京都府立植物園の続きです。
今の時期、植物生態園は木の花が美しく咲いています。
例えば、こちらのナツツバキ(ツバキ科ナツツバキ属)。
別名、沙羅の木、沙羅などと呼ばれています。
すぐに蕊が茶色くなってしまうのですが、いい時期に見られたようです。
タイトルにも書いたオレンジの粒々というのは・・・
一瞬ぎょっとするようなこの姿。
遠目に見るとこんな感じで結構ひとつひとつの粒は小さいです。
こちらはヤナギイチゴ。
イチゴという名前ですがバラ科ではなく、何とイラクサ科!
沿岸部の湿った樹林帯に生息する落葉低木で、雌雄異株。
ということは近くに雄株もあるということですね。
花を見逃しているので、来年は要チェックです。
生えているのは、アジサイ園の隣の蓮池から続く小川の畔で、遠目にはこんな感じ。
イラクサ科の実って、なんかチクチクしそうですが、甘くて食用になるそうです。
数年前に見たときには、鳥が群がって食べていました。
同じく実で目立っていたのがこちら。
花を見逃してしまったゴモジュの実。
沖縄や奄美大島原産の常緑低木で、ピンク色の花も可愛いです。
(2020/3初旬撮影 京都府立植物園にて)
他にも咲きはじめのキハギ(マメ科ハギ属)の花や
シロアマチャの花
こちらはバイカアマチャだそうです。
草本の花は結構少なくて、こちらのシロバナクサナギオゴケ(白花草薙尾苔)が目立つくらいでした。
キョウチクトウ科カモメヅル属。言われてみればキョウチクトウ科っぽいですね。
毎年、増えているような気がします。ツルは強い!
もう一つ咲いていたのは、超撮りにくいムラサキニガナ(キク科ムラサキニガナ属)
こちらも宇治川沿いに咲くはずなのですが、今年はまだ花を見ていません。
おそらく刈られてしまったのかと・・・
1mを超える草丈はかなりのものです。
生態園の草木の花、いかがでしたでしょうか。
明日はもう食傷気味かもですが、最盛期だったアジサイをばーっと出してしまいますね!
【撮影:2022/6/18 京都府立植物園】
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その他は、残念ながら見た覚えがないものでした。
ナツツバキは庭に植える方も多いようです。最近、投稿でもよく拝見します。
樹皮の模様も面白いですね。
キハギは近くの公園にぽつんと植えてあります。
マメ科の特徴がよく出ていて、花のない時期でも分かりますが、普段はあまり目立たない樹ですね。
それ以外は、見たことはあったかも知りませんが、名前を知りませんでした。
シロアマチャはアジサイ科ですか? アジサイと間違えてしまいそうです。
シロバナクサナギオゴケは、特徴のある花ですので、覚えておこうと思います。
ムラサキニガナは、一般的には草刈りの対象だと思います。
おはようございます。
花の命は短くて
苦しきことのみ多かりき
ナツツバキの花を見るとついこのフレーズが浮かんできます。
花は恋愛をさしているのか人生そのものをさしているのか知りませんが、翌日にはポタッと花ごと落ちているナツツバキと重なります。
根元に様々な格好で落ちているナツツバキを見るのも楽しみでした。
どこだったかお寺の苔の上に落ちている花が印象的でした。
こんなに美しい花でもたった一日でぽたりと落ちてしまう。
無常を感じてしまいます。
朝から何をしんみりしてるねん!
はい、ごめんなさい。
お早う御座います!
ナツツバキを見ると名の通り真夏ですね。
確かに美しい花は1日、1夜かぎが多いように
思います。
ヤナギイチゴはバラ科ではないのですか野鳥は喜ぶでしょうね、ゴモジュ共に美味しそうです。
そしてシロバナクサナギオゴケ、カモメが飛んでいるようでカットが良いですね~
京都も暑いのに涼しげに草花咲いていますね。
ナツツバキ、方々の公園で咲いていますね。
なつみかんさんの言う通り、タイミングが良くないとダメですね。
ツバキはどれも、傷みが早く美しい花を撮るのは難しいです。
ヤナギイチゴもそうですが、赤い実を付ける植物が多いですね。
果実を鳥や動物に食べてもらって、種を広げ子孫を増やす。
鳥や動物に見つけやすい色が赤なのでしょうかね。
黄色や青色の実もありますが、この色はだめなのでしょうか?
植物たちは何を基準に花や実の色を決めているのか、気になります。
植物全般に造詣の深いなつみかんさんなら、わかるかと呟きました。
木が弱ったので抜いて、キンモクセイと替えました。
ナツツバキは毎朝落ちた花を拾うのが大変でした。
その他の花はハギしか分かりません。
シロアマチャはアジサイ科アジサイ属だそうですが、普通のアジサイとどこが違うのでしょうか?
ゴモジュの花は綺麗ですね。
小さな実知らぬ花達も綺麗に撮れていますね。
府立植物園の花は、全部なつみかんさんの頭に入っているようですね。
今日はクーラーの効いた部屋でコメント拝見しています。
この場所で見たナツツバキは綺麗でしたね~
蕊が傷みやすいのですが、まさに咲きたてでした。
迷彩柄のような樹皮も面白いですね。
似たような樹皮の木にリョウブがありますが、今年は花を見ていません。
植物生態園、もっとユリが咲いているかと思っていたのですが、ちょっと早すぎたようです。
ヤナギイチゴの実がちょうどいい感じに見えたのですが、鳥にはまだまだ熟し方が足らないのでしょうか。
ぜんぜん食べに来ていませんでした。
アマチャはアジサイ科だったのですね。
私も今回初めて知りました・・・
しんみりしちゃいましたね。
私は言われるまで平家物語のことはすっかり忘れていました。
数少ない、冒頭を暗記している古典なのに・・・
「沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす」
でしたね。
習った時はナツツバキの花のことなんてつゆ知らずでした。
京都の東林院がゆかりのお寺のようで、6/15~6/30の間特別公開していたようです。
苔の上に散る白い花の光景はここのことだったのですね。
せっかくfukurouさんがしんみりしてはるのに、相変わらずガサガサうるさくてスミマセン!
おっしゃる通り、ナツツバキのような一日花、結構ありますね。
有名な所ではアサガオですね。
フヨウの花もそうです。
確かに綺麗な花が多いです。
元々、一日で萎れるようにプログラムされているようです。
一方コチョウランなどは2か月近く咲いていて不思議ですね。
ヤナギイチゴは実が小さいので、小鳥には食べやすそうですね。
行ったのが昼間だったので誰もいませんでしたが、早朝や夕方であれば、お食事中の鳥に出会えたかもしれません。
ナツツバキ、そんなにあちこちで咲いているんですね。
こちらではあまり見かけません。
一日花なので嫌がられているのでしょうか。
(うちの母などは、ツバキ自体、花が落ちると言って嫌っていました)
でも私はナツツバキの夏らしい花が結構好きです。
白い花弁の一部がピンクや黄緑色になることがあり、それもアクセントになっていい感じです。
そうそう、赤い実でしたね。
鳥は視覚に優れ、色もよく識別できるそうです。
雛の口の中が赤いのと同様、口が赤いと目について食べる確率が高いのかと・・・
これ、全然調べたわけでなくて、私の想像ですので(笑)
ところで、鳥は匂いはあまり分からないそうですよ。
とにかく視覚メインなんだそうです。
お庭にナツツバキがあったのですね。
いいですね~
どこかに場所があったら、私も1本家に欲しいです。
・・ってこれ以上木増やしてどうするねん!
ですが・・・
ちなみにキンモクセイはうちにもあって、毎年香りとオレンジの絨毯を楽しんでいます。
シロアマチャは普通のヤマアジサイのように見えますね。
今日、昼に整体で肩や腰をほぐしてもらっので元気になり、午後からやんたんまで行ってきました。
そこで咲いていたヤマアジサイも花が白くて似たような感じでしたよ。
林道は涼しくて気持ち良かったです。
植物園で学習して、実地で見るのが一番いいみたいです。
それにしても、今日も暑かったですね。
今は二階の部屋でクーラーをつけてコメントのレスを書いていますが、ようやく部屋の温度が30℃まで下がりました。
とっても涼しく感じます^^;