会社に行く途中の公園にはサクラが植わっていて、つい先日まで満開だった。昨日、今日の雨で、サクラもかなり散った。そして、そのあとから、若葉が萌えている。もう数日もすれば、サクラの花の痕跡などどこにも残さず、他の木と同じように、緑色に染まるに違いない。3月の終わりから昨日まで、忙しい日々だった。ブログを書く気力が起きなかった。その間、新聞やニュース、インターネットでいろいろな記事を読んだ。世界は、確実に変わりつつあるような気がする。
ライブドアのニッポン放送買収の反響、島根県による「竹島の日」制定による韓国の反発、国連安保理を巡る日本と諸外国との関係や中国の反発、郵政民営化の進展などなど、私は詳しくは追跡できていない。しかし、いろいろな意味で重要な問題を含んでいるように思う。ライブドアの堀江さんについては、マスコミも大きく取り上げ話題にしているが、その他の問題については、何となく腰砕けの感じがする。それぞれが、みんな政治的な問題のように見えて、本当はこれからの日本の経済に大きく関係してくる経済問題でもあるという感じがする。
上手く言えないけれども、これらの問題はとても重要な問題で、対応次第では今後に禍根を残しそうな問題だ。世界と日本との関係が問われているのだと思う。その中で、日本の国益だけを考えていいかという問題だと思う。ライブドアのニッポン放送の買収問題から、外国投資家が放送会社の株を取得するときの制限にまで発展したのには本当に驚いた。韓国や中国の大衆の反日運動を見て、私たちは彼らが日本を誤解していたり、謝った認識を持っているのではないかと疑ったりするが、同じことを私たちは自分自身に問いかける必要がある。外国人が上場している日本の放送会社の大株主になぜなってはいけないか、私には分からない。
これからの時代は、世界とどう調和して生きていくかの時代だ。トヨタ自動車の世界戦略を見ていると、そのことがよく分かる。日産、ソニーを見ても分かる。もう既に、日本の中心的な企業は、日本国内だけで、日本人だけによって、運営されているわけではないし、その利益も日本国内だけに還元されるわけではない。況や、韓国や中国はもう切っても切れない経済的な関係を持っている。今起きている諸外国の日本への反発は、いわば、今まで、外国に進出していった企業が現地で受けていた反発が、国家的な規模となって起きているような感じだ。日本企業がそうした苦しい状況を乗り越えてきたように、私たちは今回の状況も乗り越えていかなければならないと思う。そのためには、絶えざる話し合いと、お互いの立場の尊重が大事だと思う。
そのためには、一度、自分たちを相対化して見ることも必要だと思う。そうでないと、私たちも単なる反発に陥ることになる。竹島は日本にとって何なのか、また国連の安保理事国とは日本にとってなんなのか、ということをじっくり考えてみるときだと思う。日本と韓国や中国という国と国の関係ではなく、日本人や韓国人や中国人がこれからどのような関係を作っていけばいいのかということの中で、それらを捉え返してみる必要があると思う。地球の写真を見ればすぐ分かるように、そこには国境線など引かれていないのだ。国境線とは、人間の観念の中で作られた架空の線に過ぎない。昔、韓国や中国と日本は地続きであった時代もあった筈だ。
もちろん、こんな夢のような考えがすぐに現実的な解決をもたらすとは思えないが、しかし、いつかは、日本人も韓国人も中国人も国家という枠を越えて付き合う時代がきっと来ると思う。そうした、流れにさおさすような動きが時々見られる。それでも、やはり、私たちは、同じ地球に住む仲間として生きていかなければならないと思う。少なくとも私は、日本がかつて韓国や中国でしてきたことについては素直に反省し、できるだけの賠償はする必要があると思うし、今後とも友として付き合っていく努力をすべきだと思った。
ライブドアのニッポン放送買収の反響、島根県による「竹島の日」制定による韓国の反発、国連安保理を巡る日本と諸外国との関係や中国の反発、郵政民営化の進展などなど、私は詳しくは追跡できていない。しかし、いろいろな意味で重要な問題を含んでいるように思う。ライブドアの堀江さんについては、マスコミも大きく取り上げ話題にしているが、その他の問題については、何となく腰砕けの感じがする。それぞれが、みんな政治的な問題のように見えて、本当はこれからの日本の経済に大きく関係してくる経済問題でもあるという感じがする。
上手く言えないけれども、これらの問題はとても重要な問題で、対応次第では今後に禍根を残しそうな問題だ。世界と日本との関係が問われているのだと思う。その中で、日本の国益だけを考えていいかという問題だと思う。ライブドアのニッポン放送の買収問題から、外国投資家が放送会社の株を取得するときの制限にまで発展したのには本当に驚いた。韓国や中国の大衆の反日運動を見て、私たちは彼らが日本を誤解していたり、謝った認識を持っているのではないかと疑ったりするが、同じことを私たちは自分自身に問いかける必要がある。外国人が上場している日本の放送会社の大株主になぜなってはいけないか、私には分からない。
これからの時代は、世界とどう調和して生きていくかの時代だ。トヨタ自動車の世界戦略を見ていると、そのことがよく分かる。日産、ソニーを見ても分かる。もう既に、日本の中心的な企業は、日本国内だけで、日本人だけによって、運営されているわけではないし、その利益も日本国内だけに還元されるわけではない。況や、韓国や中国はもう切っても切れない経済的な関係を持っている。今起きている諸外国の日本への反発は、いわば、今まで、外国に進出していった企業が現地で受けていた反発が、国家的な規模となって起きているような感じだ。日本企業がそうした苦しい状況を乗り越えてきたように、私たちは今回の状況も乗り越えていかなければならないと思う。そのためには、絶えざる話し合いと、お互いの立場の尊重が大事だと思う。
そのためには、一度、自分たちを相対化して見ることも必要だと思う。そうでないと、私たちも単なる反発に陥ることになる。竹島は日本にとって何なのか、また国連の安保理事国とは日本にとってなんなのか、ということをじっくり考えてみるときだと思う。日本と韓国や中国という国と国の関係ではなく、日本人や韓国人や中国人がこれからどのような関係を作っていけばいいのかということの中で、それらを捉え返してみる必要があると思う。地球の写真を見ればすぐ分かるように、そこには国境線など引かれていないのだ。国境線とは、人間の観念の中で作られた架空の線に過ぎない。昔、韓国や中国と日本は地続きであった時代もあった筈だ。
もちろん、こんな夢のような考えがすぐに現実的な解決をもたらすとは思えないが、しかし、いつかは、日本人も韓国人も中国人も国家という枠を越えて付き合う時代がきっと来ると思う。そうした、流れにさおさすような動きが時々見られる。それでも、やはり、私たちは、同じ地球に住む仲間として生きていかなければならないと思う。少なくとも私は、日本がかつて韓国や中国でしてきたことについては素直に反省し、できるだけの賠償はする必要があると思うし、今後とも友として付き合っていく努力をすべきだと思った。