今回水源の里・古屋を訪れたメインの目的はクリンソウでした。
それ（＋ジギタリス）が見られたので大満足。
でも昔からこの地域の生活を支えているトチはどこにあるのでしょうか。
少しだけ林道を山の方に歩いて見ることにしました。
道の横にはこんな川が流れています。
花はあまりありません。というよりほぼ何もなし。
たま～にコナスビくらい。
草花の端境期ってことでしょうか。
緑は目に眩しいくらいなのですが。
お～、ここから先にありそうですね！
と思って歩いたのですが、トチらしい木が全然見当たらず。
仕方がないので、木クイズです。この木な～んだ。
分かるわけないって文句が沢山・・・
お天気のいい日だったので、光と影のコントラストが強すぎて、写真もイマ億・・・
私も自信がないのですが、細かい葉脈、対生、鋸歯が沢山のこの木はチドリノキかも。
カエデの仲間ですが、カエデっぽくない、京都府立植物園にあった木です。
そして、水辺の苔がきれ～
そうそう、こんな虫がいましたよ。ガの仲間でしょうか？
わからないので、GL先生に聞いてみたら、なんと、ヨツメトビケラとのこと。
山地性の大型のトビケラなんだそうで、オスに大きな白か黄色の斑紋があります。
メスには斑紋がないそうなので、上の写真の下はオス、上はメスなのでしょうね。
あの宇治川名物オオシマトビケラと同じ、トビケラの仲間とは思えない見た目です・・・
陽射しは強いですが、気温が丁度いいくらいで気持ちの良いウォーキングになりました。
おや、養蜂をしているらしい場所に来ました。
間違いなくトチの蜜を集めているのでしょう。蜂がぶんぶん飛んでいました。
ということはトチの花が咲いているはず！
でも何の装備も準備もなくこの先に行くのは不安だったので、ここでUターンすることに。
行きには気づかなかったこんな木が。
ぱっと見、カシか何かと思ったのですが、葉の感じが違います。
ひょっとして・・・と想像した木の名前と新芽で検索してみると大当たり。
シロダモ（クスノキ科）の新芽でした～
新芽というより、枯れかけているのかと一瞬思いましたが、これが特徴なんでだそうです。
あちらに花の咲いた木が・・・
ちょっと遠い場所にあり、花の写真が撮れたのはこの１枚。
こちらもＧＬ先生に聞いてみると、タンナサワフタギという名前が。
サワフタギより葉の先がとがり、鋸歯が荒いという特徴に当てはまっている・・・のかな？
とりあえず、タンナサワフタギに仮決定～
ここまで歩いてふと川を見ると、根元からぐにゃりと曲がった幹の木が。
なんと、葉を見るとトチノキでした！
ということはひょっとして見逃していただけかも・・・
正解！下の写真の中央の木。
ズームで見ると・・・
トチノキです！しかも点々と花が咲いてる～
そう思ってキョロキョロすると、結構木があちこちにありました。
そして花も。
遠い・高い場所ばかりなので証拠写真程度ですが、ちょっと嬉しい～
あのミツバチさんたちは、この蜜を集めていたのですね。
今家に色々な蜂蜜があるので今回は買いませんでしたが、次に綾部に行ったら必ず買います！
明日から２回に分けて、その他の木々の花をご紹介しますね～
【撮影：2024/5/25 京都府綾部市】
、
これが、トビゲラですか😵
なつみかんさん、色々な発見をしますね。
タンナサワフタギ
昔はなんだかなぁの回答をするGoogleレンズ、
レベルが上がり、正解が多いですよね。
これもAIが進歩しているからなんでしょうね
失敗するのは、私の場合ですが、写真の撮り方が
変な時です^^;
トチノキ
目的達成しましたね。ハチミツ、ミツバチの働きって凄いです。
そして養蜂を考えた人も凄いですし、
携わっているkたも凄いと思っています。
そんなハチミツ、毎日、ヨーグルトにバナナをいれ、ハチミツをかけるのが、毎朝の定番です^^;
しかし森の中では背の高い樹が沢山あるので、見つけにくいでしょうね。
「木を隠すなら森の中」ということですね。
私の印象では沢沿いに多く観られるように思います。
トチノキの花は大きくてきれいです。
近づくとよい香りがします。しかしたいていは高いところにあって、香りを嗅ぐことはできません。
蜂蜜になるとそのい香りが感じられるでしょう。
トチノキの蜂蜜、私も食べたいです。
秋になると大きな実をつけます。
いつ落ちてくるのか不安で、トチノキの下を通るときは急ぎ足になります。
子供の時に拾った実を、今でも持っています。
幾分小さくなったように思います。
充分に出掛けた価値がありますネ。
タンナフタサワギは暖かい地方の樹木で、八ヶ岳高原に自生しているのはサワフタギだそうですが・・・
葉に違いがある様ですが、写真で拝見すると私には区別がつきません。
花も集合して愛らしいですが、秋の美しい瑠璃色の実が魅力的ですネ！
栃の花・確認出来て良かったですネ！
私も良く林の中で栃の花が咲いているのを見かけるのですが・・・
栃ノ木だけが森林になっている様子は見た事が在りません。
シロダモ？
アオダモは近くの川筋に自生していますので良く判りますが・・・（笑）
樹木に詳しい、なつみかん様は何処にお出かけになっても興味津々で羨ましいです。
水源の里・古屋はトチの群生地でもあるのですね。なつみかんさん
の目的とするトチの木の花が見つからず、ドキドキしましたが、見
つかって良かったです。
トチの木は結構高い木なので、木の門外漢の私などが見る機会はな
さそうですが、写真で見ると、よく似た花を見たような気もします。
でも、木の花はどれもよく似ているので違うでしょう。
途中で登場したヨツメトビケラの話題ですが、なつみかんさんは虫
の世界も造詣が深いようで、この下りを読んでも話題について行け
ません。(:_;)
ヨツメトビケラ、見たときはてっきりガだと思っていました。
トビケラと知り、一気に親近感が湧きましたよ～
なんといっても、宇治はトビケラの名所！
仲間なんですよね。
（見た目は全然違うけど・・・）
サワフタギはハイノキ科。
その仲間はというと、この前宇治の仏徳山で見たクロバイです。
それに比べると落葉樹で繊細な感じでしたね～
トチノキ、きっともっと奥に行ったら沢山見られたのかもしれません。
でも少しだけでも見られて良かったです。
実は６月２日の投稿の最後から２枚目の写真、左奥の木にびっしりと花が咲いているのを後で見つけました。
背の高い木なので、見たときは気づかなかったんです～TT
街中のトチノキというと、千葉では並木道になっているのでしょうか？
昔々富山出張に行った時、セイヨウトチノキ？の街路樹を見たことがあります。
今検索しても出てこないので、なくなってしまったのかもです。
おっしゃる通り、街中では目立ちますが、水の好きな木なので、育ちにくいのかもしれませんね。
トチ蜜は思い出の蜂蜜です。
25年ほど前、滋賀県朽木村（当時）の山中、トチの巨木の下の小さい小屋で、トチ蜜を買いました。
今では考えられないほど安く、たっぷりと入っていました。
最近は道の駅でも売っているのでよく買いますが、貴重品です・・・
トチノキの下を通るときは急ぎ足ですか。
確かに、あの錆びた鉄球のような実が落ちてきたら痛いかもですね（笑）
水源とか源流という言葉には惹かれるものがありますね。
今回はあまり花がなかったのですが、あの苔と清流が見られただけでも満足です。
（写真には全く満足していませんが・・・）
やっぱりタンナサワフタギの方が南の樹木なんですね。
最初サワフタギかどうか悩んだのですが、地理的にタンナではないかと思いました。
他の写真を見ると、葉の感じもタンナで違和感ありません。
貴重な木を見ることができて良かったです。
トチノキの花、あまりにも高い所で咲いているので、写真を撮るのも一苦労です。
少し時期が遅かったのか、花が少なかったせいでもあります。
トチノキが1000本ということですが、トチだけというわけではなさそうでした。
アオダモはしゅわしゅわした白い花が咲く木ではなかったでしょうか？
調べてみたら、アオダモはモクセイ科、シロダモはクスノキ科で全然違う仲間でした。
シロダモの花は月桂樹の花にちょっと似た感じのようです。
木は難しいので、自生の木の知識は１年に数種類しか増えません・・・
トチノキは山の水気が多い所に生える木なので、なかなか自生の木は見られないと思います。
でも、大きな公園や、駅前、街路樹などにも使われるので、しらずしらずご覧になっているのでは。
地元宇治市植物公園のフラワーロードの手前にもトチノキの巨木があり、今年も沢山の花をつけていたようです。
意外と都会にも適応できるみたいですね。
ヨツメトビケラは、最初蛾にしか見えませんでした。
トビケラときいて飛びついたのは、地元にオオシマトビケラという虫が大量にいるからです。
でも宇治のトビケラはとても嫌われていて、観光客にも不人気です。
自動販売機に100匹くらい群がっていたら、引きますよね（笑）
私はもう慣れました。