この時期の宇治川のお楽しみはケシ科のスプリングエフェメラル達。
宇治川畔の林縁で初めてジロボウエンゴサクを見つけたときは、感激でキャー♡となりました。
(なんだか、いつもなつみかんはキャーっ言ってますが・・・)
そろそろ咲いているはず・・・と出かけて大当たりです。
小さい生き物が手を伸ばしてぴゅーんと飛んでいるような可愛い花が沢山。
横から見たところ。長~い距の真ん中くらいに花柄がついています。
ジロボウエンゴサクは漢字で書くと次郎坊延胡索。
名前の由来は、伊勢地方でスミレを太郎坊と呼んだのに対して、同じように距が長いことから次郎坊と呼んだとか。
距を引っかけて引っ張りあいっこをしたようで、きっとどこにでも見られる花だったんでしょうね~
今は結構貴重なので勿体なくてできません。
林の終点にも・・・今年は去年より少し咲き始めが早かったようです。
さてさて、林縁には他にもケシ科キケマン属のお花が・・・
一番個体数が多いのが、どこにでも咲いていると言っていい、ムラサキケマンです。
全草に毒があり、ウスバシロチョウの食草になるというのは前に書いた通りです。
こちら結構美形ですね。
周りにぼんやり写っている白い花はセントウソウ。
少し時期が遅かったようで、群生しているところでは半分近くが枯れていました。
ムラサキケマンは花が枯れた後に実ができて地面に落ちますが、それが発芽するのは翌年春。
でもその時は花が咲かず、初夏に枯れ、地面に塊茎を残すそうです。
それが秋になって芽生え、さらに翌年の春にようやく開花!(Wikipediaに教えてもらいました)
カタクリの7年ほどではありませんが、咲くのは種が出来た翌々年なんですね。
枯れかけのムラサキケマンの群れに白い花が混じっています。
白い花はもうお馴染みのシロヤブケマン。
ムラサキケマンの色違いで、基本的に同じ種だそうです。
カテンソウのあった場所の近くで咲いていました。
他にもあちことに点々と・・・
ちなみに純白の花はユキヤブケマンというそうですよ。見たことがありませんが・・・
ということで今日は早春のケシ科キケマン属のお花特集でした。
でも肝心のキケマンはありません。
「関東以西の道端に生える」とのことですが、一度もそんな場所で見たことがありません。
どこに行ったら見られるのでしょうか??
そいうことで、キケマンの代わりに、同じ黄色のケシ科、クサノオウをどうぞ!
(ちょう、全然花の見た目ちゃうやん、というブーイングは置いといて・・・)
こちらも毒がありますが、花は可愛いですよ。
【撮影:2021/4/3 宇治川】
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名前だけ聞くと、兄弟のようですが、
見た目は全く違いますが、どちらも可愛い花です
そして記憶力低下している私でも
一度覚えたら忘れない花の一つです。
ユキヤブケマン、これは見たことないです(@_@)
見たら、幸運と思いそう~
クサノオウはさすがによく見るんですが、
言われるように花だと、毒があるのは分かりませんよね^^;
おはようございます。
ムラサキケマンがもう咲いているのですね。
木曽に来る前、ギフチョウが羽化していたらどうしよう?
オオムラサキの幼虫がもう目覚めていたらどうしよう?
と気をもんでいましたが、杞憂に終わりました。
まだまだ冬そのものでした。
一寸ブー。
キケマンの仲間達って書いてあったらキケマンは出てくるでしょうと思ったのに~。
一回展示会で買ったか貰ったかしたけど枯れてしまいました。
キケマン育てにくいから見たかったのに。
一寸文句言ってから(笑)
ケマンも色々ありますね~。
蝶々が好むようですが、蝶々も良く解らないから、
だんだんブログについていけなくなってる今日この頃です(;´д`)トホホ
今日は一転、寒い日になりました〜
ジロボウエンゴサクは、姿も名前も可愛くて大好きな花の一つです。
去年も太郎坊、次郎坊の話を書いた気がします。
毎年同じ時期に同じ花が見られるのを感謝しなくては‥ですね(^^)
白いムラサキケマンを見た時は感激しましたが、こちらも結構年々増えてる気がします。
真っ白のを見つけたら、ラッキーかも!
今日は京都も寒いです〜
きっと木曽はもっともっと寒いでしょうね。
お風邪引かないように注意してくださいね!
チョウが羽化したり、活動するどころではないのですね。
植物が咲く時期とちゃんと合うのでしょう。
チョウといえば、うちのナツミカンに盛んにナミアゲハが来ています。
こちらは間違いなく産卵目的ですね。
じいちゃん庭にはアシナガバチが沢山!
こちらは困ります。
ごめんなさい🙏
キケマンはないのですが、ぜんぶキケマン属だったので、あんな書き方にしてしまいました。
(キケマンの「仲間」と書いてるので、嘘ではない!!)
キケマン、ちっとも見かけませんが、いったいどこに行ったら会えるのでしょうか。
しいちゃんも枯らすくらいなんですから、よほど気難しい花なんでしょうね。
わたしもあまり見たことがありません。
そういえば、府立植物園にはあったかも‥
有るんです。
ジロボウエンゴサク、スミレの名前の由来をお聞きしたらわすれないかも?シロヤブケマンは初めてです
年間通して素晴らしい宇治川ですね、
これからますます楽しみです。
エンゴサクとケマン、似てるのですが、やはりエンゴサクの方がより優しい感じで風情がありますよ〜
ムラサキケマンは結構増えますね。
その辺でも、結構見かけます。
京都もまんぼう出ましたが、例年GWはお出かけしないので、影響なしです。
宇治川は四季を通じて楽しめるので、また通います。