なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

アマゾンリリーが満開!~宇治市植物公園温室2025/1下旬(1)

2025-02-01 05:31:15 | 植物

今日から2月。立春間近だというのに、寒い!!
こんな日はやっぱり温室ですよね~
ということで、今日から数回に分けて、宇治市植物公園の温室のお花をお楽しみくださいませ。
とはいえ、こぢんまりした温室なので、きちんとゾーン分けされているわけではありません。
入口から順番に見た花を載せていきますので、ご一緒に歩きましょう~



温室に入った途端、目に入ってくるのがラン。お花屋さんの店先のように華やかです。
それにしても、大きな鉢に入っているのは何でしょうか。



巨大なショクダイオオコンニャク!
ラン(シンビジウムでしょうか)の大きさと比べてもすごく大きいことが分かります。
もし花が咲いたら見てみたいな~

今はそれほど沢山咲いているわけではありませんが、このエリアにはランが沢山あります。




バンダ!



バンダ!



チョコレートの香りのオンシジウム シャリーベイビー
寒いこの時期でも咲いていてくれました。
それにしてもこのシャリーベイビーの顔がちょっと怖い・・・

ここから先に小さい池があり、ネッタイスイレンが咲くのですが、今は花はなし。
代わりに見られたのがオレンジ色の小さい花



こちら、花名板によると「ユーホルビア・フルゲンス」。
ん?ユーホルビアということは・・・そう。意外なことにトウダイグサ科でした。



朱色の花弁のように見えるのは苞。
ポインセチアに近い花、と言われたらなるほど~です。
ハナキリンにもちょっと近いように思えます。見た目だけですが・・・

ベゴニアの仲間も色々咲いていました。



ベゴニア・バルビフロラです。
ベゴニアは雌雄同株異花で、黄色い蕊が目立つ花はどれも雄花のようです。



別の種類のベゴニアも咲いていました。(品種は分かりません)
こちらの蕊をよく見ると、雌花のようでした。
花弁が5枚あるように見えるのも特徴です(実際は2枚の萼と3枚の花弁)。

もう一種類ありましたが・・・



こちらは花弁が2枚のように見えますね。



調べてみたら、根茎ベゴニア「クロワシ」というのに似ているようです。
葉がもみじ型というのが珍しいですね。

そして、今日のイチオシは・・・



お分かりでしょうか。橋の左手に咲く白い花。



アマゾンリリーが満開でした!



以前は数輪咲いている程度だったのですが



あっちにもこっちにも咲いていてビックリです。
アマゾンリリーは「アマゾン」という名が示す通り、南米原産。
リリーと付きますがユリ科ではなくヒガンバナ科で、別名ユーチャリス。



葉が大きいのが特徴で、葉には毛が生えています。上の写真の葉をみるとよく分かりますよね。

ということで、温室特集第一弾、ぬくもっていただけたでしょうか。
明日はこの続きのエリアをお届け予定です!

【撮影:2025/1下旬 宇治市植物公園】

コメント (2)
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