先週京都府立植物園に出向いたのには訳がありました。
あの花が満開のはず!
ということで、途中でアサギマダラのトラップはありましたが、無事湿地ゾーンに到着。
足を踏み入れる直前、ツリフネソウの群生に圧倒されます。
8月、9月と1つ咲いてる、2個あったと喜んでいたのがウソのよう。
こんなに沢山咲いていました!
大好きな白花も!
白いツリフネソウが好きなのでついついそちらを中心に撮ってしまいます。
はい、お口あーんとあけてね!
実はこの前の週に出かけた宇治市植物公園でも同様の群生を見かけていました。
もっとワイルド。
でも一つ一つの花はとても繊細で美しいです。わりとお気に入りの一枚。
ということでお目当て前に嬉しい出会いでした。
そして見たかった花も、しっかり群生~
そう、サクラタデです!
こう言うのを関西(大阪?)では「アホほど生えてる」と言いますが、ほんまにアホほど生えていました。
近づくと繊細な花の魅力に一目でやられます。
こんな時ほど、もっと写真を上手く撮りたい!って思います。
先日行った湿原のアプローチでは白花ばかりでしたが、こちらが普通のサクラタデ。
淡いピンク色です。
サクラタデはタデ科イヌタデ属。
そう、あのイヌタデさんのお仲間なんです。
でもイヌタデが全然花を開かないのに対して、こちらはガラス細工のような繊細な薄ピンクの花を沢山咲かせます。
京都府立植物園のサクラタデ、湿地ゾーンだけではなく、最近はもう一つの湿地や、四季彩の丘にも咲いています。
結構繁殖力は強そうですね。
もう一つの湿地にて。
四季彩の丘にて
ところで、今回調べて初めて知ったのですが、タデ科は古い種類の科で、花弁と萼片の区別がないそうなんです。
なので、このサクラタデもそうですが、タデ科の花びらのように見える部分を「花被片」と呼びます。
サクラタデは花被片の美しさではピカイチですね!
しかも、「雌雄異株」。えーっ!これこそ知らなかった。
というわけで調べてみると、どちらの株の花にも、雄蕊・雌蕊両方あるそうです。
ではどこで区別するかと言うと、雌蕊が高く突き出しているのが雌花、雄蕊と同じか低いのが雄花ということになります。
ということで、撮った写真をがんばってトリミングし、コントラストを強めて見てみました。
まず、湿地ゾーンでみたサクラタデ。
三裂した雌蕊が飛び出していますね。ということはこちらは雌株。
結実して種ができるそうです。
一方、四季彩の丘で見たサクラタデの一部を大きくしてみると・・・
分かりにくいですが、8本ある雄蕊が外に飛び出しているようです。
ということは、こちらは雄株!
いや~、知ってるつもりで知らないことって多いですね。
調べてみて、結構面白かったです。
【撮影:2020/10/3 京都府立植物園】
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これは、清楚で綺麗ですねぇ
そして、大好きなサクラタデ、
花びらじゃなくて「花被片」……(@_@)
そして、雌雄異株……(@_@)
何気なく蕊は違うと思っていましたが、
咲く順番で違うのかと思っていました。
知らないことたくさんです。勉強になりました😉
おはようございます。
出会いたかった花はサクラタデさんでしたか?
その前にツリフネソウに出会われて、その花よりサクラタデ。
なつみかんさんの恋心をくすぐるだけのことはありますね。
開田高原ではタデ科の花が多い中、サクラタデはまだ見た記憶がありません。
萼片と花弁の区別がつかないのは花被片、便利な植物用語ですね。
サクラタデは雌雄異株と言うより、異形花柱ではないでしょうか?
どちらの花も結実するかどうかを調べて見ないと何とも言えませんが、短花柱花と長花柱花の二つの花があるのではと思っています。
レンギョウの花などにも見られます。
もしサクラタデの雄花が結実しなかったら、雄花と雌花の雌雄異株だと言うことになります。
確信のないことを申し上げました。
お許しのほどを。
昨夜は有難う御座います!
ツリフネソウは日光では見ること出来ませんでした。
まして ( 白花 )は初めてでした。
とっても嬉しいです!
サクラダテは緑が丘公園で出会いましたが
望遠レンズしか持たず、改めてマクロを持って行ったら、草刈りしていました。
アップで挑戦したかったのデスが残念でした。
苦手分野ですが(笑)
ツリガネソウの群生、素敵!
流石京都府立植物園、恐れ入りました。
行ったときは是非行ってみたいです。
ツリフネソウの群生、すごいですね~!@@
白いツリフネソウは見たことがありません。
まあ、レディーが大口開けて!って感じですね。
サクラタデもばっちり撮れましたね。
淡いピンクが美しいです。
雌雄異株なのか、異形花柱なのか、私には分かりませんが、花の形に2種類あるということですね。
トリミングしてこれだけ綺麗に見えるとは、小さい花なのに素晴らしいです。
なつみかんさん、凄い!
こちらは、急に、師走の気温で、寒い位です。
アサギマダラ、よかったですね。
こちらまだ、遭遇できていません。
サクラタデ、雄雌異株、本当に驚きです。
みん花時代、女子力高めの、蕊とか言って、会話していたのを思いだします。
私も、マクロで、観察してみます。
マクロレンズでも、なかなか、ピントを合わせるの、難しいですが、今回のお写真、よくわかりました。
ありがとうございます。
白の釣船草、今年は見られないかと思っていましたが、出会えてよかったです^_^
サクラタデの花にですが、元々は、花弁と萼を合わせて、花被片と言うらしいです。
で、そもそもタデ科は花弁と萼の区別がつかないそうなので、花被片が正確かなと思いました。
まだまだ修行が足らず、調べるたびに驚くことばかりです。
今度は実がなるまで、追ってみたいです〜(^-^)/
釣船草も好きなのですが、今年は割とあちこちで見たので、ちょっと軽くあしらってしまいました(笑)
サクラタデ、特に府立植物園のサクラタデは大大大好きです。
ピンク色が絶妙!
年々咲いている場所も増えて、嬉しい限りです。
もちろん開田高原にもあると思っていたのですが、見られないのですね??
里の方が育ちやすいのでしょうか。
(と言いつつ、宇治の方では見たことがありませんが‥)
雌雄異株の件は最初に見たとき、私も違和感がありました。
で、色々なサイトで調べてみましたが、最後は松江の先生のサイトで、「雄株には実がならない」と言う説明と、雌株に付いた実の写真を見て、なるほどと納得しました。
実際に2種類あることもわかりましたので、今度は実がなるかどうか実際には観察したいと思います。
異形花柱というのもあるのですね。
なんせ、専門で植物を学んだわけではないので、日々勉強です。
また色々ご指導くださいませ〜
日光にはツリフネソウは見られなかったのですか?
もう終わっていたのか、元々咲かないのか‥
前に日光に行った時は、キツリフネが綺麗に咲いていましたよ(^.^)
サクラタデ、可愛くて上品で最高ですよね♪
たしかに望遠レンズで撮るのは難しいかも‥
草刈り、ガッカリしますね。
私もこれまで何度煮え湯を飲まされたか‥
草刈りされる方は、全部刈るのが仕事だから仕方ありませんが、貴重な花、美しい花くらいは置いておいてほしいですね〜
サクラタデは本当に可憐で上品です。
透明感のある花弁・・もとい花被片と、可愛い蕊のコラボが魅力ですよね。
どうしてもピントがバッチリとはいかなくて、ガッカリすることが多いです。
綺麗といってくださると嬉しいけど、褒めすぎですよ~^^;;
白いツリフネソウ、珍しいですよね。
私もここでしか見たことがありません。
それも割合的には1割にも満たないくらいでした。
でもその分目立っていましたよ~
大口開いてなにしてるの!って注意しておきました(笑)
喉仏みたいな蕊がよく見えました。
今年はキツリフネを見逃したので少し残念です。
お久しぶりです!
なんとそちらは師走の気温なんですか@@
お風邪を引かれないよう、お気を付けくださいね。
先週は爽やかないいお天気で、京都府立植物園ではアサギマダラの他、色々な花たちが見られました。
いいシーズンなので、今週も出かける気満々だったのですが、台風なので引きこもりに変更です・・・
私もmamasanみたいに美味しいお菓子でも作れたらいいのですが・・・
mamasanのサクラタデのマクロ写真、楽しみにしています。
ぜひ撮ってきて投稿してくださいませ^o^/