焼肉パーティー
6月末から、恒例の「妹母子、嵐の一時帰国中!」です。
《メーコと芋助の夏休みだよ、2013》
二人が帰国したばかりの頃は、毎晩えんかーい (#^.^#)
病床の母上もリビングルームに出てきて、ビールやワインに手を伸ばしていましたwww
昨年の秋、母上は胃ろうを付け、寝ながらにして人工栄養を摂っています。
夕食だけはオヤジ様が物を選んでミキサーでペースト状にし、「なめる」程度を口に入れてあげます。
そんな状態の母上ですが外面はよく(苦笑)、来客があると、
「リビングルームに行きたい」と主張し、テーブルのものに手を伸ばします。
母上は意外と手先はよく動き、お菓子の包みをむいたり、コップやスプーンなどを持とうとします。
持ったところで口に運べないし、うまく運んだとしても、すぐにむせてしまうのですが・・・。
妹母子が帰国した3日間位は「宴会」も楽しかったですが、ひと夏中そんなことを続けていられるわけはなく(笑)、7月になってからは家族それぞれに「平常な暮らし」に戻りました。
※ 各自“晩酌”はしておりますがね(^_-)
妹が居る間に、「してもらいたいこと」がいくつがあります、ワタクシメ。
その一つが「焼肉」です。
普段は自分の居住区内(?)でヘルパーさんに作って食べさせてもらっていて、そこそこ食生活はちゃんとしていますが、「なべ」とか「ジュージュー焼き」の類を食する雰囲気ではありません。
それから・・・ワタクシメは“ケチ”で、「3パック980円」をモットーにしているので(笑)、「牛肉」をあまり買いません(爆)
そんなシミッタレタ姉のために、妹・メーコが「焼き肉パーティー」をしてくれました。
〈スポンサーはオヤジ様〉
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食い物のウラミは怖いのだ
ーーな~んだ、オヤジ様のおごりか・・・と、笑いたいヤツは勝手に笑え(出ました~)。
ワタクシメには。オヤジ様に牛肉をおごってもらわなければ気がすまない“心の傷”があるのでござります(涙)
あれは忘れもしない昨年の大晦日。
あの日もワタクシメは上に書いたと同じ理由で、
「お年越しはすき焼きにしよう!」といいました。
母上も筆談で、
「なおこにすき焼きを食べさせてあげてね」と、オヤジ様に何度も頼んでくれました。
年内最後の買い物に出る時、オヤジ様は、
「んったくー、うるさいよ! 一度言えばわかる(怒)。二人して、しつこいぞ」みたいなことを言ったのです。
さて、夕食の時間になりました。
年末も妹母子は帰国しており、年越しディナーの下ごしらえはヘルパーさんにお願いし、妹・メーコはすき焼きの鍋奉行をする気まんまんでした。
甥っ子・芋助は早々と玉子をかき、すっかり「すき焼きモード」になっていました。
ワタクシメとメーコはテーブルの上に小さな鍋しかないのを見て「???」でしたが、
ーー年越しのメインは蕎麦だから、ヘルパーさんが気を利かせて、小さな鍋に『すき焼き風煮物』を作ってくれたんだな~と思い食べ始めました。
何かが違う!
「このすき焼き、ちょっと味が薄いわ」と、オヤジ様を信じるワタクシメ。
「でも、この肉、豚肉みたいな牛肉ね」
あくまで「これはすき焼きだ」と信じて食べるワタクシメとメーコ。
「まさか・・・オヤジさまぁ。豚肉買ったの?! そんなー、ヒドイ」
ワタクシメが嘆き叫ぶ(?)に対し、オヤジ様は澄ました顔で一言。
「豚肉おいしいじゃないか!」
「あのさ、ワタクシメはすき焼きが食べたいって言ったよね」
「豚すき、うまいよ」
「大晦日だから、すき焼き食べようって話だったよね」と、しつこいワタクシメ。
「だから、豚肉のすき焼きでいいだろう」と、オヤジ様。
「これじゃー普段の夕食の『肉豆腐』と変わらないじゃないよー。今夜はお・お・み・そ・かー」。
ムキになるワタクシメ(怒)
ーーオヤジ~。なに考えてんのよ(?_?)
ワタクシメとオヤジ様のやり取りをベッドで聞いていた母上は、
「バカッ」と言いたげに顔をしかめたのでした(泣)
食べたかったのは“ギュウ”ではなかったのかも・・・
大晦日以来、ワタクシメは「牛肉」に飢えておりました(笑)
あれから7か月。メーコにたらふく焼肉を食べさせてもらい、胸焼けして眠れないほどwwwwww幸せでした\(~o~)/
この間、牛肉を食べていなかったわけではありませんが(笑) 家族で囲むホットプレートは格別でした。
母上が難病を患ってから、鍋やホットプレートを囲んで食事をすることはほとんどなくなりました。
昔は家族も多かったし、ワタクシメの食事介助もあったから、母上は「食事時」は大忙しでしたが、美味しい物を惜しみなく食べさせてくれました。
家族がそろう食卓、特に鍋やホットプレートを出すと戦場でしたが、思い起こすと楽しいことばかりです(*^^)v
昨年の大晦日にワタクシメが欲していたのは「すき焼き」ではなく、気兼ねのない団らんだった気もします、
6月末から、恒例の「妹母子、嵐の一時帰国中!」です。
《メーコと芋助の夏休みだよ、2013》
二人が帰国したばかりの頃は、毎晩えんかーい (#^.^#)
病床の母上もリビングルームに出てきて、ビールやワインに手を伸ばしていましたwww
昨年の秋、母上は胃ろうを付け、寝ながらにして人工栄養を摂っています。
夕食だけはオヤジ様が物を選んでミキサーでペースト状にし、「なめる」程度を口に入れてあげます。
そんな状態の母上ですが外面はよく(苦笑)、来客があると、
「リビングルームに行きたい」と主張し、テーブルのものに手を伸ばします。
母上は意外と手先はよく動き、お菓子の包みをむいたり、コップやスプーンなどを持とうとします。
持ったところで口に運べないし、うまく運んだとしても、すぐにむせてしまうのですが・・・。
妹母子が帰国した3日間位は「宴会」も楽しかったですが、ひと夏中そんなことを続けていられるわけはなく(笑)、7月になってからは家族それぞれに「平常な暮らし」に戻りました。
※ 各自“晩酌”はしておりますがね(^_-)
妹が居る間に、「してもらいたいこと」がいくつがあります、ワタクシメ。
その一つが「焼肉」です。
普段は自分の居住区内(?)でヘルパーさんに作って食べさせてもらっていて、そこそこ食生活はちゃんとしていますが、「なべ」とか「ジュージュー焼き」の類を食する雰囲気ではありません。
それから・・・ワタクシメは“ケチ”で、「3パック980円」をモットーにしているので(笑)、「牛肉」をあまり買いません(爆)
そんなシミッタレタ姉のために、妹・メーコが「焼き肉パーティー」をしてくれました。
〈スポンサーはオヤジ様〉
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食い物のウラミは怖いのだ
ーーな~んだ、オヤジ様のおごりか・・・と、笑いたいヤツは勝手に笑え(出ました~)。
ワタクシメには。オヤジ様に牛肉をおごってもらわなければ気がすまない“心の傷”があるのでござります(涙)
あれは忘れもしない昨年の大晦日。
あの日もワタクシメは上に書いたと同じ理由で、
「お年越しはすき焼きにしよう!」といいました。
母上も筆談で、
「なおこにすき焼きを食べさせてあげてね」と、オヤジ様に何度も頼んでくれました。
年内最後の買い物に出る時、オヤジ様は、
「んったくー、うるさいよ! 一度言えばわかる(怒)。二人して、しつこいぞ」みたいなことを言ったのです。
さて、夕食の時間になりました。
年末も妹母子は帰国しており、年越しディナーの下ごしらえはヘルパーさんにお願いし、妹・メーコはすき焼きの鍋奉行をする気まんまんでした。
甥っ子・芋助は早々と玉子をかき、すっかり「すき焼きモード」になっていました。
ワタクシメとメーコはテーブルの上に小さな鍋しかないのを見て「???」でしたが、
ーー年越しのメインは蕎麦だから、ヘルパーさんが気を利かせて、小さな鍋に『すき焼き風煮物』を作ってくれたんだな~と思い食べ始めました。
何かが違う!
「このすき焼き、ちょっと味が薄いわ」と、オヤジ様を信じるワタクシメ。
「でも、この肉、豚肉みたいな牛肉ね」
あくまで「これはすき焼きだ」と信じて食べるワタクシメとメーコ。
「まさか・・・オヤジさまぁ。豚肉買ったの?! そんなー、ヒドイ」
ワタクシメが嘆き叫ぶ(?)に対し、オヤジ様は澄ました顔で一言。
「豚肉おいしいじゃないか!」
「あのさ、ワタクシメはすき焼きが食べたいって言ったよね」
「豚すき、うまいよ」
「大晦日だから、すき焼き食べようって話だったよね」と、しつこいワタクシメ。
「だから、豚肉のすき焼きでいいだろう」と、オヤジ様。
「これじゃー普段の夕食の『肉豆腐』と変わらないじゃないよー。今夜はお・お・み・そ・かー」。
ムキになるワタクシメ(怒)
ーーオヤジ~。なに考えてんのよ(?_?)
ワタクシメとオヤジ様のやり取りをベッドで聞いていた母上は、
「バカッ」と言いたげに顔をしかめたのでした(泣)
食べたかったのは“ギュウ”ではなかったのかも・・・
大晦日以来、ワタクシメは「牛肉」に飢えておりました(笑)
あれから7か月。メーコにたらふく焼肉を食べさせてもらい、胸焼けして眠れないほどwwwwww幸せでした\(~o~)/
この間、牛肉を食べていなかったわけではありませんが(笑) 家族で囲むホットプレートは格別でした。
母上が難病を患ってから、鍋やホットプレートを囲んで食事をすることはほとんどなくなりました。
昔は家族も多かったし、ワタクシメの食事介助もあったから、母上は「食事時」は大忙しでしたが、美味しい物を惜しみなく食べさせてくれました。
家族がそろう食卓、特に鍋やホットプレートを出すと戦場でしたが、思い起こすと楽しいことばかりです(*^^)v
昨年の大晦日にワタクシメが欲していたのは「すき焼き」ではなく、気兼ねのない団らんだった気もします、