物造庵 ものつくりあん ナラ(楢崎賢)

ものつくり人「ナラ(楢崎賢)」による
絵や作品の制作過程、自作詩の発表、その他徒然…

今日の空は

2009年08月09日 04時03分05秒 | 僕は空を見ている






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『Gontiti Recommends Slack KEY Guitar』

2009年08月09日 03時50分42秒 | 徒然のこと
というアルバム。スラック・キー・ギターというのは、ハワイで生まれたギターテクニックの一つで、わざとゆるく張った弦によって独特の音色が出るというもの、だと思います。ゴンザレスとチチのおふたりはとてもセンスがいいと僕はレコメンドします。以前なんとなく聞いていたNHKのラジオ番組で、とてもいい選曲をしているなぁと思っていたら、ゴンチチの番組だった。
ハワイアンだし、夏にぴったりの一枚。
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油彩B-1

2009年08月09日 02時20分52秒 | 絵の制作過程


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研修にて 09

2009年08月09日 02時08分32秒 | 立体作品の制作過程

これは、「人の形をつくってとなりの人のと組み合わせていろいろな動きをつける」という課題のときにつくったもの。僕は人と協力するとか、つながりをつくるのがものすごく苦手なので、とてもつらい時間だった…。なので人の形を必要以上につくりこんでしまった。つくる最中は没頭して楽しかったんですけどね。
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詩290「うさぎに恋したきつねの話」

2009年08月09日 01時48分52秒 | 自作詩
そのきつねは狡猾でずる賢いものだから、なんとかかんとかうまくやり、夕日の見えるベストスポットに、うさぎを誘い出すことができました。
きつねはお腹がすいていたけれど、それよりもうさぎが好きなものだから、うさぎを食べるつもりなど少しもありませんでした。
あそこの草っぱらはちょうちょが多いだとか、淡い緑の森が好きだとか、美しいセミの声を聞きながら、心も弾み楽しくおしゃべりをしたものでした。
話をするうちにふと子どもの頃の話になりました。
きつねは、育った穴を追い出された後のひとりぼっちの頃、それでも自由でわくわくしていたときのことを話しました。
そしてうさぎは、父と母をきつねに食べられ、森の厳しさと自由さを思い知ったときのことを話しました。
日が沈んで暗くなったので、ふたりはさよならを言い、それぞれの穴へ帰っていきました。
そしてきつねは旅支度をし、戻るつもりのない旅へ出ました。
なぜならきつねは分かったからです。
狡猾でずる賢いから分かったのです。


でもね、きつねはうさぎにまた会えると信じていました。
なぜならそのきつねは、狡猾でずる賢くて、なおかつしつこいくらいあきらめのわるいやつだったのです。
だからきつねは、その顔に笑みを浮べて旅を続けます。
今も。
まったく食えないきつねです。
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