気まぐれ猫の徒然の日々

気楽に、時々思いついたことなどを書きつづっていきたいと思います・・・。
諸般の事情で絶賛引きこもり中。

STER TREK

2009-06-06 14:36:48 | その他

書くのがかなり遅くなったけど、映画「STAR TREK」を見に行った。

トレッキーを自認する俺としては、当然公開初日に、である。
無謀にも、夜勤明けで眠らずに・・・。
上映までの待ち時間は、持ち込んだVAIOで「STAR TREK」のオリジナルを見てる、といった (トレッキーとしては) 贅沢な過ごし方をしながらね。

あ、今回の感想は、「トレッキー」としての “私見” が思いっきり入っています。
冷静な感想は到底無理。
そこの所をご理解の上、お読みくださりますよう、お願いします。


正直、見る前はかなり不安があった。
監督自ら “リ・イマジネーション” 作品と言ってるし、果たして「トレッキー」 (の末席を汚している) 変に知識を持ちすぎている自分を、満足させてくれるのかとか。
最近よくある、「一番の見所は “予告編”」 ってやつじゃないか・・、とか。
夜勤明けだし、途中で眠ってしまったら勿体ないよなぁ、とか。  なんたって、すごく見たい番組を見ながらでも眠ってしまうやつだから・・・。


で、見た感想は・・・、面白かった
いつものように、ストーリーには触れないが、最近見た映画の中では、群を抜く面白さだったぞ。
夜勤明けの眠気を吹っ飛ばしてくれるくらい。

正直、突っ込み所はいくつもある。
でも、そんなことはどうでも良いように思えるぐらいのめり込んで見られた。

ストーリー自体は、とても単純。
ハリウッド映画にありがちで、とてもじゃないが練り込んだストーリーとは言い難い。
だけど、オリジナルストーリーとの矛盾についても、ちゃんと (かなり強引だけど・・・。) つじつま合わせをしていたし、何より、最初はバラバラだった “オリジナルクルー” の結束が、徐々に固まっていく過程を見せてくれたのがうれしい。

長年の「トレッキー」としては、チェコフのロシア訛りの英語やら、マッコイの言い回しが懐かしいやら、ファンサービスも色々としっかり入れてあって、うれしくなってしまった。
にしても、チェコフ、優秀過ぎ。
本来、スポックの役割であるはずの台詞を取っちゃってるぞ。

そのスポックはと言うと、またイメージピッタリ。
ストーリーが進むにつれて、どんどんスポックそのものになっていく感じで、すごくよかった。
レナード・ニモイ (オリジナルでスポックを演じた方) が絶賛したのも判るなぁ。

オリジナルの「STAR TREK」は、宇宙を舞台にした人間ドラマって感じなんだけど、今回の映画はアクションSF?になっている。
その “アクション” の見せ方はとてもうまく、息つく暇も無いくらい畳み掛けてくる。
こんなのは「スタ・トレ」ではないって言う意見も有るだろうが、俺としては、偶にはこんな「スタ・トレ」も良いかなって思ってしまった。
このパターンばっかりだと嫌だけど・・・ね。
でも、この終わり方だと、シリーズとして続編が作られそうな気がするなぁ。


ホントはね、初回の上映時には、久々の「スタ・トレ」に感激しちゃって、冷静にみられなかったのさ。
完全な寝不足だったから、当然の結果かもしれないが・・・。
仕方が無いんで、うちに帰って一眠りした後、もう一度見に行ってしまった。
メンズデーで千円だったし。

落ち着いて見ても、やっぱり面白かった。
近くで見ていた (おそらくは “オリジナル” を知らない) 若い男性の二人連れも「もう一度見たい。」と言っていたくらい。
何はともあれ、心の底から楽しめた映画であった。



最後まで残った謎が一つ・・・。
地上で建造した「エンター・プライズ」をどうやって宇宙まで上げたんだろう・・・。

コメント (3)
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