とうとう発表会まであと一ヶ月
そう、今年はいつもより2,3週間も早いのだった
楽器店主催の発表会なので、個人の時とはちがい、
1枠3時間という制約はあるけど、内容は比較的自由がきき、
楽器店がいろんな事を進めてくださる分、レッスンに専念できるというメリットがあります。
ただし、ご一緒するほかの3教室は生徒さんが1,2人ずつなので、
(今は少子化、習い事の多様化で、生徒さんがいない教室もとてもふえています)
まとめ係として、いろいろ考えて悩むこともありますが、
支えられることはもっとあり、
同じ音楽仲間であるほかの先生に会える、大事な機会です
さて、そうして出来上がったプログラム原稿をながめ、よろこぶ私
いろんな生徒さんの音が流れてきます
数年前までは、生徒の選曲はほとんどこちら側でした。
集めた山のような資料からその子にあった曲を何曲かピックアップして、弾いたり話しながら一曲を決めてもらったり、
また、年によっては、テーマを決め、たとえば「くるみ割り人形」だとか「サウンドオブミュージック」など、
全曲自分でソロと連弾にそれぞれの子に合わせて編曲していました。
ものすごくがんばって、生徒の発表会をしているんだと思っていましたが、
ある時、もしかしたら、生徒が主役と言いながら、自分の発表会だと思っている気がしました
今は発表会の曲を決めるのは、ほぼ生徒さんになりました。
自分達で選んでくるそれは、私の心配をよそに、その子に合った曲で、
中にはそれは今年は難しすぎる、と思う曲もあるのに、
そしてたしかに指導はそれは大変なものになることもあるけど、(私は真剣になるとうんとこわいぞ)
自分で弾きたいと決めた曲のがんばり方は、時に信じがたいほどのものがあり、
舞台の上の生徒さんの笑顔から、私はいろんな可能性を学ぶことになるのです
(これは、でも正解がそれだというのではなく、教室によって、
それぞれの発表会がありますね。文章がへたで、まだ限りなく言いたいことあるけど)
みんなで力と心を合わせてがんばりたい発表会、
そして、なんかスムーズと思っていたプログラムで、
・・・私の弾く曲考えるの忘れていた
ファイト