ヘビの絵柄のタペストリーと、ヘビにゆかりの植物から始まった2025年。
今日もその続きです。
カラスウリの花にそっくりのこちら。同じウリ科カラスウリ属ですが実が全然違います。
こちらヘビウリ(蛇瓜)です。実が蛇そっくりということで名付けられました。
インドでは若い実が野菜として食べられているそうですよ。
熟すと鮮やかなオレンジ色になって、ますますインパクトあります。
お次はどうでしょう。
綺麗な瑠璃色のツヤツヤの実。
こちらはジャノヒゲ(蛇の髭:キジカクシ科ジャノヒゲ属)です。
細い葉はあちこちで見かけますが、案外花は実は見ません。
その花はこちら。
こんな感じで沢山咲いているのは珍しいです。
ところで、この植物は去年も全く同じ写真を元旦に載せました。
というのも、別名がリュウノヒゲ(龍の髭)なので、辰年の植物として出したというわけ。
二年連続の登場です。
次も綺麗な花。
宇治市植物公園では毎年咲く花。
こちらは、ジャノメエリカ(蛇の目エリカ)。
葯が黒くそれが蛇の目のように見えることから「蛇の目」と名付けられたそう。
蛇の目なんてしげしげ見たことがないので分かりませんが、ちょっと多すぎなのでは。
南アフリカ原産で、冬場にも咲いていることがあります。
次はちょっと気味悪いような植物。コケ類です。
こちらはその名もジャゴケ(蛇苔)。
見ての通り、ヘビの皮膚のような質感が特徴です。
お次はどうでしょう。
はーい、知ってます!と言う声多数。
実の方はもっとインパクトがあります。
こちらマムシグサ(蝮草:サトイモ科テンナンショウ属)。
食べる人はいないでしょうが、全草に強い毒があるところもマムシと言う名前にふさわしいです。
最後は爽やかな感じで。
こちらはウワバミソウ(蟒蛇草:イラクサ科ウワバミソウ属)。
ウワバミというのは大蛇のことで、ウワバミが住みそうなじめじめした所に生えるから名付けられたとか。
別名はミズ。そう、あの有名な山菜です。
いかがでしたか?
最初ヘビにゆかりの植物と言ってもヘビイチゴくらいしか思いつきませんでしたが意外とありますね。
ところでここからオマケ。
毎年玄関先に小さい御正月飾りを付けるのですが、今年はたまたま稲穂が付いた飾りでした。
年末、玄関先をピカピカにして買ったばかりのしめ飾りを飾り付け。
ところが翌日外に出ると、足元にもみ殻のようなものがバラバラ落ちています。
え~どういうこと!
・・・やられた・・・しめ飾りの稲穂、すっかり食べられてしまっていました。
わが家を冬の居場所にしているスズメたちの仕業でしょうか。
その素早さに怒るより感心してしまいました。
今年も小鳥たちが沢山わが家の庭にやってきそうです。
【撮影:色々な場所 色々な時期】