lemonの日記

音楽、トールペイント、パン、猫のみかん

祇園祭・山鉾巡行へ

2013年07月19日 | 日記

祇園祭の宵々山を見ることができて、喜んでいたら、

一昨日は、思いがけず、山鉾巡行を観る機会に恵まれました

やはり動く山鉾は、通りでたたずんでいる時より一段と大きくて美しいです!

烏丸御池の交差点を通るところ。

お囃子は、ちょっと聞いた感じは同じ風に思っていましたが、

山鉾によってそれぞれ違い、またさらに、大きな通りを進む時、「辻回し」の時、など

いくつもの調子があって、一年かけて練習されるそうです。

孟宗山の平山郁夫の「砂漠らくだ行(日)(月)」の胴掛絨毯。まさに動く美術館ですね。

子供にも人気の蟷螂山。かまきりのからくり人形は、中でたくさんの紐で動かしておられるそう。

当日鉾に乗れるのは男の人だけですが、山鉾を組み立てた時の「牽き初め」の行事には、

近所の子供たちや女の人も牽かせてもらえるのだそうですよ。

 大きなビルの3階くらいまではあるから、お囃子の人もだし、屋根の上の人になると、

相当高い所にいるわけですね

この人達が、山鉾がビルや電線などに当たらないように調節するのだそうです。

 

小さな通りの時は、本当に間近で見られます。

 

昔は、鉾から、通り沿いの家の二階や三階に「ちまき」がまかれたそう、

それを手にすると縁起が良いということですね

人の身長位もある車輪。引づなを持つ人には、時々外国の方もいましたよ

巡行が終わった山鉾は、その地区に再び戻り、迎えられます。

山鉾町の家々には、鉾に乗った人たちが作った折詰が届けられ、

それを家族みんなで分けていただくことで、また一年間元気に過ごせるという事です

千年もの間、大勢の人の思いがつながるお祭り。案内してくれた友人に、心より感謝です。