物造庵 ものつくりあん ナラ(楢崎賢)

ものつくり人「ナラ(楢崎賢)」による
絵や作品の制作過程、自作詩の発表、その他徒然…

明けの太陽焼けず残る

2009年08月30日 06時21分05秒 | 僕は空を見ている







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北村薫 『リセット』

2009年08月30日 06時06分04秒 | 徒然のこと
あなたに伝えたい言葉がある。
「デン・イェーダー・フリューイング・ハット・ヌーァ・アイネン・マイ」
「ただ一度 ただ一度
 二度とない この奇跡
 明日は消える つかの間の
 たった一度の 夢の時」

どうして北村薫の小説を読んでいると、なんでもない、本当になんでもない普通の言葉がこんなにも胸を打つのだろう。言葉だけ読めばどこにでもありそうな会話なのに、涙が出そうになるくらい切なくなるのはなぜだろう。僕はもはや純粋な魂ではなくなったので、都合のいい生まれ変わりをすんなり信じることはできませんが、この物語はすっと心に染み入り信じることができます。主人公達の想いを感じることは自然にできます。不思議です。
コメント (2)
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油彩F-4

2009年08月30日 06時02分38秒 | 絵の制作過程


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詩310「流れ弾」

2009年08月30日 05時54分30秒 | 自作詩

遠く聞こえる。
ヤクザの抗争。
耳の端っこ。
通り抜ける。
なんでもない。
お散歩中。
パン。
と弾けた。
3秒後。
僕の心臓。
通り抜ける。
遠く離れた。
世界の真ん中。
毎日生まれる。
犬死の兵隊。
彼らの魂と。
僕の魂同化した。
気がした一瞬だけ。
走馬灯って何だっけ。
浮かぶのはあなたの顔だけ。
さようなら。
さようなら。
ああそうか。
死ぬってそういうことなのか。
生きるってそういうことなのか。
まあ「死んだら死んだで。
生きていく」のさ。
さようなら。
さようなら。
僕の魂。
さようなら。

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