和式便器と言っても汲み取り式で、汲み取り口がぽっかりと暗い底を覗かせていた。
その横で、僕は体をくの字に曲げて横になっていた。寒い。白い陶製の便器がお腹に触れた。そろそろ梅雨入りを迎える時期だった。板一枚の小屋で素っ裸のまま毛布もなしに眠るのは、つらい。僕は体をさすりながら眠りに落ちた。と、格子から朝の光が差して、小さな空間はたちまち光に満ち溢れた。
昨夜、全裸で家の敷地に足を踏み入れた時、ようやく何か布切れを身にまとうことができるのだと無条件に思っていた。しかし、それは許されず、相変わらずの全裸のまま、このトイレ小屋に閉じ込められたのだった。Y美が運んできた夕飯も、便器の横で、犬らしく四つんばいになって食べさせられた。
肛門に指を入れて、若者たちに昨日無理矢理入れられたゴム状の球体に触ろうとした。が、昨日よりもさらに奥へ入ってしまったのか、尻尾が指にからまるばかりだった。便器に跨って踏ん張っても、肛門の異物感だけがそのまま石のように残っていた。僕はかすかに便意を覚えていた。
南京錠を回す音がして、Y美が戸をあけた。僕は便器の横で正座し、頭を下げて挨拶をした。しかし、Y美はそれには答えず、後ろのおば様に「これなんだけど」と、僕の尻尾を見せようとするのだった。
素っ裸のままトイレに閉じ込められて一晩明かした僕の姿に、おば様は哀れむような表情をしたが、お尻から白い尻尾が出ているのを見ると、驚きの声を上げた。
トイレから出て、ホースで体を洗われることになった。おば様が「川の水の匂いがする。すぐ洗って」と、Y美に言ったからだった。ずっと四つんばいで歩かされたので、裏口の蛇口まで二本足で全裸のまま移動していると、急に恥かしさでたまらなくなってきた。おちんちんを隠してもじもじしている僕に、「今さらなに隠しているの」とY美が馬鹿にしたように言って、ホースの先から発射させた水をおちんちんを隠している僕の手に当てた。「手は頭の後ろで組みなさいよ、どんくさいなあ」と、Y美が苛苛した調子で僕の裸を水で打つ。そのあまりの冷たさに僕の体は鋭い鞭の一振りを浴びたようにしなり、悲鳴を上げて逃げた。居間の時計は6時半を指していて、Y美がこんなに早く起きたのは久しぶりなのだった。
「やめて、やめて、やめてください、やめて」
全裸で庭を逃げ回る僕に、Y美が容赦なくホースで水をかけてくる。水の冷たさに脚がからまり、芝生に転倒してしまった。と、すかさずY美がバケツを提げて近づく。
「体洗ってやるってのに、なんで逃げるんだよ」
低く怒りを抑えた声でY美がそう言うと、芝生に横たわって寒さに震えている僕の裸体に向かってバケツの水を残らずぶちまけるのだった。
一際高く響いた僕の泣き声を聞いて、おば様が縁側から庭に下り立った。仰向けになって手足をぴくぴく震わせている素っ裸の僕の濡れた体を、庭先の蛇口に引っ掛かっていた雑巾で拭きながら、Y美に、こんないじめはやめなさい、と優しく注意した。
「いくらなんでも可哀想よ。お風呂場でお湯を出して洗わなくちゃ。Y美、あんたはペットにこんな酷い仕打ちをするのかしら。このおちんちんを見なさい。凍えてこんなに小さく縮んでいる」
「ほんとだ。おもしろい」と、Y美が指でつんつんと僕の縮んだおちんちんを突いた。
おば様の手に引かれて僕はお風呂場に入った。その日は日曜日でおば様も仕事が休みなのだった。
突っ立っているだけでいい、手を頭の後ろで組んでくれると洗いやすいわ、とおば様が言い、僕がそうすると、石鹸を付けたタオルで僕の体をごしごしと洗い始めた。
「昨日は、ずいぶん酷い目に遭ったのねえ」
おば様はタオルを置いて、石鹸を手に塗った。そして、その石鹸にまみれた手で直接おちんちんを擦るように洗う。
「ほんとに可哀想だったわね。真っ裸のまま泳がされたり、尻尾を埋め込まれちゃったり。女の子たちにおちんちんは観察されちゃうし。恥かしかったでしょうね」
指がおちんちんに絡まって、石鹸を泡立てる。ツーンとしびれるような快感が走った。しぼんでいたおちんちんが見る見る大きくなった。おば様の手はねっとりとおちんちんやおちんちんの袋を撫でまわし、指で輪を作ってはおちんちんを行ったり来たりする。
「ほら、手はしっかり頭の後ろで組むんでしょ。なんか私、暑くなってきたわ」
シャツのボタンを上から三つほど外した。豊満な胸の谷間が気持ちよさにうっとりしている僕の目に飛び込んできた。黒い透けた下着。おば様がてかてかに光っている亀頭に唇を寄せた。
「こんなに大きくなっちゃって。かわいいわね」
切ない声を洩らした僕のお尻に手を回し、肛門に石鹸を塗りながらゆっくりと尻尾を引き始めた。指の輪はおちんちんを締め付け、往復運動をしている。
呼吸が荒い僕の肛門におば様の指がねっとりと入ってくる。痛みが快楽と交じり合う。
「あら、あなたのお尻の穴、すてきよ。こんなに入りやすくなっている」
みなみ教信者の家で老人たちに素っ裸のまま押さえつけられ、肛門に指を入れ替わり立ち代り入れられたことを、喘ぎながら僕は話した。昨日、河原でおちんちんとお尻の穴を剥き出しの形で拘束され木の枝に吊るされ、肛門にゴム状の球体を入れられたことも。
「そうなの。開発されちゃったんだ。道理で入りやすいと思った」
石鹸にまみれたおば様の手がおちんちんから離れ、胸を撫ぜる。指が乳首をつまみ、はじく。おば様の唇が乳首の上にかぶさる。おば様のもう片方の手の指が僕の肛門の中で悶えるようにぴくぴくと動いた。僕は快感の呻き声を洩らして、おば様に、やめてください、と言った。おば様は僕のピンと張ったおちんちんにお湯をかけて石鹸を流すと、口の中におちんちんを含んだ。頭の中がじんじん痺れて、真っ白になる。
口を離したおちんちんの先の、ねばねばとした液を人差し指につけて、「これは私の唾液かしら、それとも」と言って、おちんちんやおちんちんの袋に塗る。液は亀頭の縦に入った一筋の穴の下部から漏れている。その液を指につけて、おば様は僕の胸や腰、お尻や肛門に塗りたくる。
「おば様・・・」朦朧とした意識の中で僕は言った。「お尻の穴から離してください。お願いします、お願い」ぴくっと甘い痛みに似た快楽の波がせり上がって来て、僕に最後まで言わせないのだった。
頭から爪先まで時間をかけてごしごし洗われた僕は、「しっかり洗ってあげたんだから、今度はあなたが私を洗う番」と、おば様に言われ、僕は僕の肛門に入っていたおば様の指をしゃぶっていた。おば様の差し出した足の指も丁寧に一本ずつなめさせられた。
お風呂場を出て、居間を通り抜けると、その横の和室に連れて行かれた。お風呂場を出てもタオルで体を拭かれただけで、相変わらずパンツ一枚身につけることも許されない素っ裸だった。
畳に四つんばいになるようにおば様に言われた。この尻尾を取ってあげるから、とおば様が請け負った。この球体が肛門の中に入ったままだと、僕はうんちができない。まだ我慢できるが、早く取らないとお腹が張って、七転八倒の苦しみを味わうことになる。
四つんばいになった僕の肛門をY美とおば様が覗き込んでいた。おば様がY美に、肛門を両手で左右に押し広げるように言った。Y美の指が忍び入ってきて、力を込めて僕の肛門を押し広げる。痛い。僕が苦痛の声を洩らすと、Y美が怒鳴った。
「力を抜きなさいよ。リラックスリラックス」
ワセリンを取って戻ってきたおば様に、Y美が「こんな感じ?」と、思いっきり左右に押し広げられた僕の肛門を見せた。「そうね。それくらいでいいんじゃない」と、おば様が答えた。
肛門の奥深くまでワセリンを塗って、少しずつ尻尾を引っ張る。引っ張られると、やはり痛いのだった。特にY美が力任せに引くので、痛い痛い、と喚きながら目尻から涙をこぼしてしまった。
「やめなさい、Y美。痛がって泣いているじゃないの」と、おば様がたしなめた。
ペンライトで肛門の奥を照らして、Y美とおば様がゴム状の球体をピンでつまみ出そうとしている。「ああ、もう全然取れないじゃん」と、Y美が匙を投げた。
「ゴム状の球体が中で膨らんで、肛門の粘膜に張付いているみたいね」と、おば様が言った。「少しずつ尻尾を引っ張って出すしかないと思う」
そこで考え出されたのが、尻尾の先を縛り付けて四つんばいの僕を後ろから吊るという方法だった。尻尾を紐でつないで長くして、鴨居に結わえ付ける。足が宙に浮いた状態のまま、僕を放置するというのだった。
肛門を内側からえぐられるような痛みに悶えていると、Y美が「こうやって引っ張っていると、少しずつ球体が手前に来るからね。痛いかもしれないけど、もう少し我慢してなよ。男の子だから我慢できるよね。ほら、おちんちんも付いてるし」と、おちんちんにふと視線をやると、はっとしておば様に向かって声をひそめた。
「ねえねえ、どういうこと、これ。おちんちんが大きくなってるよ」
「ああ、勃起してるのね」
「ぼっき?」
「おちんちんが大きくなることよ」
「え、でも、なんで、なんで。痛がってるのに、おちんちんが大きくなることってあるの?」と、Y美は僕のぴんと張ったおちんちんを見つめながら、不思議で仕方がないようだった。
「私もよく分からないけど、肛門を過度に刺激するとおちんちんが大きくなるみたいね。この子の場合、今までにも散々肛門を弄ばれたから、普通よりも感じやすくなっているんだと思う」
おば様の説明を聞いたY美は、「おい、そうなのか」と、尻尾をさらに引きながら僕に確認を求めた。
「痛いです。これ以上引っ張らないでください」
「質問に答えてないよ、馬鹿。お尻の穴を刺激されるとおちんちんが立つのかって聞いているんだよ」
Y美が指で肛門を強引に広げた。僕は短い悲鳴を上げて、涙を流しながら何度も頷いた。Y美は僕の大きくなったおちんちんを見つめながら、「勃起したおちんちんって、見たのは初めて。あんなに小さかったのに、こんなに大きくなるんだね」と、感心していた。僕は自分の意志とは関係なく大きくなってしまったおちんちんを隠すこともできない恥かしさと、尻尾を吊られた苦痛に耐えて、悶々としていた。
昼食もこの格好のまま食べた。犬のようね、とおば様が笑った。犬だもん、とY美が返した。
尻尾を吊られて宙に足を浮かせたまま、四つんばいの全裸をさらしている僕を放置して、Y美とおば様はどこかへ出掛けてしまった。僕は全身に汗をにじませていた。おちんちんは勃起したままだった。
訪問客が留守を確認しようとして、窓からこの部屋を覗いたら、見られてしまう。僕は早く尻尾が取れるように、歯を食いしばって、腕で自らを引っ張った。汗で手が畳を滑った。
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その横で、僕は体をくの字に曲げて横になっていた。寒い。白い陶製の便器がお腹に触れた。そろそろ梅雨入りを迎える時期だった。板一枚の小屋で素っ裸のまま毛布もなしに眠るのは、つらい。僕は体をさすりながら眠りに落ちた。と、格子から朝の光が差して、小さな空間はたちまち光に満ち溢れた。
昨夜、全裸で家の敷地に足を踏み入れた時、ようやく何か布切れを身にまとうことができるのだと無条件に思っていた。しかし、それは許されず、相変わらずの全裸のまま、このトイレ小屋に閉じ込められたのだった。Y美が運んできた夕飯も、便器の横で、犬らしく四つんばいになって食べさせられた。
肛門に指を入れて、若者たちに昨日無理矢理入れられたゴム状の球体に触ろうとした。が、昨日よりもさらに奥へ入ってしまったのか、尻尾が指にからまるばかりだった。便器に跨って踏ん張っても、肛門の異物感だけがそのまま石のように残っていた。僕はかすかに便意を覚えていた。
南京錠を回す音がして、Y美が戸をあけた。僕は便器の横で正座し、頭を下げて挨拶をした。しかし、Y美はそれには答えず、後ろのおば様に「これなんだけど」と、僕の尻尾を見せようとするのだった。
素っ裸のままトイレに閉じ込められて一晩明かした僕の姿に、おば様は哀れむような表情をしたが、お尻から白い尻尾が出ているのを見ると、驚きの声を上げた。
トイレから出て、ホースで体を洗われることになった。おば様が「川の水の匂いがする。すぐ洗って」と、Y美に言ったからだった。ずっと四つんばいで歩かされたので、裏口の蛇口まで二本足で全裸のまま移動していると、急に恥かしさでたまらなくなってきた。おちんちんを隠してもじもじしている僕に、「今さらなに隠しているの」とY美が馬鹿にしたように言って、ホースの先から発射させた水をおちんちんを隠している僕の手に当てた。「手は頭の後ろで組みなさいよ、どんくさいなあ」と、Y美が苛苛した調子で僕の裸を水で打つ。そのあまりの冷たさに僕の体は鋭い鞭の一振りを浴びたようにしなり、悲鳴を上げて逃げた。居間の時計は6時半を指していて、Y美がこんなに早く起きたのは久しぶりなのだった。
「やめて、やめて、やめてください、やめて」
全裸で庭を逃げ回る僕に、Y美が容赦なくホースで水をかけてくる。水の冷たさに脚がからまり、芝生に転倒してしまった。と、すかさずY美がバケツを提げて近づく。
「体洗ってやるってのに、なんで逃げるんだよ」
低く怒りを抑えた声でY美がそう言うと、芝生に横たわって寒さに震えている僕の裸体に向かってバケツの水を残らずぶちまけるのだった。
一際高く響いた僕の泣き声を聞いて、おば様が縁側から庭に下り立った。仰向けになって手足をぴくぴく震わせている素っ裸の僕の濡れた体を、庭先の蛇口に引っ掛かっていた雑巾で拭きながら、Y美に、こんないじめはやめなさい、と優しく注意した。
「いくらなんでも可哀想よ。お風呂場でお湯を出して洗わなくちゃ。Y美、あんたはペットにこんな酷い仕打ちをするのかしら。このおちんちんを見なさい。凍えてこんなに小さく縮んでいる」
「ほんとだ。おもしろい」と、Y美が指でつんつんと僕の縮んだおちんちんを突いた。
おば様の手に引かれて僕はお風呂場に入った。その日は日曜日でおば様も仕事が休みなのだった。
突っ立っているだけでいい、手を頭の後ろで組んでくれると洗いやすいわ、とおば様が言い、僕がそうすると、石鹸を付けたタオルで僕の体をごしごしと洗い始めた。
「昨日は、ずいぶん酷い目に遭ったのねえ」
おば様はタオルを置いて、石鹸を手に塗った。そして、その石鹸にまみれた手で直接おちんちんを擦るように洗う。
「ほんとに可哀想だったわね。真っ裸のまま泳がされたり、尻尾を埋め込まれちゃったり。女の子たちにおちんちんは観察されちゃうし。恥かしかったでしょうね」
指がおちんちんに絡まって、石鹸を泡立てる。ツーンとしびれるような快感が走った。しぼんでいたおちんちんが見る見る大きくなった。おば様の手はねっとりとおちんちんやおちんちんの袋を撫でまわし、指で輪を作ってはおちんちんを行ったり来たりする。
「ほら、手はしっかり頭の後ろで組むんでしょ。なんか私、暑くなってきたわ」
シャツのボタンを上から三つほど外した。豊満な胸の谷間が気持ちよさにうっとりしている僕の目に飛び込んできた。黒い透けた下着。おば様がてかてかに光っている亀頭に唇を寄せた。
「こんなに大きくなっちゃって。かわいいわね」
切ない声を洩らした僕のお尻に手を回し、肛門に石鹸を塗りながらゆっくりと尻尾を引き始めた。指の輪はおちんちんを締め付け、往復運動をしている。
呼吸が荒い僕の肛門におば様の指がねっとりと入ってくる。痛みが快楽と交じり合う。
「あら、あなたのお尻の穴、すてきよ。こんなに入りやすくなっている」
みなみ教信者の家で老人たちに素っ裸のまま押さえつけられ、肛門に指を入れ替わり立ち代り入れられたことを、喘ぎながら僕は話した。昨日、河原でおちんちんとお尻の穴を剥き出しの形で拘束され木の枝に吊るされ、肛門にゴム状の球体を入れられたことも。
「そうなの。開発されちゃったんだ。道理で入りやすいと思った」
石鹸にまみれたおば様の手がおちんちんから離れ、胸を撫ぜる。指が乳首をつまみ、はじく。おば様の唇が乳首の上にかぶさる。おば様のもう片方の手の指が僕の肛門の中で悶えるようにぴくぴくと動いた。僕は快感の呻き声を洩らして、おば様に、やめてください、と言った。おば様は僕のピンと張ったおちんちんにお湯をかけて石鹸を流すと、口の中におちんちんを含んだ。頭の中がじんじん痺れて、真っ白になる。
口を離したおちんちんの先の、ねばねばとした液を人差し指につけて、「これは私の唾液かしら、それとも」と言って、おちんちんやおちんちんの袋に塗る。液は亀頭の縦に入った一筋の穴の下部から漏れている。その液を指につけて、おば様は僕の胸や腰、お尻や肛門に塗りたくる。
「おば様・・・」朦朧とした意識の中で僕は言った。「お尻の穴から離してください。お願いします、お願い」ぴくっと甘い痛みに似た快楽の波がせり上がって来て、僕に最後まで言わせないのだった。
頭から爪先まで時間をかけてごしごし洗われた僕は、「しっかり洗ってあげたんだから、今度はあなたが私を洗う番」と、おば様に言われ、僕は僕の肛門に入っていたおば様の指をしゃぶっていた。おば様の差し出した足の指も丁寧に一本ずつなめさせられた。
お風呂場を出て、居間を通り抜けると、その横の和室に連れて行かれた。お風呂場を出てもタオルで体を拭かれただけで、相変わらずパンツ一枚身につけることも許されない素っ裸だった。
畳に四つんばいになるようにおば様に言われた。この尻尾を取ってあげるから、とおば様が請け負った。この球体が肛門の中に入ったままだと、僕はうんちができない。まだ我慢できるが、早く取らないとお腹が張って、七転八倒の苦しみを味わうことになる。
四つんばいになった僕の肛門をY美とおば様が覗き込んでいた。おば様がY美に、肛門を両手で左右に押し広げるように言った。Y美の指が忍び入ってきて、力を込めて僕の肛門を押し広げる。痛い。僕が苦痛の声を洩らすと、Y美が怒鳴った。
「力を抜きなさいよ。リラックスリラックス」
ワセリンを取って戻ってきたおば様に、Y美が「こんな感じ?」と、思いっきり左右に押し広げられた僕の肛門を見せた。「そうね。それくらいでいいんじゃない」と、おば様が答えた。
肛門の奥深くまでワセリンを塗って、少しずつ尻尾を引っ張る。引っ張られると、やはり痛いのだった。特にY美が力任せに引くので、痛い痛い、と喚きながら目尻から涙をこぼしてしまった。
「やめなさい、Y美。痛がって泣いているじゃないの」と、おば様がたしなめた。
ペンライトで肛門の奥を照らして、Y美とおば様がゴム状の球体をピンでつまみ出そうとしている。「ああ、もう全然取れないじゃん」と、Y美が匙を投げた。
「ゴム状の球体が中で膨らんで、肛門の粘膜に張付いているみたいね」と、おば様が言った。「少しずつ尻尾を引っ張って出すしかないと思う」
そこで考え出されたのが、尻尾の先を縛り付けて四つんばいの僕を後ろから吊るという方法だった。尻尾を紐でつないで長くして、鴨居に結わえ付ける。足が宙に浮いた状態のまま、僕を放置するというのだった。
肛門を内側からえぐられるような痛みに悶えていると、Y美が「こうやって引っ張っていると、少しずつ球体が手前に来るからね。痛いかもしれないけど、もう少し我慢してなよ。男の子だから我慢できるよね。ほら、おちんちんも付いてるし」と、おちんちんにふと視線をやると、はっとしておば様に向かって声をひそめた。
「ねえねえ、どういうこと、これ。おちんちんが大きくなってるよ」
「ああ、勃起してるのね」
「ぼっき?」
「おちんちんが大きくなることよ」
「え、でも、なんで、なんで。痛がってるのに、おちんちんが大きくなることってあるの?」と、Y美は僕のぴんと張ったおちんちんを見つめながら、不思議で仕方がないようだった。
「私もよく分からないけど、肛門を過度に刺激するとおちんちんが大きくなるみたいね。この子の場合、今までにも散々肛門を弄ばれたから、普通よりも感じやすくなっているんだと思う」
おば様の説明を聞いたY美は、「おい、そうなのか」と、尻尾をさらに引きながら僕に確認を求めた。
「痛いです。これ以上引っ張らないでください」
「質問に答えてないよ、馬鹿。お尻の穴を刺激されるとおちんちんが立つのかって聞いているんだよ」
Y美が指で肛門を強引に広げた。僕は短い悲鳴を上げて、涙を流しながら何度も頷いた。Y美は僕の大きくなったおちんちんを見つめながら、「勃起したおちんちんって、見たのは初めて。あんなに小さかったのに、こんなに大きくなるんだね」と、感心していた。僕は自分の意志とは関係なく大きくなってしまったおちんちんを隠すこともできない恥かしさと、尻尾を吊られた苦痛に耐えて、悶々としていた。
昼食もこの格好のまま食べた。犬のようね、とおば様が笑った。犬だもん、とY美が返した。
尻尾を吊られて宙に足を浮かせたまま、四つんばいの全裸をさらしている僕を放置して、Y美とおば様はどこかへ出掛けてしまった。僕は全身に汗をにじませていた。おちんちんは勃起したままだった。
訪問客が留守を確認しようとして、窓からこの部屋を覗いたら、見られてしまう。僕は早く尻尾が取れるように、歯を食いしばって、腕で自らを引っ張った。汗で手が畳を滑った。
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