なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

2025年今年もよろしくお願いします!

2025-01-01 00:12:05 | 植物

2025年 明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。

恒例の宇治市植物公園 花と水のタペストリー



なるほど、今年は巳年なので二匹の蛇の絵柄。赤い舌が目立ちますね!



それにしても毎年前半は干支と年号の絵柄ですが、年号はいずこに?


あ、右上のうっすら黄色い部分が「R7」になっているのですね。→
毎年のことですが、上手デザインされていますね~

さて、ここからはこれまた恒例の干支の巳年(蛇)ゆかりの植物を載せようかな~
マイアルバムをひっくり返して・・・



ご存知ヘビイチゴ(苺:バラ科ヘビイチゴ属)!
花の大きさは結構大小あって、こちらは見た中でも一番大きくて綺麗。
葉は三小葉で、小葉の先は丸みを帯びています。



こちらが実ですね。ほら、葉の先は丸いでしょ。
実は中がスカスカで、毒はないけれど美味しくはないそうです。
続いてこちらをどうぞ。



え、こちらもヘビイチゴじゃないの?
いえいえ、よく似ていますが実は違います。こちらはヤブヘビイチゴ(藪苺:バラ科ヘビイチゴ属)。
同じく三小葉ですが、小葉の先が尖っています。
実はヘビイチゴより大きく、艶があるそうですよ。


もう一つ似た花があります。


こちらの最大の違いは葉。ちょっと分かりにくいですが5小葉から成っています。
そう、道草日記でもおなじみのオヘビイチゴ(雄苺:バラ科キジムシロ属)です。
もう一つの違いは集散花序を作り、花が一か所から沢山咲くこと。
満開になると、結構華やかです。

ということで、ヘビイチゴの仲間を三種類。
もし皆さんもご覧になる機会があれば、何ヘビイチゴが調べてみてくださいね。

巳年ゆかりの植物、このほかにも沢山あります。
続いて、同じく黄色の花。



いきなりアップの写真。ちょっと分かりにくいでしょうか。
全体はというと・・・



うわ~これまた極端に沢山咲いていますね!
去年京都府立植物園で見て、とても驚きました。
答えは、ジャケツイバラ(結茨:マメ科ジャケツイバラ属)
名前の由来となった茨の枝(幹)。



これはかなり太い部分ですが、細い枝にもびっしりと鋭い棘が付いています。
なので、ジャケツイバラの藪に踏み込むともうおしまいです。引っかかって逃げられやしません。

「蛇」ゆかりの植物、まだまだありますが、続きは明日と言うことにして、一枚だけ本当の蛇をどうぞ。
(嫌いな方がいらっしゃると思うので、見るときは小さい写真をクリックしてくださいね)

何が面白いかと言うと、スズメがじーっと蛇を見ていること。
スズメは逃げるどころかどんどん蛇に近づくので、こちらの方がドキドキしました。
好奇心旺盛なスズメと、ちょっと臆病なヘビくんのコラボ写真でした~

また宇治市植物公園に戻ります。

だってご挨拶したいんだも~ん


ウサギのペーター君、パンジーの衣装に着替えて「今年も来てね!」



もう一度タペストリーを上から。


今年も、皆様の一年が素晴らしい年になりますように!

コメント (12)
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