大阪公立大附属植物園のツバキ山の続きです。
最初はこちらからいってみましょう。
ここの椿のどこがいいかと言えば、後ろに葉を落とした木々が見えること。
モノトーンの背景に真っ赤な椿が良く映えます。
で、このツバキですが、まるで3つの花が合体しているように見えますが、1つの花です。
「照緋紅吹詰」という名前。
なにやら言われありそうな名ですが、検索しても大阪公立大附属植物園の記事ばかり出てきます。
こちらのツバキには「玉娘」という樹名板がありました。
検索しても全く出てきませんが、なかなか可愛い花でした。
このピンクのツバキは、「笑顔」だと思います。
結構早い時期に咲く品種で、明るいピンクの花を見たら自然に「笑顔」になります。
ちょっと花弁が傷んでいますが、乙女椿の紅色バージョンのような花。
「紅日向」という品種です。乙女椿は見られませんでした。
続く2種類は、品種名が不明。
どちらも一重の花弁に黄色い蕊の、いかにもザ・椿です。
ここまで赤いツバキばかりでしたが、1種類だけ白いツバキが咲いていました。
こちらは「菱柄」という品種。
一重の花弁に黄色い蕊もいいですね~
ツバキ山の背後には、有名なメタセコイアが見えています。
続いては・・・
実はこちらはツバキではなくサザンカの一種。「唐衣」という品種です。
ほとんどサザンカは終わっていましたが、こちらだけ花がみられました。
これでツバキのご紹介はおしまい。
今回、投稿するにあたって一応ネットで品種名を確認したのですが、ほとんど出てきませんでした。
ヒットしたものも、ここ大阪公立大附属植物園のツバキの記事ばかり。
珍しい品種なのか、ツバキの品種が多すぎてきちんとした図鑑が公開されていないのか・・
名前にこだわるのはやめて、花を素直に楽しむのが正解かもしれませんね。
といいつつ、明日から2回に分けて、咲いていた梅の品種のご紹介です~
【撮影:2025/3上旬 大阪公立大附属植物園】