だーばぁの流儀

児童文学作家・岡田なおこブログです。
全身マヒ+オストメイト・作家・アラ還ならではの日々を気ままにつづっています。

おはなしの森  2

2013年07月27日 | クリエーター・モード
読みやすいアンソロジー

※ アンソロジーとは・・・異なる作者による詩文などの作品を集めたもの。

先月ご恵贈たまわりました「おはなしの森 2」。
遅ればせながらご紹介します。





これは「神戸新聞」に毎週記載された物語を一冊の本にしたモノです。
第一弾が好評だったので、第二弾は季節ごとに章立てし構成してあります。

ワタクシメも何冊が「アンソロジー」に参加させていただき、そのむずかしさを感じております。
異なる作者による作品を集める面白さもありますが、一冊の本としての統一感が薄まるケースもあります。
ワタクシメ、著者の皆さんの足を引っ張り、本のレベルを下げている立場なので〈恥〉、意見を述べられる立場ではありませんが・・・<(_ _)>

「おはなしの森」の著者はそれぞれ個性的な作品を書かれていますが、全体的に落ち着いた仕上がりで読みやすいです。

「おはなしの森」には21編の物語が収められています。
読み聞かせや、朝の読書会におすすめ。
「おはなしの森」をかばんにしのばせておいたら、乗り物の中で、待合室で、公園で・・・子どもかが退屈してしまった時にも便利。
「おやすみ前の本」として、枕元に置いておいてもいいと思います。
挿し絵もかわいいですよ。

斬新な発想の作品もありますが、新聞の連載とあって「ほのぼの路線」です。

「斬新」と「ほのぼの」のバランスに悩んでおります、ワタクシメ。
子どもに与えるモノは、ドキドキ・わくわく、そして最後はほっとしてニッコリ・・・これが理想ですね!

第3弾に向けて、著者の皆さん、がんばってください\(~o~)/




コメント
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