昨日は悲しい日となりました。
病院から連絡があり、入院中のシルバーちゃんが亡くなったと。
覚悟はしていました。
入院した時点で先生から「厳しい」と言われたし。
連絡をもらって、迎えに行きました。
日本だと、ペットの火葬場がありますが、Philippinesってどうなんだろう?
1人でこの病院に行くのは初めてです。
スマホとポケトークを持って。
対応してくれた先生は初めて会う先生でした。
何を言ってるかはわからなかったけど、おそらくシルバーちゃんを保育器に入れていろいろな治療を
したという事を言っていると思います。
自然と涙が出てきました。
それから、シルバーちゃんを連れて帰りたいという事を伝えると、おそらくですが「埋める土地はあるのか?」
とか「そういう設備(埋葬するための?)を持っているのか」という事を聞いてきたと思われます。
「フィリピンではこういう時、どうするのですか?」と聞くと、
「オーナーにもよるが、大抵の場合病院でお預かりして埋葬する」と。
そっか・・・。埋葬するには1300pかかるという事でしたが、お願いすることにしました。
明細をきちんと見直したところ、入院代が800Pと埋葬代が500pの合計1300pでした。
入院したのは日曜日、亡くなったのは水曜日だったそうなので、月曜と火曜の2日分の請求だそうです。
その前にシルバーちゃんに会えないか相談すると、多分いろいろ言っているのですが、
シルバーちゃんは、冷蔵庫?冷凍庫?で保冷していると。
亡くなっているので、体からも良くないにおいがすると。
それでもいいから会いたいし、旦那さんにも最後の姿を見せたいと思いお願いして
会う事ができました。
シルバーちゃんの体は小さくて、入院した時も小さかったけどさらに小さくなっていました。
でもお目目を閉じてゆっくり休んでいるのようにも見えます。
先生は気を遣ってくださって扉を閉めて外で待っていてくださいました。
もっと早く連れてきてあげればよかった、後悔と悲しさで涙が止まりませんでした。
先生にお礼を言い、後の2匹はまた来週連れてくることを伝え帰宅。
シルバーちゃん、病院に連れて行くときに横たわっていたけど、時々動いていて
元気になるんじゃないかと期待してしまいました。
鳴く元気もなくて、
昨夜は旦那さんも一緒に泣きました。
年をとったから涙腺が弱くなってしまったのもあるし、お世話した子猫ちゃんを救えなかったこと、
もっと上手に育てられる方に保護されていたら違ったのかも、やっぱり家に入れるべきだったかも・・・
いろいろと思うことがあります。
ただ、心のどこかで「これでよかったのかも」と思ってしまうこともあります。
子猫たちの里親を探すのは、日本語の通じないこの国では、私にとってとても大変です。
ありがたいことに、コンドのスタッフは猫が好きで、他の猫たちにごはんを朝晩ごはんを
与えてるスタッフがいます。
子猫の心配をしてくれるスタッフもいるので、このままコンドの猫として生きることになる
可能性が高いです。
そうなると、クロちゃん、シルバーちゃんのような弱い子猫は生きていくのが大変だと思うのです。
どうすればよかったのか、何が正解なのかわからないです。
何を書いているのかちょっとわからなくなってきた・・・。
野良猫の子猫は、大きくなるのが難しいと日本の様々なHPやブログで書かれています。
4匹~8匹生まれても1,2匹しか生きることができない。
元々母猫の栄養状態、健康状態が悪い中、生後半年で出産できるようになるため、強い子と弱い子が
できてしまう。全部弱くて育たない子猫もいると思われます。
そして保護した方々に、「もし旅立ってしまっても自分を責めないで」と書いている方がほんとに多いです。
母猫が育ててもダメな時はダメ、人が育ててもそう。
でも、責めてしまいます。
難しいです。
しばらくは悩むと思います。
でも、この子たちがもう少し大きくなるまで頑張ってみます。
4きょうだい。
中央にいるのがクロちゃんとシルバーちゃん。
小さい体で最期の時まで頑張りました。