奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

朝の散歩 続き

2021-08-28 20:25:51 | 奈良散策
奈良散策 第188弾


8月21日朝の散歩の続きです。





最初はマンションの廊下にいた甲虫です。どうせドウガネブイブイあたりだろうと思うのですが、この手のコガネはいつも迷ってしまいます。「日本産コガネムシ上科標準図鑑」に載っている簡易同定表によると、ドウガネブイブイは、頭盾が弱く上反し、前胸背板前縁中央部1/3と後縁中央部1/4を除き、完全に縁取られると書かれていました。この辺はよく一致しています。ただ、前胸背板側部中央部に不明瞭なくぼみというのが見つかりません。はっきりとはしないのですが、一応、ドウガネブイブイということにしておきます。



アシナガグモの仲間だと思いますが、腹側しか写っていないのでよく分かりません。





ナメクジは「カタツムリハンドブック」にちょっと載っています。甲羅がないので、たぶん、普通のナメクジだと思います。





これはアカスジカスミカメ



これはたぶん、ホソハリカメムシ



自分の体より大きなハエをつかめているハナグモ



分からないハエで終わろうと思っていたのですが、前額辺りの構造になんか見覚えがあります。以前に出したブログの記事を探してみると、以前、イエバエ科のクキイエバエ属 Atherigonaとした個体に似ている感じです。それで、Atherigonaで検索をしてみると、ギョウギシバクキイエバエ Atherigona reversuraによく似ています。これかもしれません。久しぶりにハエの検索もしてみたくなりました。









メドハギの花が咲き始めていたので撮ったのですが、どうもはっきりしません。もう一度、撮らなくては。





最後はたぶん、ヒメクグ

雑談)最近は晴れている日が多くなったので、散歩にはよく出かけています。真夏の暑さなのですが、秋の風のようで涼しくさえ感じることがあります。そのせいなのか、虫がほとんど見つかりません。もう今シーズンは終わりなのかなぁ。