いよいよ教室の発表会の日
この日に向けて、小さい子達から大きい生徒さんまでみんながんばってきました!
私も、できるだけみなが出られる日にちを選ぶところから、
曲の決定、曲アレンジ、進行の打ち合わせ、プログラムの作成、
「もし子供がミスをしたら傷つくから、出ません。」というおうちの人とも話し合いをしたし、
直前になって、速度を3倍くらい遅く弾いてくる子に訳をきいたら、
「失敗しないようにさせたいから、これでいいのです。」というおうちの人に
また話し合い、私なりの考えを伝えてきました。
いろんな思いでいっぱいで、
明け方まで寝付けなかったけど、まあゆっくり起きようかな、と思っていたら、
朝6時、耳元で「ピンポン」と元気な、とあるグループ通信のお知らせ音
見ると、急ぎでない用件が・・・
ともあれ、寝坊をしないですんだし、早起きは三文の徳発表会の一日を、長く楽しめると思ったらいいですね
そうして午後、ホールに。
最終打ち合わせも終わった開演前のロビーには、
新しいワンピースを着ておうちの人に写真を撮ってもらっている子
うれしそうに今日の応援団の紹介をしてくれる子、
お母さんと楽譜を見ながらひざでピアノを練習している子
すっかり緊張して固まっている子
(緊張をとこうとした私の寒いダジャレに、いっそう固まってしまった)
それから、応援してくれるお父さんお母さんに、おじいちゃんおばあちゃん、お友達・・・
発表会は演奏する生徒さんの思い出でもあり、その周りの人みんなの思い出でもあるのですね。
いよいよ開演のブザーが鳴り、
自分が弾きたいと思って、一生懸命練習してきた曲を、舞台で精いっぱいに演奏する生徒さん達、
一人ひとりに、笑ったり、泣いたり、いろんなエピソードがあり、思いがあります。
今日のこの演奏は一度きりだけど、がんばってきた思いが、宝物となって心に残り、
次へのステップとなりますように
生徒さんの演奏が終わったら、私と娘の連弾で、先日日記にも書いたドビュッシーの「子供の領分」より3曲を、
頑張り屋のみんなに心を込めて。
(舞台に上がると、緊張する生徒さんの気持ちがよくわかりますそして温かい拍手のうれしさも)
力不足の私ですが、多くの人の温かい協力のもと、無事にみなの笑顔いっぱいの発表会ができたことを、
なによりも幸せに思い感謝したいです。
もちろんこの日のお風呂には、この日のためのとっておきの(いえ、おまけでもらったんだけど)
オレンジとハーブのバスソルトを
さあ、ここからまたスタートです