奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

小泉神社の御田植祭

2024-02-16 20:20:32 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第1070弾


2月11日に大和郡山市にある小泉神社で御田植祭があるというので行ってみました。御田植祭というのは田植のときに行う農作業の模擬作業を行い、豊作を祈念するお祭です。ネットで見ると、御田植祭は6月や7月に開かれるところが多いようですが、2月10日か11日に開かれるところもあるようです。





この日は車でJR小泉駅まで行き、駐車場に止めてから、神社まで歩いていきました。道々、御田植祭ののぼりが立っていました。



住宅地の間の細い道を歩いていくと、小泉神社の鳥居が見えてきました。小泉神社は室町時代の明徳、応永年間にこの地方の守護神として創られ、天文年間に当地の豪族小泉氏が改築して現在に至っているとのことです。本殿は室町時代に造られ、国の重要文化財に指定されているようです。







階段をあがり、門をくぐると拝殿の前で祭の準備がされていました。





お供え物を撮ってみました。



そのすぐ横に牛の顔が見えています。







供え物の左側には松の葉をくくったものがたくさん置かれていました。これは後で模擬田植に使うものです。





右側には田植に用いる器具の模型が置かれていました。後の模擬作業で用いるものでしょう。



13時になって御田植祭が始まりました。拝殿に向かって右側に白い装束を着た人がずらりと並びました。これらの人は後で田植の模擬作業を行う方々です。



左からは神主さんが出てきました。





そして、お供えの前でお祓いを始めました。この後、田植の模擬作業が始まるのですが、それは次回に回します。