初めましての猫の目ちゃんたち

３月に入って週末雨ばかりでしたが、かろうじて晴れ間が覗いた先週末、ちょこっと地元の山の入り口を歩いてきました。
（根性と足の力がないので、本格的な山歩きは無理です）
本当は里山に行きたかったのですが、お手軽な場所がなく、がっつり杉林の渓流沿いです。
薄暗い林内にはまだほとんど花の姿はなく、ポツポツとヤマネコノメソウだけが咲いていました。



黄色く見えるのは雄蕊の葯。花弁はなく緑色の４裂した萼があります。
面白い花なので、どなたかマクロで撮って解説してくださらないかな～


奥の方に入るにつれてますますヤマネコノメソウばかりが目立ちます。
そのうち、小さい滝が見えてきました。
流れを撮ろうとしてふと下を見るとな、なんと！
憧れのハナネコノメ発見！


咲いているのは少しでしたが、何枚も撮ってしまいました。




落ち着いて観察すると、ハナネコノメの葉はヤマネコノメソウと違いとても小さいです。
なので、知らなかったらネコノメソウの仲間とは到底気づきません。
そう思って見回すと、あちらにもこちらにも沢山。
まだ蕾もありませんでしたが、あと１～２週間したらもっと咲くのではないでしょうか。

その証拠に、帰り道、行きには気づかなかったハナネコノメの花を見つけました。


これからが楽しみです！
他にも、蕾でしたがコチャルメルソウ。


カテンソウも結構沢山生えていました。
宇治川畔のカテンソウは消えましたがあるところにはあるのですね。


木はというと、アオキの艶々した赤い実と


クロモジでしょうか。
花が咲き始めていました。川の向こうに木があったのでこんな写真しか撮れず。
でも今年は初見だったので満足です。


駐車場所から往復２時間ほどで帰路につきました。
ハナネコノメが満開になるころに、また行ってみたいです。

【撮影：2021/3/20  京都府南部】