電脳くおりあ

Anyone can say anything about anything...by Tim Berners-Lee

デジタルカメラ「Lumix」

2004-12-19 22:39:58 | デジタル・インターネット
 やっと新しいデジタルカメラを買った。今まで使っていたのは、ソニー製の「Cuber-shot」だった。130万画素で、パソコン上で画像を扱う分には、丁度手頃だった。でも、仕事で印刷物に使用するには全く使い物にならない。印刷物で使用するなら、最低でも300万画素、できたら500万画素くらいは欲しい。それでしばらく新しいデジカメを買うのを躊躇していた。しかし、最近子どもの写真を撮ってもPC上にしかおいておけないので、妻にちゃんとプリントアウトできるようにしてくれと要望されて、それができるデジカメを探していた。
 行きつけの池袋のBICパソコン館でデジタルカメラのコーナーを回り、いくつかのデジカメを見、カタログをもらってきて検討した。その結果、購入したのはPanasonicのLumix(DMC-FX7-S)だ。友人から、「Linux」に似ていたから買ったのかと揶揄された。それでも、浜崎あゆみのスリムボディーと「ぶれたら負け!」というハスキーな台詞に負けて買ったのではないかと言われるよりはいいが。とても使いやすい機種だ。500万画素で4万円前後、小さくて液晶が2インチか2.5インチというデジカメが幾種類も並んでいたが、手ブレ補正付というのと液晶が2.5インチと大きく、デザインと使い勝っての良さでLumixを選んだ。

 今のところ、バッテリーが長く持たないというのを除けば、ほぼ満足している。500万画素あれば、特殊な用途に使わなければ、印刷用の解像度としても十分使える。露出補正ができたり、感度(ISO)の選択ができたりできるので、かなりシビアな撮影もできる。交換用のバッテリーを一つ買い、メモリーも128MBのSDカードを買った。付属でついているのが16MBのSDカードだが、これはさすがに使い物にならない。Web用に撮影するときに予備として使えるが程度だ。500万画素の撮影をすると、せいぜい6枚程度しか保存できない。使い慣れて必要になったら、256MBくらいのSDカードを追加してもいいと思った。それだけでも1万円近くの追加になる。三脚やアクセリーを入れて、締めて5万円というところだ。

 通勤時も鞄に入れて持ち運び、昼休みなどに会社の周りを散歩したり、外出の折などはデジカメを持参し、公園などで彫刻を見つけると撮影したりして試している。カメラ自体がかなり小型なので、しっかり構えないて手ぶれを起こす。「ぶれたら負け!」という台詞は伊達ではないと思った。ライカのレンズを使ったところと、手ブレ補正と大型液晶画面が売れるポイントのようだ。私が同じようなデジカメの中で、この機種を選んだのはそのためだ。もちろん、浜崎あゆみのCMも効いている。

 CanonのPIXUS MP770というプリンタを持っているが、これを使うとほぼ市販の現像と同じくらいの写真のプリントができる。昔の銀塩カメラでやったときのような暗室などいらない。デジカメのデータをパソコンに入れ、Photoshopなどのソフトで加工すれば、かなりの写真ができる。街の写真屋さんが廃業し、DTP屋さんが廃業していく理由がよく分かる。フィルムの時より、少ないコストで何度でも取り直しができるので、いろいろな実験できていいと思うが、あまりにも気軽に取れてしまうので、写真に対する態度が安易になってしまうところがあるのが心配だ。これから、利用の仕方をいろいろ考えてみたいと思った。携帯電話ぐらいの大きさと重さで、とてもコンパクトになったので、いろいろな利用の仕方がありそうだと思う。
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デジカメ、安くなりましたね。私は6年前にIXY... (ニャンパル)
2004-12-22 07:47:35
デジカメ、安くなりましたね。私は6年前にIXYを並んでまでして購入したのですが、210万画素で6万。しかもCFは8MG.このブログを見て、家電店に見に行ったのですが、128、256が3000円や5000円ぐらいで買えるので驚いた。PC上では8MGでも問題はないが、年賀状などに使うのにはちょっと無理。今回の年賀状もちょっと失敗。
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