大山に行ってきました！（登りその２）

大山の上りは全部で28丁。
1丁ごとに石の道標が立っています。
また、途中のちょっと珍しい場所にはちゃんと説明が・・・
そういうのを見ながら登っていくと、何とかへばらずに登れました。

こちらは14丁目付近にあった「牡丹岩」。
　
足元に見られる丸い岩のことで、牡丹のように見えることから名づけられたそうです。
調べてみたら、タマネギ石というのが一般的なようで、平塚市博物館のHPに詳しい解説が載っています。


こちらは15丁目付近にある、天狗の鼻付き岩です。

立札の右手にある岩には丸い穴が開いていて、これは天狗が鼻で突いてあけた穴と言われているそうです。


やっぱり私は鼻より花・・・
なんですけど、さすがに11月になると花がないですね～
こちらはアザミの花後になりかけでしょうか。


この頃になるとさすがに足が攣りそうになってきました。
ベテランたちも、「あとどのくらい？」、「結構岩多いね」などの会話が飛び交います。
休み休み登ります。
20丁目付近の富士見台。その名の通り、富士山がくっきり見える絶景の地！


・・・のはずなのですが、遠くはもやっていて富士山のかけらも見えません。
それにしても、こんな場所に遠く江戸時代にはお茶屋さんまであったそうです。
ここでみんな一息ついたのでしょうね。


この辺りで、ようやく花の姿が。
先ほど枯れかけの花を見つけたアザミですが、こちらはまだ綺麗に花を付けていました。
丹沢山系に咲く、ホソエノアザミのようです。


あと8丁です。ゴロゴロ岩から少し緩やかな登りになりました。


このまま頂上まで行けたらいいなと思っていましたが、甘かった！
最後の最後にまたもや急な岩だらけの道が待っていました。
でもここを抜けたら頂上、必死で頑張ってようやく本社に到着！！


よくやった！自分をほめてあげたいです！！
他の人に遅れることなく、ほぼコースタイム通りに上れました。

無事頂上に着いたものの、山頂は押すな押すなの人だかり～
山頂には３つの社があり、それぞれに手を合わせて無事に登れたことに感謝。
写真は奥の院です。


また行列ができているので何かと思ったら、山頂の碑の前でみんな写真を撮るために並んでいました。
今回は私たちも並んで、後ろの人にお願いして記念撮影です。
とりあえず、人がいない時にパチリ。
同じ1200mでもドライブウェイで登る伊吹山とは満足度が違いますね～


人が少なかったらもっといいんでしょうけど。

山頂で見かけた黄葉と赤い実。カマツカでしょうか。




山頂からは東京の高層ビルまでよく見えました。
みんなスカイツリーが見えるとか、あれは東京タワーとか騒いでいましたが、私は全然見つけられず・・・


何とか場所を見つけてお昼ご飯のおにぎりを食べ、甘いものを分けてもらいしばしの休憩～
攣りかけていた足も治り、また元気が出てきました。

（下り編につづく）

【撮影：2021/11上旬　神奈川県大山】