木に吊るされた浮き輪の中で、一糸まとわぬ裸の僕は、胸と腿をぴったりと付けたまま身動きができない。
午後の光が眩しく輝いていた。おちんちんもお尻の穴も、すべて剥き出しにされていた。若者たちがビールを飲みながら、浮き輪に拘束され、吊るされている哀れな僕の下半身に近づき、気ままに触れたり、棒切れで突いたりした。そのたびに僕は身悶え、
「やめてください。ここから出してください」と哀訴するのだった。
リーダー格の男が真ん中で椅子に座っていた。胸の前で腕を組み、言った。
「お前、なんで、すっぽんぽんなんだよ」
「パンツ一枚で泳いでいたら、釣り針にパンツがひっかかって」
「あそこは遊泳禁止なんだよ。知らないはずないだろ」
「いえ、知りませんでした」
「嘘つけ!」男はそう吐き捨てるように言うと、僕のおちんちんを指で弾いた。おちんちんの袋を引っ張った。それからお尻の穴をぐっと広げた。
「悪い子どもにはお仕置きが必要だな」と、リーダー格の男が言い、女の人たちにワセリンと伝えた。女の人がワセリンを持ってくると、
「こいつの肛門の周りに塗ってやれ」と言った。
女の人は愛撫するように僕の肛門にワセリンを塗り始めた。塗りながら僕に、名前を聞いた。僕が答えないので、女の人は質問を変えた。友だちにはなんて呼ばれているの、と聞いた。僕は知らない女の人に肛門を丸出しにしている恥かしさに拘束された裸身をぶるぶる震わせながら、「チャコ」と答えた。
「チャコね」と、女の人が復唱した。そして、リーダー格の男に、その名を伝えた。
「よし、チャコくん」と、リーダー格の男は、ワセリンが塗られた僕の肛門を見て、満足そうに頷いてから、言った。「君をこれからほんとの犬にしてやろう」
「犬なんて、いやです」
「いやだって言ったって、君は犬みたいなものじゃないか。ずっとすっぽんぽんで川を泳いだり、この辺りをうろうろしていたんだろう。人間だったらそんなことはしないよ。君は犬だから、ずっとすっぽんぽんのままても平気でいられるんだ」
「そんな、裸でうろうろなんか、してません」
「嘘つくな。彼女が見たってよ」と、男は僕の肛門にワセリンを塗った女の人の肩を叩いた。女の人に「な、見たんだろ」と聞くと、女の人はこくりと頷いた。
「お前はすっぽんぽんのまま、川から上がって石を並べるのを何回も繰り返していたそうじゃないか。それに草の陰で、小学生にすっぽんぽんの体をいじらせていたんだろ。全部、見られていたんだよ。お前、小さいけど、中学生なんだろう」と、男は僕が動揺して体を悶えさせるのを楽しそうに見届けながら、言った。
「中学生のくせに、すっぽんぽんでうろついているなんて、常識では考えられない。これというのもお前は犬だからなんだよ」と、言って、男は、40cmほどの紐が付いたビー玉のようなものを女の人から受け取った。
「これを今からお前の肛門に押し込んで、尻尾を付けてやる。犬らしく、尻尾をな」と、男が言うと、僕の肛門に手をかけた。
僕は悲鳴を上げて、浮き輪から抜け出そうと必死になって暴れた。しかし、すぐに若者たちに浮き輪をしっかり押さえられてしまった。
ビー玉と見えたものは、ぶよぶよしたゴム状の球体だった。みんなの見ている前で肛門が広げられ、ゴム状の球体が押し込まれてゆく。痛みに絶叫すると、おちんちんを引っ張られ、「うるさい」と浮き輪を押さえていた男に叱られた。「あんまり大きな声を上げると、おちんちんを引っこ抜くぞ。静かにしてろ」
肛門に異物感があって気持ち悪かった。首を上げると、お尻の下から紐が垂れているのが見えて、僕は思わず嗚咽を洩らした。
女の人が軽く尻尾を二三度引いた。僕はお尻が引っ張られるような痛みに呻き声を上げた。尻尾が抜けないのを確かめると、女の人は男に手で丸を作った。
「なにやってるんですか」と、別の女の人が男に尋ねている声がした。Y美だった。僕はべそをかきながらY美の名を呼んだ。
相変わらずの素っ裸のまま、吊るされた浮き輪の中に拘束され、おちんちんも肛門も剥き出しにしているばかりか、肛門に尻尾まで埋め込まれてしまった僕のみじめな姿を見て、さすがのY美も絶句しているようだった。
「この男の子は、君の友だち?」と、ワセリンを塗った女の人がY美に訊ねた。
「ええ、クラスメイトです」とだけ、Y美は答えた。
「え、クラスメイト? そうか。なあチャコ、同級生の女の子にこんな恥かしい格好を見られて、君も大変だな。いよいよ犬としての生活を本格的に始めるか」と、リーダー格の男が愉快そうに笑った。
「この尻尾は、もう取れないんですか」と、Y美がリーダー格の男に質問をした。
「取れないことはないけど、一人では絶対に無理だね。君が手伝っても難しいかもしれない。一番確実なのは、肛門科で診察を受けることだと思う。肛門の中に玉の形をしたゴムが入っている。小さく丸めて入れると、肛門の中で膨らむようになっているんだ。栓をしたようなものだから、これが中に埋まっている限り、うんちは出ない。腸の中でうんちが腐らないうちに、早く医者に連れて行ったほうがいいよ」
「ひどいじゃないですか」
男の話を聞いて、Y美はふつふつと怒りをたぎらせたようだった。
「この子は、私の友だちでもあるんですよ」
予想外のY美の怒りに、若者たちはたじろいだ。
「この子を浮き輪から出してください」と、Y美が強い調子で言うと、若者たちは、すぐに僕を引っ張り上げて、この窮屈な浮き輪から解放してくれた。ようやく拘束を解かれたが、尻尾を取り付けられたショックと肛門の異物感から、僕はなかなか立ち上がることができなかった。男が僕の頭を撫でて、「君はもう犬なんだから、四つんばいで歩けよ」と、言った。
Y美が「どうもお世話になりました」と、若者たちに頭を下げると、僕に「行こう」と小声で言った。そこで僕が立ち上がると、リーダー格の男が怒鳴った。
「こら、お前は犬のくせに立ち上がるんじゃない。四つんばいで歩け、四つんばいで」
酒を飲んで酔っ払っているらしく、逆らうとやっかいそうだった。Y美が僕に、「面倒だから、悪いけど今だけは言う通りに四つんばいで歩いて」と言った。僕は頷いて、四つんばいになった。
「ケツをもっと高く上げろ、ケツを」
「尻尾を振ってみろ。振れって言ってるんだよ」
「そうそう、その調子その調子」
若者たちが酒の勢いに任せて次々と発する命令に従いながら、僕はY美の後を、四つんばいになって進んで行った。嗚咽がなかなか止まらなかった。
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午後の光が眩しく輝いていた。おちんちんもお尻の穴も、すべて剥き出しにされていた。若者たちがビールを飲みながら、浮き輪に拘束され、吊るされている哀れな僕の下半身に近づき、気ままに触れたり、棒切れで突いたりした。そのたびに僕は身悶え、
「やめてください。ここから出してください」と哀訴するのだった。
リーダー格の男が真ん中で椅子に座っていた。胸の前で腕を組み、言った。
「お前、なんで、すっぽんぽんなんだよ」
「パンツ一枚で泳いでいたら、釣り針にパンツがひっかかって」
「あそこは遊泳禁止なんだよ。知らないはずないだろ」
「いえ、知りませんでした」
「嘘つけ!」男はそう吐き捨てるように言うと、僕のおちんちんを指で弾いた。おちんちんの袋を引っ張った。それからお尻の穴をぐっと広げた。
「悪い子どもにはお仕置きが必要だな」と、リーダー格の男が言い、女の人たちにワセリンと伝えた。女の人がワセリンを持ってくると、
「こいつの肛門の周りに塗ってやれ」と言った。
女の人は愛撫するように僕の肛門にワセリンを塗り始めた。塗りながら僕に、名前を聞いた。僕が答えないので、女の人は質問を変えた。友だちにはなんて呼ばれているの、と聞いた。僕は知らない女の人に肛門を丸出しにしている恥かしさに拘束された裸身をぶるぶる震わせながら、「チャコ」と答えた。
「チャコね」と、女の人が復唱した。そして、リーダー格の男に、その名を伝えた。
「よし、チャコくん」と、リーダー格の男は、ワセリンが塗られた僕の肛門を見て、満足そうに頷いてから、言った。「君をこれからほんとの犬にしてやろう」
「犬なんて、いやです」
「いやだって言ったって、君は犬みたいなものじゃないか。ずっとすっぽんぽんで川を泳いだり、この辺りをうろうろしていたんだろう。人間だったらそんなことはしないよ。君は犬だから、ずっとすっぽんぽんのままても平気でいられるんだ」
「そんな、裸でうろうろなんか、してません」
「嘘つくな。彼女が見たってよ」と、男は僕の肛門にワセリンを塗った女の人の肩を叩いた。女の人に「な、見たんだろ」と聞くと、女の人はこくりと頷いた。
「お前はすっぽんぽんのまま、川から上がって石を並べるのを何回も繰り返していたそうじゃないか。それに草の陰で、小学生にすっぽんぽんの体をいじらせていたんだろ。全部、見られていたんだよ。お前、小さいけど、中学生なんだろう」と、男は僕が動揺して体を悶えさせるのを楽しそうに見届けながら、言った。
「中学生のくせに、すっぽんぽんでうろついているなんて、常識では考えられない。これというのもお前は犬だからなんだよ」と、言って、男は、40cmほどの紐が付いたビー玉のようなものを女の人から受け取った。
「これを今からお前の肛門に押し込んで、尻尾を付けてやる。犬らしく、尻尾をな」と、男が言うと、僕の肛門に手をかけた。
僕は悲鳴を上げて、浮き輪から抜け出そうと必死になって暴れた。しかし、すぐに若者たちに浮き輪をしっかり押さえられてしまった。
ビー玉と見えたものは、ぶよぶよしたゴム状の球体だった。みんなの見ている前で肛門が広げられ、ゴム状の球体が押し込まれてゆく。痛みに絶叫すると、おちんちんを引っ張られ、「うるさい」と浮き輪を押さえていた男に叱られた。「あんまり大きな声を上げると、おちんちんを引っこ抜くぞ。静かにしてろ」
肛門に異物感があって気持ち悪かった。首を上げると、お尻の下から紐が垂れているのが見えて、僕は思わず嗚咽を洩らした。
女の人が軽く尻尾を二三度引いた。僕はお尻が引っ張られるような痛みに呻き声を上げた。尻尾が抜けないのを確かめると、女の人は男に手で丸を作った。
「なにやってるんですか」と、別の女の人が男に尋ねている声がした。Y美だった。僕はべそをかきながらY美の名を呼んだ。
相変わらずの素っ裸のまま、吊るされた浮き輪の中に拘束され、おちんちんも肛門も剥き出しにしているばかりか、肛門に尻尾まで埋め込まれてしまった僕のみじめな姿を見て、さすがのY美も絶句しているようだった。
「この男の子は、君の友だち?」と、ワセリンを塗った女の人がY美に訊ねた。
「ええ、クラスメイトです」とだけ、Y美は答えた。
「え、クラスメイト? そうか。なあチャコ、同級生の女の子にこんな恥かしい格好を見られて、君も大変だな。いよいよ犬としての生活を本格的に始めるか」と、リーダー格の男が愉快そうに笑った。
「この尻尾は、もう取れないんですか」と、Y美がリーダー格の男に質問をした。
「取れないことはないけど、一人では絶対に無理だね。君が手伝っても難しいかもしれない。一番確実なのは、肛門科で診察を受けることだと思う。肛門の中に玉の形をしたゴムが入っている。小さく丸めて入れると、肛門の中で膨らむようになっているんだ。栓をしたようなものだから、これが中に埋まっている限り、うんちは出ない。腸の中でうんちが腐らないうちに、早く医者に連れて行ったほうがいいよ」
「ひどいじゃないですか」
男の話を聞いて、Y美はふつふつと怒りをたぎらせたようだった。
「この子は、私の友だちでもあるんですよ」
予想外のY美の怒りに、若者たちはたじろいだ。
「この子を浮き輪から出してください」と、Y美が強い調子で言うと、若者たちは、すぐに僕を引っ張り上げて、この窮屈な浮き輪から解放してくれた。ようやく拘束を解かれたが、尻尾を取り付けられたショックと肛門の異物感から、僕はなかなか立ち上がることができなかった。男が僕の頭を撫でて、「君はもう犬なんだから、四つんばいで歩けよ」と、言った。
Y美が「どうもお世話になりました」と、若者たちに頭を下げると、僕に「行こう」と小声で言った。そこで僕が立ち上がると、リーダー格の男が怒鳴った。
「こら、お前は犬のくせに立ち上がるんじゃない。四つんばいで歩け、四つんばいで」
酒を飲んで酔っ払っているらしく、逆らうとやっかいそうだった。Y美が僕に、「面倒だから、悪いけど今だけは言う通りに四つんばいで歩いて」と言った。僕は頷いて、四つんばいになった。
「ケツをもっと高く上げろ、ケツを」
「尻尾を振ってみろ。振れって言ってるんだよ」
「そうそう、その調子その調子」
若者たちが酒の勢いに任せて次々と発する命令に従いながら、僕はY美の後を、四つんばいになって進んで行った。嗚咽がなかなか止まらなかった。
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