奈良散策 第186弾
8月20日の朝、いつもの養魚池周辺を歩いてみました。一度歩くと、ついつい同じ道を歩いてしまいますね。同じ道を歩くので、撮影対象も一緒。でも、季節によって少しずつ変わっていくので、それもいいかなって。

最初はショウジョウトンボ。

養魚池の横でザリガニが死んでいました。ザリガニにも種類があるのかなぁ。

このアサガオ。いつも、ホシアサガオか、マメアサガオで迷ってしまいます。「帰化&外来植物950種」によると、ホシアサガオは花色が桃色で中心部が濃厚に染まる、花柄に小さないぼ状突起がまばら。マメアサガオは花色が白色、花柄のいぼ状突起は低く密生、ただし、マメアサガオでは稀に花色が淡い赤紫色があるとのことです。これは花色が白色なので、マメアサガオのようですが、花柄のいぼ状突起を一度確かめなくてはいけません。


園芸種だと思うのですが、名前が分かりません。(追記2021/08/27:ささきさんから、「ピンクの花はお察しの通り栽培種で、以前はヒャクニチソウ(百日草)と呼ばれていましたが、最近はなぜか属名(Zinnia)をそのままカタカナにして「ジニア」という名前で販売されています。ヒョウモン類やセセリ類がよく吸蜜に訪れるので、蝶を呼ぶにはよい植物です。」というコメントをいただきました。ネットでだいぶ探したのですが、見つからず迷宮入りになっていました。百日草、昔よく聞いた名前ですね。どうも有難うございました)

このキノコも何だろう。キノコは今のところお手上げです。

壁に止まっていたのはカノコガ。

広告塔の上にはいつもサギが止まります。この日はダイサギでした。

これはたぶん、ホソハリカメムシ。


このボタンヅルはこの間も写しました。


ため池の周りにありました。これはたぶん、メマツヨイグサ。


ハグロトンボはどうして翅を開いたり閉じたりするのだろう。

胴体が金属光沢をもっているのが♂。こちらの個体は♀。

これはこの間から咲き始めた

小さな蛾が飛んできて止まったので、写しました。クローズアップレンズを使っているので、ちょっとボヤっとしています。たぶん、ヒメマダラミズメイガだと思います。

これはウスバキトンボ。

最後はこの間も写したキンミズヒキ。
雑談)昨日、NPO法人 埼玉県絶滅危惧植物種調査団が出している「フィールドで使える図説植物検索ハンドブック」(さきたま出版会、2020)を注文したら、今日の夕方、届きました。埼玉県の植物2998種について、検索表と検索に必要な絵を載せたなかなかの力作です。この一冊でシダ植物、裸子植物、被子植物の検索表と落葉樹冬芽の検索表をすべて網羅しているので、私のような検索表を使って調べている者にとってはかなり役に立ちそうな本です。一方、絵合わせで調べようという方にはほとんど役に立たないと思います。最近、植物の検索に関する本を何冊か買ったので、一度、比較してみようと思っています。