 華々しい活躍。次は見つけられるか。
「振り返るとこの4年間、ずっと苦しんできたし、自分を追い込み続けてきた。それをもう一度できる自信はない。
 同じようにはできないというのが、今の正直な気持ち」

 Q 期待も大きかった。
これは是非伝えたいことだが、プレッシャーは全然なかった。どの種目もメダルを取らなきゃいけないとは思わなかった
 取りたいという気持ちの方が強かった

Q 現役続行の決断には時間がかかりそうか。
「続けるのは続ける。ただ、スケートにどう向き合うかは決めかねている。五輪に向かうとしたら次の4年間のほうが
 つらいと思う。今回のようなきれいなシナリオができることはたぶん、ない。それ以上のことを求められたら、苦しく
 なるかもしれない」


メダルを「取らなきゃいけない」と「取りたい」の間の心理の幅の大きさに気付かされた。
取らなきゃいけないがよく言われるオリンピックの魔物を呼び込む遠因なのではないか?
そういうプレーッシャーがなかったのだという。
そして、次回には”今回のようなきれいなシナリオは多分、ない”という冷静でクリアな判断に打たれる。

この人の的確な応えかたにいつも感心する。
まずなによりも誠実な受け答えが印象に残る。過不足なく分かりやすくきちんと”伝えたいことを述べて”いる。
相手に誤解が生じないように話せる能力は尊い(報道の怖さを知っている人だなと思う)
報道陣が煽ってもけっして自分が自分がと前に出ようとしないほどほどの謙虚さがよい。かといって肝心の言うことは
きちんと言えている。ユーモアセンスもありほどほどの愛嬌があり剛と柔のバランスが見事な人だ。


また今週末に国際大会(最終戦)が控えている。
美帆さんのおかげでワクワクが継続してます
あなたの居る景色を観ることが好きだ。
コメント

こなれたおしゃべりを愉しむ番組

2018年03月09日 | 喜怒☆楽
「スポーツ酒場・語り亭」NHK BS1 (金曜日23:00~23:50)
不定期番組・MC:ミッツ・マングローブ

この番組、トークがかなり面白い。
多彩なジャンルのスポーツを元選手が解説者が深い思い入れのある方々が
ミッツを基軸としてお酒を飲みながら愉しくそれぞれ語り合う。
「実は・・・・」の選手のリアルな裏話であったり、
こちらが”聞きたい”情報を的確に載せてくる。
そして知られざる”話”の内容の充実度に満足する。
MCのミッツ・マングローブがゲストの話の流れを的確に淀みなく面白く載せてくる(頭のいい人だ)
ゲストの選び方からトークの流れ全てのセンスが良い

残念ながらこの番組不定期で1か月に一度だったりもっと空いたりする。
なので放送日は貴重なのです
きょう(3/9)は羽生くんと宇野くんの徹底分析・・・と、新聞TV欄にあり。

もし、過去作が見られるのでしたら”競馬”の回が非常に興味深い内容でした。
コメント

輪廻転生、その後を

2018年03月05日 | 喜怒☆楽
「忍びの国」2017/7月公開
ロングヒットを放ったこの作品、ラスト近くに現代への警鐘をよぎらせていた場面がある。
虎狼の輩は全滅したのではなく”散って”その先の世へも続いている・・・と。

この作品はキャストがほぼ全員渾身の演技をしていた。恐らく、各キャスト・各スタッフ・監督らの
相性がとても良いのではないかと感じる。
この稀なる絶妙の組み合わせによるキャストたちを1本だけで終わらせるには非常にもったいない。

輪廻転生という設定で丸ごと同キャストで現代に蘇らせて欲しい。
今度はシビアに徹して現代の抱える問題を提起するという設定でいかがでしょうか。


コメント

dear中村監督

2018年03月03日 | 喜怒☆楽
「銀河鉄道の父」を読みながら
脳裏を霞んだのは”・・もしこれを映像化したら政次郎は誰に”?

政次郎(賢治の父)の内面の仄かな面白味を表現できる役者。
資産家の厳格な長で商売上手な口を持つ。他面、家族には心を砕く(そう見せないが)
鮮やかな心情の切り替えが必要な人物だ。

阿部サダオor大泉洋or・・・・・大野智だよ
ほのかな可笑しみ・・・といったら大野だ。
品も備えているとなると消去法でいくと大野が残る(彼のしんと鎮まった場面の顔だちの品の良さ菩薩の如く)

賢治の幼少期の政次郎役を大野が。
そして青年期の賢治も大野に演じてもらいたいんだよな

これ、舞台で演ったら面白いだろうな。

大野のほのかな面白味を熟知しているのが中村義洋監督ではないのかな?ということでタイトルをdear・・・にした。
大野智という稀なる芸達者な人物がどうしてこんなに出演頻度が少ないのか理解不能。
コメント

4月期からのドラマ期待作

2018年03月03日 | 喜怒☆楽
昨夜、アンナチュラルを見ていたら
ラストで次回作の映像が突然入ってきた。
「あなたには帰る家がある」
キャスト:中谷美紀・玉木宏・木村多江・ユースケ・サンタマリア
見事に相性の良い面子に驚いた
キャストは豪華なメンバーを揃えるのではなく相性だと思っている。(アンナチュラルもキャストを揃えた時の絵面が良い)
これは期待したい。
ちなみにフジドラマの低視聴の原因は恐らく主役と脇役陣のミスキャストでは?
どんな旬の俳優を主役にもってきても、上手い脇役を複数投入しても双方の相性(絵面含め)が噛み合わないと
上手く展開しない。

TVドラマは面白くても”必ず”見ると意気込んで10回全て見たという作品は中々ない。
数年遡ってみると全ての回をワクワクを継続して視聴したのは「世界一難しい恋」「ゆとりですがなにか」
「カルテット」「陸王」→役所さんに惹かれて・・・のみ。(今期「アンナチュラル」でさえ数回パスした)
この1本は是非のドラマがあると愉しいんだけどな。


付記:
強力な無敵の脇役が一人存在する。香川照之さん
この人は主役が誰でも必ずその人を活かす名脇役だ(多くの皆さんが衆知のとおり)
香川さんが脇で出演してヒットしない作品はまずない。
香川照之・岸部一徳・風間杜夫(主役もOK)は自身の3大名プレイヤーである。



コメント