思い出したくないことなど

成人向き。二十歳未満の閲覧禁止。家庭の事情でクラスメイトの女子の家に居候することになった僕の性的いじめ体験。

罰を受ける

2008-09-03 09:59:45 | 6.女子はたくらむ
 細い紐で両手を縛られ、片足を吊るされた僕は、Y美とS子の前に一糸まとわぬ裸を晒しながら、親指の付け根に力を入れて畳を踏ん張っていた。頭上の鴨居を二重三重に巻いて固く結ばれた紐の先っぽが垂れて、僕の括り合わされた手首に触れるのだった。
「脇の下もツルツルなんだね」
「当たり前じゃん。おちんちんに毛が生えてないのに」
 S子の素朴な感想を一笑に付して、Y美がおちんちんに手を伸ばした。何度も射精させられて、袋の中で縮こまっているのを指で無理矢理出して、乱暴に亀頭をぺたぺたと叩く。
「うぐっ。やめてください」
 身をよじって抵抗する僕を20cm以上ある身長差から見下ろして、Y美とS子が並んで笑っている。剥き出しにされた過敏な亀頭がひりひりしてたまらない。片足で立たされている僕はバランスを崩し、前へ倒れ掛かってしまった。手首を縛っている紐に体重がかかり、手首に痛みが走った。
「いつもいつもおちんちんの皮の中に隠れているからいけないんでしょ。私たちが鍛えてあげる」
ぺたぺた指で軽く叩きながらS子が悶える僕の顔を覗き込む。だんだん叩き方が乱暴になってきて、前へ倒れ掛かった僕は激しく体を左右前後に揺すりながら、必死に許しを乞う。と、吊られている足の指がY美の腰に少し強く当たってしまった。
「痛いなあ。全裸奴隷の分際で私を蹴るなんて、どういうこと?」
 どんと手のひらで胸を突かれた僕は、その勢いで畳に踵を着けてバランスを取り戻し、S子の指攻撃からも逃れることができた。呆気にとられるS子をよそに、Y美は憎悪のこもった目で僕を睨みつけていた。
「私ね、お母さんにも蹴られたことなんか一度もないよ。それなのに、なんでお前なんかに蹴られなくちゃいけないの」
「ごめんなさい」
 あまりの剣幕に、そう返事するのが精いっぱいだった。体が震えた。Y美はしばらく黙っていたが、それは僕に弁明の機会を与えていたのだった。しかし僕が言葉を続けず、うつむいたまま足をがくがく震わせているのを見て、業を煮やしたY美は、
「このおちんちんが悪いんだよね。こんなに長い皮があるからいけないんだよ」
 と言って、根元のほうに向って巻かれたおちんちんの皮をつまんで引っ張り始めた。ちぎれそうな痛みに悲鳴を上げて、少しでも痛みを軽くしようと腰を突き出す。45度上方に皮がぴんと伸ばされ、Y美のつまむ指先に更なる力が加えられた。
 つま先で踏ん張りながら呻き声を漏らす僕は、痛みに耐えるのに必死でそれ以外のことは何も思い浮かばなかった。S子が「はやくきちんと謝んないと、千切れちゃうかもね」と忠告しなかったら、僕は泣き声とともに「許してください」しか口にしなかったと思う。Y美が苦痛に耐える僕の姿を面白半分に眺めて、おちんちんの皮をいったん緩めたかと思うとすぐに引っ張り、少しずつ長さを伸ばす。
「Y美さんを蹴るつもりはなかったんです。当たってしまっただけです。許してください。もうこれ以上引っ張らないで」
 涙が頬を流れて、畳に落ちた。やっとY美が放してくれたおちんちんの皮は、すっかり伸びきって、だらりと垂れ下がるのだった。S子が指でおちんちんの皮を左右に揺らして、振り子時計のようだと言って、笑った。
 もう一度射精させるつもりだとY美が言い、S子が無言で頷いた。片足を吊られ、縛られた両手を頭上に固定された僕は、首を横に振って、彼女たちが考えを翻すように哀訴したが、Y美は笑って相手にしなかった。今のY美は自分のやりたいことしか興味がないし、やりたいことに対しては恐ろしいほどの集中力を発揮するテンションを保っている。僕のおちんちんから精液を出させるという思いつきでY美の大きな目がぎらぎら輝いた。
 今日すでに4回も射精させられている僕は、「もうこれ以上出ません」と訴えたが、「やってみなくちゃ分からないでしょ」としかY美は答えなかった。理不尽極まる強制射精の運命を受け入れさせようと、S子は僕の頬をやさしく撫でるのだった。

 やさしくゆっくり指を動かしていたS子は、一向におちんちんが大きくならないので、次第に苛立ちを隠せなくなってきた。指の動かし方や指を当てる位置について、Y美が横からいろいろと口を出していたが、効果がなく、おちんちんは小さく縮んだままだった。
 乱暴にしごかれ、おちんちんが痛くなった。もうこれ以上精液は出ない。それなのに、二人の同級生は僕に何が何でも射精させるつもりらしい。すでに何回も射精の瞬間を見られている僕は、恥ずかしいと思う気持ちよりも、いじめから解放されたい思いのほうが強く、できることならとっとと精液を放出してしまいたかった。 とても恥ずかしく、悔しいことだけど、彼女たちがそれで満足し、今晩はこれ以上僕をいじめなくても満足するのなら、その瞬間の羞恥に耐えたほうがどれだけよいか、知れなかった。しかし片足を吊られ、かろうじてバランスを取りながら立っている僕は、おちんちんに神経を集中させることがなかなかできず、S子による指の刺激に応えられないのだった。
「そんなに私たちの前で精液を出すのがいやなの? 馬鹿だね、もう何回もみっともない、恥ずかしいところを見られているくせにさ。今さら、なんでそんなに意地張ってんのよ」
「違うんです。もう大きくならないんです。痛い痛い。やめてください」
 ぎゅっとおちんちんの袋を握り締めるS子の握力はすさまじく、先ほどとは別種の痛みに身悶えして僕は叫んだ。S子の誤解をY美はにやにやしながら聞いていたが、矢庭に僕の後ろに回り、
「わざと大きくさせないんだったら、お仕置きが必要なんじゃないの。お尻叩きとか」
 などと提案し、いきなり激しくお尻を平手打ちするのだった。
「見て、紅葉だよ。手形がこんなにくっきり」
 無邪気そうに笑い声を立てるY美に誘われ、S子も握りしめていたおちんちんの袋から手を離し、後ろに回った。そして、何にも言わず、いきなりY美よりももっと強くお尻に平手打ちをする。二人の女の人は、僕のお尻の左右に紅葉がきれいに並んだことを喜んでいた。喜びながら、僕に冷やかしの言葉を浴びせた。
 せっかくだからもっと紅葉を増やそうとY美が言い、立て続けにお尻を叩き始めた。それに倣ってS子も高く上げた手を振り下ろす。パシンパシンと乾いた音が和室の部屋に響き渡った。打たれるたびに僕は体をくねらせ、短く小さな声を上げた。Y美とS子は、交互に叩いて疲れを知らぬようだった。特にS子のバレーボールで鍛えた腕力と分厚い手のひらが恐ろしかった。Y美が途中で手が痛くなったらとぼやいて打つのをやめた後も、延々と叩き続け。僕は悔し涙を流しながら、何度も何度も「やめてください。許してください」と哀願するのだった。
 S子が飽くことなくお尻を平手打ちしている間、Y美は一階に行き、飲み物とお菓子を盆に載せて戻ってきた。Y美は畳に体育座りして、僕が打たれるたびにおちんちんがぷるんと揺れるのをじっと見ていたが、やがて二つのコップにジュースを注ぐと、その一つを手に取って口に当てながら、僕の体を舐めまわすように眺め始めた。頭上に縛られた両手を固定され、片足吊りにされた僕の体が汗で白く光っているのを指摘したY美は、「素っ裸だからかもしれないけど、なんか不思議な生き物みたいに見える」と、呟いた。
 じんじんと痺れるような痛みをお尻に感じている僕は、S子がY美に誘われて休憩に入り、Y美と並んで畳に腰を下し、ジュースを飲み始めた時も、息を乱して、真赤に染まっているだろうお尻を小刻みに震わせていた。ずっと片足を吊られているので、畳に踏ん張っているもう片方の足も、特に膝小僧を中心にがくがくと震え、脹脛のあたりが痛くなっていた。ついにバランスを崩して、前に倒れてしまった僕は、頭上の手首に体重がかかる痛みに耐えながら、踏ん張っていた方の足ががくっと折れて、足の指の爪が畳を擦るのを感じた。僕は、せめて足だけでも紐を解いてほしいと小声で哀訴した。
「何やっちゃってんのよ。馬鹿だね」
 呆れたようにY美が立ち上がり、僕の片足を吊っていた紐の結び目をいじくり始めた。お尻が夕日のように真っ赤に染まっていると笑いながら指摘したY美は、自由になった僕の足が畳にゆっくりと着地するのを見届けると、ぱしんとやや強くお尻を平手打ちしてから、S子の隣りに戻って腰を下ろした。
 ようやく両足で体重を支えることができて、一息ついた僕は、畳の上にY美とS子が並んで座っているのをすぐ目の前に見て、不意に改めて恥ずかしい気持ちを覚えた。片足を吊られている時には隠しようがなかったけれど、今は少なくとも両足は自由だ。おちんちんを前の二人の同級生に隠そうとして、腰を引き、股で挟んだ。しかし、すぐにY美に叱責され、股間を開く。隠そうと思えば隠せるのに、隠すことを禁じられた状態で晒されているのは、なかなかに辛かった。
 ベランダに面した網戸からは、ほとんど風らしい風は吹いてこない。蒸し暑い夜を女の子たちはジュースで喉を潤しながら他愛ない話に興じている。時折ちらちらと素っ裸のまま両手を頭上に拘束されている僕のおちんちんに無遠慮な視線が向けられ、その度に僕は自由に動かせる筈の両足を、吊られている時よりもいっそう不自由になったかのように、もぞもぞと動かすのだった。恥ずかしさで顔を上げられない僕は、先ほどY美に思いっきり引っ張られたおちんちんの皮がだらりと伸びたままになっていて、おちんちんをすっぽり包んでいるのを視界から払うことができなかった。
 いつまでも両足をもじもじさせている僕を見かねて、S子がそんなに恥ずかしいのかと尋ねた。おちんちんの袋の裏側からお尻の穴はおろか、女の子たちの手で精液を放出する瞬間までばっちり見られて、今もこうして丸裸のまま晒されているのに、何を今さら恥ずかしがっているのか、理解できないとS子が首を傾げた。僕が口ごもっていると、Y美が、足が自由になっているのにおちんちんを隠すと叱られるから恥ずかしいのではないかと推測した。
「でも、足だけでおちんちんて隠せるのかな」
「隠せるよ。さっきちょっと股に挟んだじゃん」
 太ももを叩かれた僕は目を上げると、Y美がもう一度おちんちんを股に挟んで隠すように命じた。僕は股を広げ、腰を引き、さっとおちんちんを挟むと、両の膝がしらを擦り合わせた状態でおちんちんをお尻の方に移動させた。
「おもしろい。女の子みたいだねえ」
 少し顔を赤らめてS子がくすくす笑う。白い丘のような股間がそこにあった。Y美とS子が僕の必死に隠している股間に顔を寄せて、呼びかけた。
「出て来い出て来い、おちんちん」
 腿をつかんで二人の同級生が左右に引く。ゆっくり加えられてゆくその力に抗う術はなく、擦り合わせた腿の間から、ねじり出るようにおちんちんが現れた。相変わらず皮をすっぽりと被ったまま、ひくひくと震えていた。
「おもしろい。もう一回やろうよ」
 興に乗ったS子が僕のお臍の穴に指を入れて掻き回しながら、もう一度おちんちんを股で挟むように指示した。
 恥ずかしがっている素振りは見せないようにしていたものの、Y美は僕が羞恥に身を苛まれていることを鋭くも見てとり、面白がって、何度も何度も僕に同じ行為を要球した。彼女たちに固く閉じた股を開かされ、おちんちんが目の前に出てくると、指で小突かれたり、皮を引っ張られたりする。僕は泣き叫びたい気持ちをぐっと堪えて、頭の上で縛られている両手を左右に揺すった。これだけが今の僕に許されている唯一の感情表現だった。その感情表現すらも、Y美やS子にしてみれば、彼女たちを喜ばせる抵抗の素振りでしかなかったかもしれない。
「ぎゃあ、すごい」
 大笑いしてS子が畳の上をのたうち回った。理由は単純だ。股の間におちんちんを引っ込めていると、Y美が立ち上がって僕の背後に回り、お尻に隠れているおちんちんの皮をこっそり剥いた。彼女たちの呼びかけに応えて股から現れたおちんちんが、今までと違って亀頭を剥き出しにしていたのがS子の大爆笑を誘ったのだった。

 洗面器には水道水がたっぷり入っていた。ジュースを飲み干した女の子たちが僕も喉が渇いただろうと運んでくれたのだった。洗面器を僕の口に当てて、S子に強制的に水道水を飲ませられた僕は、途中でむせて、洗面器に入っていた半分以上の水を畳にこぼしてしまった。すかさずY美が僕の頬を力いっぱい平手打ちする。
 その後、S子におちんちんをしごかれた。どうしても僕を射精させたいのだと言う。縛られた両手を頭上で小さく回して、この紐から両手が自由になればいいなと淡い期待を抱いた。乱暴にしごかれるおちんちんが痛くてたまらない。僕としては、恥ずかしいけど早く射精するしかないと思っていた。そうしないと、いつまでも丸裸のまま弄ばれ、解放されることがない。しかし、肝心のおちんちんは、ぐったりして回復の兆しが見えなかった。かてて加えてS子に力まかせの指でしごかれている。
 ちっとも大きくならないおちんちんに腹を立てたS子が、突然おちんちんの袋を鷲掴みにした。今までとは別種の鮮烈な痛み。呻き声を漏らして苦痛にゆがんだ顔を上げる。容赦なく握力を加えるS子に僕は震える声で許しを乞う。必ず勃起させ射精することを誓わされた僕は、肩を上下させるほどの激しい呼吸をして、ツーンと走る睾丸の痛みをなだめた。S子は、胸の前に上げた両手でおちんちんを揉む真似をしながら、
「男の子って、ほんとにおちんちんの袋を叩かれると痛がるのね。そんなにデリケートなものなら、なんで外側にぶら下がってるのかな。まるで、打ってくださいと言わんばかりじゃないの」
 などと気楽そうに呟いた。屈託のない笑顔を見せて同意したY美は、おちんちんだけいじっても性的な快感になかなか結び付かないだろうから、お尻の穴を刺激してやればどうたろうと提案した。
 水を湛えた洗面器と石鹸、綿棒が用意された。水で濡らしたS子の指が僕のお尻に石鹸を塗り付けながら、穴の中へ入ってゆく。
 すぽっと指が抜けると、すぐに綿棒の感触があった。ぐるぐる回転しながら、ゆっくりと肛門に押し込んでゆく。S子の隣りではY美がしっかりと両手で僕のお尻を広げている。僕は綿棒の出し入れをお尻に感じながら、ずっと立ちっぱなしで疲れた足を交互に上げたり下したりした。
「気持ちいい?」
「感じてきた?」
 二人の同級生が無遠慮に訊ねる。なんとも答えられないので黙っていると、「答えなさいよ」とY美に頬をぐいと抓られた。僕は自棄の気持ちから、「気持ちいいです」と答えた。綿棒を僕のお尻の穴からいったん抜いたS子がそれをY美に見せて、綿棒が薄く茶色に変色したと言った。
「ほんとだ。お前のうんちのせいで、綿棒が汚れたよ。ちゃんと拭いてるの?」
 うっすらと目を細くして、Y美が僕に綿棒を突き付ける。変色をひとしきり僕に確認させると、いきなりそれを僕の口元に運んだ。
「舐めてきれいにしなさいよ。お前のうんちで汚れたんだから」
 そう言うが早いか固く合わせた僕の唇の間に綿棒をぐいぐいとねじ込んでゆく。縛られた両手を吊られている素っ裸の身では、到底これを防ぐことなどできなかった。

 二人の同級生は、さんざん僕のお尻の穴を弄んだ。彼女たちの乱暴さは、おちんちんをいじる時と同様、際立っていた。思うままに肛門を横に広げたり、綿棒を二本同時に入れたりした。
 手首に何重にも巻かれた細い紐を解いてもらえたのは、許されたからではなく、彼女たちがこの遊戯に飽きたからだった。僕は自由になった両手でおちんちんを隠したまま、畳の上に正座していた。
 女の子たちは、学校の先生の話題で盛り上がっていた。しばらくすると、Y美が立ち上がり、僕の目の前に立って、薄ら笑いを浮かべながら僕を見下ろした。同級生の女子が普通に楽しくお話している中で、一人だけ一糸まとわぬ体で正座させられている気分を問われた僕は、小声で「恥ずかしいです」とだけ答えて、じっと視線を膝頭のすぐ下の畳の目に注いだ。Y美が僕の小声を揶揄するかのような、更に小さなかすれた声で「立ちなさい」と言った。
 手首に入れたガムテープをぐるぐる回しながらS子が僕のそばに寄った。彼女はガムテープをY美に渡すと、すっと僕の背後に回り、僕を羽交締めにするのだった。しゃがんだY美がおちんちんへゆっくりと手を伸ばす。
「あ、やめてください」
 反射的に抵抗してしまった僕は太腿をぴしゃりと叩かれ、Y美におちんちんの皮を剥かれた。亀頭がすっかり丸出しになっている。ガムテープを引き伸ばしたY美が股間に腕を通して、お尻から貼り付けてゆく。皮を剥かれたおちんちんの上にもガムテープが通り、お臍の下あたりで切った。おちんちんがガムテープにすっぽり包まれている。
 背後でS子が笑い声を立てた。その生温かい息が僕の耳や首にかかった。羽交締めを解いたS子は、僕の腕を背中で曲げて動けないようにしながら、もう片方の手を回して、僕の乳首を指ではじいたり、つまんだりした。Y美が「じゃ、覚悟はいいね」と言ったかと思うと、一気にお臍の下のガムテープを剥がした。
 あまりの痛みに悲鳴を上げた僕は、腰を落として畳に倒れるところだったが、S子によって背中に腕を取られていたので、膝を曲げると、腕にも折れるような痛みが走った。中腰の姿勢のまま、僕はY美を見上げ、首を横に振った。
「許してあげない。だって精液出してくれないんだもん。お前が罰を受けるのは当然でしょ。観念しなさいよ」
 もう一度、同じようにガムテープをお尻から股間を通してお臍の下まで貼り付ける。僕ののうたうち回る姿を見たいと言って、S子が僕の腕を放してY美の隣りに移動した。今度はS子が僕の股間に腕を通してお尻の上から下へ向かってガムテープを剥がす。Y美が一気に剥がしたのと違って、じりじり剥がし始めた。おちんちんの袋のあたりまで来ると、いったん手が止まった。僕は、ジェットコースターが激しく降下する直前を思った。
 掛け声とともに、S子がガムテープを一気に引き剥がす。僕はおちんちんに手を当てて、畳の上を転がり回った。ひりひりする痛みで全身がかっと熱くなっている。呻き声を漏らして苦しむ僕を、Y美とS子は、仲の良い姉妹のように並んで、じっと見ていた。
 髪の毛をつかんで僕を無理矢理立たせたY美は、更にもう一度ガムテープを貼り付けて、剝した。これで三回目。四回目に貼り付けた時は、胸から横にぐるぐる巻き付けられた。乳首の上を通って、お臍のあたりまで巻き付け、そのままお尻に向かい、股間を通しておちんちんを包んだ。
 体全体にガムテープを張り付けられた僕を見て、Y美が、
「久し振りに裸を隠せた気分はどうかしら」
と、訪ねた。
「ほんと、よかったじゃない、スナオ君。いつまでも一人だけ丸裸じゃ、恥ずかしいもんね」
 S子がにやにや笑いながら、僕の肩を叩いた。
「恥ずかしいおちんちんやお尻を隠せたんだし、せっかくだから少し散歩に行こうか」
 和室の電気を消して、Y美がS子と一緒に階段を下りてゆく。月の光が差し込む暗い和室に一人、茫然と立っている僕に、Y美が玄関から急ぐように命じる。
 まだ罰は終わってないんだ。行かないと、もっと酷い目に遭わされる。そう観念した僕は、素っ裸の身にガムテープを巻かれただけの恥ずかしい姿のまま、ゆっくりと和室を出た。

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1 コメント

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Unknown (名無しさん)
2015-09-02 01:23:11
これってチンポ見たがる女の子をテーマにした話なの?アダルトで女子集団によるチンポイジメなどあるけど。この小説読むとY美や他の女子達もチンポ見たがるみたいだが。
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