なわて仮説サークル

 仮説実験授業の話題を中心にいろいろなことが毎回話題に上がっています。ぜひ,参加してください。

6月例会

2011-07-03 10:06:00 | ノンジャンル
                              2011年6月号
   〈6月18日(土)14:00~18:00 四條畷学園科学準備室〉

[参加者]
音田輝元、西村寿雄、渡辺慶二、水口民夫、畑中真一、笠井亮、
中嶋典子、雁金隆、石本裕樹、雁金美佐枝、永岡修、岡部智子、
松本敏子、大月正雄、岡田和成   15名

□音田輝元「イベントに協力を」「ホウ砂」「もし原ノート」
 7月8月のわくわくにみなさん協力ください。高齢者大学では、これからSA子ども研究科の規模を広げたいです。仮説の教師を支援し、学生に向けての仮説の講座もしたいと思っています。17日(金)には畑中君に来てもらい、講座をしてもらいました。最近、小原さんの資料《もし原》ノートを読んでいます。小原さんの進め方がすばらしいなあと改めて感じています。

□畑中真一「しんどい毎日の中でのうれしい瞬間」「教師10年山あり谷あり」「ドキドキ科学通信」
 《もし原》が終わったら、クラスの子どもたちは立ち歩く、マンガを読む、暴言をはく・・・などつらい雰囲気になってきました。やっぱり仮説しかないと思い、土曜参観では〈ころりん〉。とても盛り上がりました。その後も〈しゅぽしゅぽ〉をしました。おとなしい子が活躍し、やんちゃな子も討論したり、とてもうれしく感じた瞬間でした。

□笠井亮「わくわく理科」「《花と実》授業書を終えて」「《もし原》で楽しむ先生
板倉さんの総合読本「潜水コップで水の中にもぐったら」の感想を書いてもらいました。《花と実》では、お話について「文章がいい」「自分のわからないところがわかった」などの感想がうれしかったです。中2には《もし原》の感想を書いてもらい、「1週間に1度の授業を楽しみにしています」とラブレターみたいなものをもらい、とてもいい気分でした。

□西村寿雄「放射線とシーベルト」
 「放射線はこわくない」というと、反発する人もいる。だから扱いは慎重にしていかなければならないと思っています。山本さんのプランを単位のことなど、気になるところを編集し、小学生向けのプランを作りました。

□渡辺慶二「あなたはどう考える」
 電車内での騒ぎの投書を取り上げました。子どもたちが大騒ぎ、優先座席に座っていても教諭が注意しない。本当にこんなことがあるのだろうかと思いました。私も現職のときは、電車で子どもたちを連れていくのに、気を使いました。橋本知事の「起立条例」には反発したい。「旗幟鮮明にして妥協する」これが一番いいのでは。

□水口民夫「仮説対話」 
 植物のミニ問題集「サツキとツツジ」をしました。「台所で大気圧を体感する」という記事を読み、実際にサークルでやってみました。予備実験一切なしでしたが見事に成功。ボウルの中にアルコールをいれ燃やし、2つをくっつけると、力を入れても、はなれなくなりました。

□岡田和成「続・いちばん星」
日曜参観では、歴史カルタ、折り染めうちわをしました。保護者からの感想も取り、いい感想をもらいうれしかったです。モルQを流行らそうと思っています。子どもたちは楽しんでいます。学年では「ドラクエドッジボール大会」をしました。クラスでしている《生物と種》も、学年団にも紹介しました。

□松本敏子「みなみのかぜのたより」
 直島に旅行に行ってきました。ベネッセの社長が気に入り、ミュージアムが作られた所です。とてもいい雰囲気でした。お金がかかるので、ボーナスが出たら行ってみたらどうですか。現在介護休暇中。毎日が日曜日で、母が何をしても心がゆったりとしていて、腹が立たないというのはうれしいことです。

□中嶋典子「3年生と〈タネと発芽〉」
 とうもろこしのタネがよく発芽しました。1粒のいちごをみんなで食べました。とても喜んでいました。2年生には《似ている親子》をしています。時間が限られているので、1学期中に終わらせられるよう、がんばっていきたいです。

□石本裕樹「学校へ行こう」「〈赤ちゃんの秘密〉」
究極最多列賞が出ました。1/2002の確率です。日曜参観には、ぞうきんホッケー、人間ボーリングをしました。ぞうきんホッケーは、スポンジボールをぞうきんでホッケーのように打ち合います。マットの上でそれをキャッチできたら1点です。〈赤ちゃんのひみつ〉というプランを新大阪の会で受けてきました。自分が赤ちゃんが生まれたばかりだし、知ってそうで知らないことも多く、楽しめました。

□大月正雄「クロアリを飼いませんか」
  女王アリを飼っています。えさはいらないけど、水分はいります。アリはコンクリートを通したアルカリ性の強い水を飲んでいます。女王アリを見つけるのが大変ですが、飼ってみませんか?

□永岡修「笑顔で元気」
  箕面の富田さんの影響から、手書きで学級通信を作っています。「にじ」という歌の手話を取り入れた歌をわが子に教えてもらい、クラスでもやっています。2年生とは《似ている親子》で楽しんでいます。

□岡部智子「ものづくり体験」
 1年生の子どもたちはアリ探しに夢中。土曜参観では、「紙トンボ」作りをしました。たくさんの保護者が来て、160セットがたちまちなくなりました。サークルでは、「ぱくぱく猫ちゃん」「ピカチュウ」作りなどのものづくり体験もしました。


ひとこと
 なわてサークルは、授業プランの発表があったり、クラスの実践の発表があったりとバラエティーな内容となっています。これは、メンバーの研究している内容が違い、いろんな立場の方が集まっているからではないでしょうか。
僕自身はこの2カ月学校でも楽しく過ごしています。ほとんど不満はありません。なんとうれしいことでしょう。これも、自由に仮説をし、自分のやりたいことができているからだと、思います。こんな時期には、仮説を広める活動に力を入れたいと思っています。まずは身近な自分の学年から始めます。いい報告ができるといいのですが。
記録 岡田 和成
今後の予定
7月23日(土)15:00~ 大東市立市民会館
                 (わくわく科学教室のあとで)
8月27日(土)9:00~ エルおおさか「小原さんの会」



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